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昼の点数:3.5
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¥10,000~¥14,999 / 1人
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料理・味 3.5
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|サービス -
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|雰囲気 3.6
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|CP -
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.5
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| サービス-
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| 雰囲気3.6
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| CP-
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| 酒・ドリンク- ]
「季節感満載」の会席料理を。古き良き時代の面影を残す商港町の情趣と一緒に!
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2025/10/21 更新
A Prologue 1
1、高野山真言宗の
菩提寺(御本尊「阿弥陀如来」)で、
母親の三回忌と
祖母の五十回忌
の法要を
恙なく済ませました。
2、法要後の昼食で、
岡山県倉敷市玉島の
「庭園旅館『備後屋』」さんに
お邪魔をしています。
3、昨年は
①倉敷市老松町の
「とくら」さんで
お世話になりました。
②山形県村山市の
高木酒造(株)さんの
超人気酒『14代』
・『龍泉』
(蔵元の販売価格は¥16.000。対する入手価格は¥350.000~¥500.000。)
・『白雲去来』
・『龍月』
・『双虹』
・『播州愛山』
が置かれていたにも拘らず、
「1滴も口に出来ません」
でした。
③痛恨の極みでした。
事もあろうに、
「妻の事前の許可」を
取り忘れていました。
4、今年は
「同じ轍は踏みません。」
でした。
「今日は、痛飲したい。」
と思っています。
⇩ ⇩
5、★『酒が最優先事項』となりました。
①2025年は
「饂飩」と「ラーメン」の
レビューが連続していました。
②2025年初めての
本格会席料理を頂く事が
出来るのに、
『酒が最優先事項』
の御陰で
⇩ ⇩
★「料理の『写真』は撮影」が出来ません。
★何卒、ご容赦ください。
B Prologue 2
1、当初予定していたお店は
倉敷市中央の
「ミッシュラン★の『倉敷一会』」さんでした。
2、『倉敷一会』さんは
①・現在では、
昼夜共に完全予約制となります。
・2012年開業で
43歳の「秋山 隼人」さん
が作られる
京料理のお店になります。
②「ミッシュラン★」を獲得後
初めての会食を
愉しみにしていました。
③2歳と5歳の愛孫達も法事に
参加をしてくれます。
④処が
「お子様用」料理の特別注文は
受付ておられず、
今回は断念をしました。
C Maine Chapter 1
1、「庭園旅館『備後屋』」さんは
港町玉島の「旧 黒崎道」沿い
に位置しています。
2、近隣には
①「玉島町並み保存地区」(仲買町)
②倉敷地区の飲食店では
数多使用されている
「玉島味噌醤油合資会社」さん
と
③モーツァルトの音楽を
蔵の中に流し乍ら
醸造をしている事でも有名な
受賞歴多数で
全国区の
『菊池酒造(株)』さん
等があります。
3、「庭園旅館『備後屋』」さんは
1914年(大正3年)創業の
老舗料亭旅館さんです。
4、眼下に玉島港を望む
小高い山の斜面に
食事場所はあります。
5、夫々が独立した
数寄屋造りの建物が
7棟です。
6、つまり
①1棟を貸し切りで
利用出来ます。
②今日は
「藤」(定員12名)を
利用させて頂きました。
D Maine Chapter 2
★何はともあれ
『Top Priority』について
1、岡山県津山市の
「(株)多胡本家酒造」さんの
「作州津山ビール」
「宇宙ラベル・シリーズ『ITSHA』」
で乾杯‼
2、国際ビール品評会
「ワールド・ビァ・チャンピオンシップ」
2007年の金賞受賞ビールです。
3、①ドイツの「Kolsch・Style(ケルシュ・スタイル)」です。
②ドイツに於ける「原産地統制呼称」により
「ケルシュ」とは名乗れずに
「ケルシュ・スタイル」との
表記となります。
4、「エール酵母」を使用していますが
(※「エールビール」は上面発酵です。)
「ラガービール」や「ピルスナー」の様に
低温で時間を掛け下面発酵をさせて
醸造されています。
5、食前酒は
「菊池酒造(株)」さんの
