1回
2018/10 訪問
２年連続食べログ百名店の人生ラーメンを築き上げた師匠の店
屋根の上の信号機が青なら営業中、赤なら非営業のサインは人生ラーメンと同じで、青信号を確認し板塀で囲われた敷地内へ、木の扉を開け入ります。左手に川の景観が楽しめるテラス席！？外にも厨房らしきものが在り、休業日の基準!?的な看板が在りました。
良い香りが漂ってくる誘われ、アルミサッシの引き戸を開けて店内へ入ると、目の前にカウンター席、右手に厨房とその中には師匠。左手に座敷とガラス越しに鬼怒川が目に入ります。
カウンター上に貼り出されたシンプルな？？？メニューを見て、「昭和のラーメンは、大盛りできますか？」『できるよ！』って事で、連れと共にオーダーしました。後を追うように、未注文だった先客も同じ注文が入って、師匠は昭和のラーメン大盛×3の調理に入ります。
大きな鍋に4.5玉の麺が投入され、仕切りもザルもない、ゆったりした湯の中で麺がアクロバティック動きで踊っています。まな板の上には、まるで機械で切られたように同じ厚さで切りそろえられた、チャーシューがもたれ掛かって横たわっています。
丼に琥珀色のスープが張られ、いよいよ麺上げ！箸でたくし上げたまま、ザルを添え湯切りされた麺を、同じ方向を向いたままの状態でキレイにスープに沈められます。素早くチャーシュー、2種類のネギ、メンマ等の具材が盛り付けられて、カウンターの影でほぼ見えない小さな寸胴から、レードルですくいあげた透明な液体をネギ中心にかけると！泡立ちながら湯気があがります（ラードかな？）、再度レードル小さな寸胴へ入れた瞬間「じゅぅ～っ」と音がします（やっぱり油だな）再びすくいあげた透明な油を、今度はチャーシュー中心に回しかけて完成です。ふと麺を茹で上げ終わった大きな鍋を見ると…ん褐色がついているぞ！！麺はただのお湯でなく出汁的な何かで茹でている！！
艶やかで美しいビジュアル昭和のラーメンが到着、パット見は人生ラーメンとそっくりですが、表面つやつや！麺は若干太いように感じます！！
先ずは撮影して、早速琥珀色のスープを口へ…先ずほのかな甘み（野菜？）を感じ、豊かな香り（鴨油だったんだ！！）が口から鼻へ抜けて行きます。醤油の味わ残しながら塩気は弱く、淡泊ながら深みのをある、旨味を堪能できる絶妙な味わいのスープです。
続いて規則正しく整列した麺に箸を差し込み、すすり込みます！人生ラーメンの麺より3割位太い感じで、確りとしたコシがありのど越し最高、加水率も多めで伸びにくいです。鴨油で軽くローストされた2種類のネギをからめて味の変化も楽しめます。見た目で感じた多めの量は、間違えなく多めで食べ進めると胃袋にずっしりと溜まってきますが、兎に角おいしいので難なく食べ進められます。
チャーシューも鴨油で軽くロースト感じで、スープで温められ程よく脂質が緩み旨味に変化していてとてもおいしい。味がも丁度良い塩梅で噛み心地も良く３枚あるので、スープに浸かっている時間を変えて事で、味と食感の変化も楽しめます！
とにかく美味しい！是非一度食べてみてください！！
でも、人生ラーメン未体験でしたら、先ずそちらから行く事を強くお勧めします、なぜなら、二年連続食べログ百名店の人生ラーメンが、色あせてしまうからです。
昭和のラーメン 大盛
つやつや
チャーシュー寄り
昭和のラーメン 大盛
昭和のラーメン 大盛 つやつや
香りが良いです
麺あげ
チャーシューに厚み
まな板で切り揃えられたチャーシュー
メニュー
だからワンオペなんでしょうか？
要塞の雰囲気
休みの基準！？
素晴らしい眺望なんでしょう。
ここで食事可能なのでしょうか？？
向って左:時代遅れ 右:人生ラーメン
2018/10/18 更新
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