12回
2022/10 訪問
例に漏れず人生最高松茸を更新
人生最高松茸、片折の中で一番良いと皆が口を揃える、松茸コースを、漸く体験できました。
この時期はギリギリまで松茸を調達に行かれているため、お昼の営業がなく、余計にプラチナシートとなっているようです。
採れたての松茸を食べる機会は数あれど、調理技術にも、裏打ちされてか、筆舌に尽くし難い感動体験でした。
また、松茸以外もすごい。
特に里芋の田舎煮は、本当に染み染みと美味さが染み込んでくる、松茸と並んで感動的な一品でした。
【松茸コース内容】
珠洲の松茸 生で
松茸粥
鰹と昆布の一番出汁
黄金蟹の真薯のお椀
クエと青梅貝のお造り
白海老の磯辺揚げ
迷い鰹の炙り
松茸の炭火焼き
辛子蓮根
鉄砲かますの塩焼きと香茸炒め
氷見の里芋の田舎煮
氷見牛と松茸のしゃぶしゃぶ
干ぜんまいの飛竜頭
煮えばな
松茸と芝茸の煮麺
鰹の漬け丼
時雨煮丼
ノドグロ丼
鉄鍋お焦げ
落花生豆腐
加賀棒茶
2022/11/04 更新
2022/04 訪問
価値観が変わるほどの4月の鮪
初めてのお昼、初めての春の訪問。
御目当てのホタルイカには残念ながら巡り合いませんでしたが、素晴らしい回でした。
特に、表題にも書いた氷見のマグロに感動。
雑味がなく、イカの甘味を感じるだけでなく、脂も軽く素晴らしい鮪でした。4月ということを踏まえると、より信じられないクオリティ。鮪に対する見解というか価値観が変わりました。毎回何かしら勉強させていただける、素晴らしい店です。
【献立】
玄米のアンフュージョン
蓬豆腐
ヤナギバチメ(ウスメバル)のお椀
木の芽、ネギ
ヒラメとサヨリの昆布締め
能登の毛蟹の蟹焼売
氷見の鮪とヤリイカ
カラスミ加賀蓮根揚げ餅
喉黒レタス
鱒鮨
白海老のおかき揚げ 屈
小浜のムラサキウニ
宇出津の鮑とアスパラ
ご飯 八幡巻き
(おかわり)ヤナギバチメの天丼
(おかわり)マグロ漬け丼
桜餅
2022/07/26 更新
2021/02 訪問
他との相対比較ではやはり素晴らしい。
約半年ぶりの片折。
内容は全然異なるとはいえ、寺門ジモンのYouTubeでちょうど更新されたタイミングでもあり、否応にも期待が高まる。
今回の収穫は朝獲れのメジマグロがこんなに柔らかくて美味しいのか、ということ。
とはいえ一番美味しかったのは、豆腐、岩茸の餅入り巾着。こういう普通の食材で唸らせてくれるところが通いたくなる。
腕が素晴らしい。
全体を通して、仕入的には厳しい回だったと思うが、他の店を回ると神回だったのがわかる。
やはり片折は素晴らしい。
【献立】
加賀野菜の炊き合わせ
氷見の雲子の洗い
海鱒と紅白大根 野芹 酒粕と白味噌のお椀
ヒラメとアオリイカの造り
朝獲れのメジマグロ
鰆の難波焼き
メダイの天ぷら ちり酢
生のクチコの茶碗蒸し
ナマコ
茶巾いなり
豆腐、岩茸、餅
ご飯
氷見牛の八幡巻き
味噌汁
メジマグロ丼
炙りノドグロ丼
毛蟹あんかけ丼
鰹節丼
苺 かおり野
あんこ入り蓮根饅頭
抹茶
【ドリンク】
五凛(最初の一献)
勝駒
千代鶴
田中六五
シャルルエドシックハーフボトル
2021/02/22 更新
2020/07 訪問
噂に違わぬ素晴らしさ。
ただ美味しいという評判だけでなく、本当に一番の、人生ベスト店に挙げる人が多いので、行ってみた。
あまり下調べせず伺ったので、想像以上に石川、富山を中心とした北陸の素材目白押しだったのと、魚介中心だったのが嬉しい誤算。
オススメの日本酒で頂いたのは、勝駒。
北陸の味覚に出会えるので足を運ぶ楽しみが持てるし、素材のレベルも仕事のスタイルも、間違いない安心感が持てる。人生ベスト店に挙げる人が多いのも納得。
そうは言っても、北陸の魚介はノドグロはじめ、どこに行っても必ずと言って良いほど出てくるのだが、岩牡蠣の美味しさは度肝を抜かれた。
鮮度が全てらしく、軽く霜降りしただけと聞いてなおビックリ。
今回は、この岩牡蠣を食べられただけでも、来てよかったと思った。
久しぶりに、季節ごとに伺いたい和食屋さんに出会えた感がする。
【コース内容】
(首の後ろにタオル)
金沢産ローズマリーのハーブティー
日本酒(竹葉)を一口
先付
茄子のオランダ煮、獅子唐の炙り、フルーツトマト
昆布と枕崎一本釣りの鰹節で取った一番出汁
アラの昆布締め ワサビ塩で
岩牡蠣ポン酢
タコの蒸し煮
氷見のノドグロ塩焼き
小浜の赤ウニと長芋の千切り
能登牛津の蒸しアワビ
石川県浅野川上流で獲れた鮎
氷見のテングサで作った心太
キクラゲ、アワビの貝柱、うなぎの蒲焼の寄せ豆腐
ご飯
白ごはん、氷見牛の八幡巻き、なめこの味噌汁
お代わり①漬け丼
お代わり②卵かけご飯
甘味
青梅と笹で巻いた水羊羹
【ドリンク】
日本酒 勝駒
2025/02/05 更新
香箱蟹の漁解禁日に予約をお願いしており、松茸もあるという奇跡のコースを堪能できました。
都内だとほぼ無理。無理かな。いや無理だね。
今年の蟹も色々凄いことになりそうな予感漂う1杯だった。
松茸は今年不作だったのがよく分かった。