『斗瓶採り しずく 大吟醸』
です。
6、①酒造好適米➩「山田錦」
②精米歩合➩「30%」
③非加圧の「袋吊り」の「雫酒」を集めた
「斗瓶(どびん)採り」した
芸術品的な逸品です。
7、食中酒は
同じく「菊池酒造(株)」さんの
『大吟醸 燦然 あらばしり』
です。
8、「荒ばしり」=「荒走り」とは
最初に醪を搾って取れた清酒です。
①「醪(もろみ)を搾る」=「上槽」と言います。
②「上槽」は其の段階で➩・最初の「荒走り」→
・中間の「中取り」=「中汲み」=「中垂れ」→
・最後の「責め」
の3段階に分かれます。
③「上槽」は「酒質」に大きな影響を及ぼします
④「荒走り」➩・香りは「華やか」
・味わいは「インパクト」があり「ワイルド」
となります。
9、「搾り方」 ➩・「ヤブタ式」・「自動圧搾機」
➩・「槽搾り(ふねしぼり)」
➩・「袋吊り」
があります。
10、因みに
日本酒の発酵はユニークですね。
①「糖化」と「酒母」(=「酛(もと)」)
を「1つの樽(タンク)で同時に『発酵』」させる
=「平行複発酵」
です。
②「ビール」➩其々別のタンクで行う
=「単行複発酵」
です。
③「ワイン」➩「ブドウ糖」を発酵させる
=「単行発酵」
です。
E Maine Chapter 3
本日の「献立」
1、「先付」➡「※ちりめん ☆山椒」
①作って間もないモノでした。
味が馴染んで無く、稍々醬油が立ち過ぎていました。
②実山椒の時期には稍々早い為か、
彩と風味が劣っていました。
⇩
2、「向付」➡「※鯛・☆かんぱち」➩「刺身のあしらい→『※うど』」
①熟成度合いは中間で
「旨味」と「食感」の両方が味わえました。
②走りの勘八も頂きました。
⇩
3、「鍋物」➡「※白魚 卵とじ」➩「山菜→『※土筆(ツクシ)』」
⇩
4、「煮物」➡「※鰆 みぞれ煮」➩「山菜→『※薇(ゼンマイ)』」
①高級魚である鰆を超無く(殊の外)愛でる
国内最大消費の岡山県の出身者なので
大好物です。
②久方振りに身に餡を纏った煮付けで
美味しく頂きました。
⇩
5、「油物」➡「牛 しぐれ煮」➩「和牛の時雨煮」
①生姜の他にフライドガーリック入り。
②「国産牛」でしょうか。
旨味は在りましたが、
品の無い脂ぽさがありました。
③味付けも濃過ぎました。
⇩
6、「酢物」➡「あさり 鉄砲和え」➩「※浅利と分葱の酢味噌和え」
⇩
7、「御飯」➡「白米」
①会席特有の
旨味と甘味を控えた米を
硬め目に炊飯していました。
⇩
8、「香物」➡「牛蒡・白菜・すぐき」
①大変美味しく頂きました。
⇩
9、「留椀」➡「吸い物」➩「海老真丈と若布の澄まし汁」
①香り付けの「吸い口」が無く残念でした。
⇩
10、「水物」➡「苺・オレンジヨーグルト」
以上です。
11、食材の時期について
①「※」➡「旬」のモノです。
②「☆」➡「走り」のモノです。
③★「季節感」を堪能させて頂きました。
12、★『白魚』について
①『白魚』=『シラウオ』と呼称します。
a 「体色」➩「白い半透明」
b 「体型」➩「楔形」
c 「分類」➩「キュウリウオ目 シラウオ科」
d 「調理」➩「かき揚げ・唐揚げ・酢締め・吸い物・卵とじ」等
です。
②「素魚」=『シロウオ』と呼称します。
a 「体色」➩内臓が見える程「透明」
b 「体型」➩「白魚」より小型
b 「分類」➩「スズキ目 ハゼ科」
c 「料理」➩「ポン酢や酢醤油で頂く『踊り食い』」が有名
d 「漁法」➩「四つ手網漁」は風物詩
です。
③関西や中国地方の1部では
a「素魚」を『シラウオ』と
呼称する事があります。
b 是が『白魚』と「素魚」とを
混同する原因の1つかも知れませんね。
c 「シラウオの様な手」と謂う、
白く細長く美しい綺麗な手の指を
褒める慣用句があります。
⇩
もし「素魚」なら
「透明で短い手の指」に
成ってしまいます。
13、岡山県の料理について
①「醤油」と「甘味」と「塩味」が強く
「出汁」の「香り」と「風味」が弱い
傾向にあります。
②他県も含めて
「京料理」のお店の中には
「塩味」が異常に強いモノがあります。
③『備後屋』」さんの料理は
其の中にあっては
全般的に
「醤油」・「甘味」・「塩味」は
控え目でしょうか。
※酒を召し上がら無い場合には
濃いですよ。
14、料理自体のマイナス面について
残念であったのは2点です。
★「香り付け」
と
★「彩」≒「色彩のバランスや付加」
でした。
15、評価点について
「基礎点」3.50点 ➡「最終評価点」=『3.50点』
とさせて頂きました。
F Epilogue
1、季節感満載の料理を頂き乍ら
「牛飲」しました。
2、何時の間にか
帰路の助手席で牛寝して
しまいました。
3、1ヶ月以上前に
①税金込みの¥8,000/1人で
お願いをしました。
②「サービス料金」と「建物の利用代金」は
無料です。
4、人によっては、
飲料代金の方が
高くなりました。
5、「桃の節句」=「雛の節句」
の時期には如何でしょうか。
①女将さんや嫁がれた娘さんの
「雛人形」の展示もあります。
②訪れるなら
其の頃も素敵ですよ。
③お酒は
忘れずに。
6、思い出深い法事となりました。
「ご馳走様でした」。
7、『備後屋』」さんには
感謝を申し上げます。
8、時期を見て
また
お邪魔をさせて頂きたい
と思っています。