烈光さんが投稿した一心庵（岡山/中国勝山）の口コミ詳細

A　Prologue 1

唐突ですが
『健康な歯があってこその料理ですね！』


①奥歯の金銀パラジウム合金の
「インレー」が

※「インレー」＝虫歯治療で削り取った部分を充填する
　　　　　　　　部分的な詰め物

11月13日の晩飯時に
取れてしまいました。


②咀嚼も叶わず
「食事を愉しむ」なんて
言語道断です。

私にとっての
重大事件が
突如に発生した
訳です。


③皆さんも
「インレー」や「クラウン」(被せ物)が
不意に取れてしまい

「愉しみにしていた」
「料理に在り付けずに」

懊悩し意気消沈した
ご経験は
ありませんか？


④翌朝の診療開始時間
早々に
ホームドクターさんに
懇請して
診療予約を
入れて頂きました。


⑤患部は
左下の奥歯です。

a 何と
「二次カリエス」が
発症していました。

虫歯治療をする
羽目に成ってしまいました。

b 麻酔注射は
苦痛が緩和されたとは云え
進んでは受けたくは
ありませんね。

●幾たび経験しても
無意識に身構えて
しまいます。

c 機能している神経部の
近くまで削りました。

d 「後日に痛みを訴えられる
患者さんが居られます。」
「6～12ヵ月間は
様子を見てください」

との
経過観察の
説明を受けました。

e 「インレー」⇨
『コンポジット(composite＝複合)・レジン(resin＝樹脂)』(CR)
です。

・治療中に
「ピィ」「ピィ」と云う音を
　お聞きになった事が
　あると思います。
　　⇩　⇧
☆特殊な光を照射して
「硬化」させます。

※「咬合」は重要です。
　丁寧に調整をして
　頂きました。


⑥「インレー」材料について。

a 「コンポジット・レジン」➡「プラスチック樹脂」＋「セラミック粒子」

　　　　　　　　　　　　　⇨◎「保険適用」
　　　　　　　　　　　　　　▲「耐久性」や「耐摩耗性」が低い
　　　　　　　　　　　　　　▲「耐変色性」が低い
　　　　　　　　　　　　　　〇「審美性」がある
　　　　　　　　　　　　　　※「医学的寿命」≒2～3年
　　　　　　　　　　　　　　★　使用は主には前歯の部分治療

b 「金銀パラジウム合金」 ➡「昔からあるスタンダード」

　　　　　　　　　　　　　⇨◎「保険適用」
　　　　　　　　　　　　　　◎「耐久性」が高い
　　　　　　　　　　　　　　▲「金属アレルギー」リスク
　　　　　　　　　　　　　　▲金属の熱収縮＋セメント接着剤の溶出
　　　　　　　　　　　　　　　　⇩
　　　　　　　　　　　　　　●「二次カリエス」リスク
　　　　　　　　　　　　　　●「審美性」が無い
　　　　　　　　　　　　　　※「医学的寿命」≒5～7年

c 「セラミック」　　　　　➡「陶材」です。
　　　　　　　　　　　　　　 嘗ては強度や耐久性不足で
　　　　　　　　　　　　　　一部欠損も起こりました。
　　　　　　　　　　　　　　現在はジルコニアの様な
　　　　　　　　　　　　　　天然歯より高強度な素材があります。

　　　　　　　　　　　　　⇨●「保険適用外」＝「自費診療」
　　　　　　　　　　　　　　　※「インレー」→数万円・「クラウン」→10万円以上
　　　　　　　　　　　　　　◎「審美性」が極めて高い
　　　　　　　　　　　　　　※「医学的寿命」≒7～10年
　　　　　　　　　　　　　　　「一般的寿命」≒10～20年


⑦専門医の受診

◎ 健康な歯や歯茎を
維持していなければ

如何なる料理も台無し
では無いでしょうか。

・「スケーリング」(歯石・歯垢の除去)や
「PMTC＝Professional Mechanical Tooth Cleaning」(歯面・隙間の清掃)
を活用して
虫歯・歯周病予防に
努める事は

愉しく食事をするには
不可欠でしょう。


B　Prologue 2

「蒜山大根」と「山芋　銀沫」
そして
「山陰の味覚」を求めて。


①「大山隠岐国立公園」について。

山陰地方の中央部に
伯耆国の霊峰
「伯耆大山」
が
屹立しています。

・風土記の中では
唯一のほぼ完全形で
現存する
貴重な歴史的資料である

733年に編纂された
「出雲国風土記」にも

「火神岳(ほのがみ　だけ)」
の名で登場します。

我が国で最も
由緒ある山の1つです。

・中国地方の最高峰で
日本海を臨む
「単独峰」です。


②其の「大山」が
紅葉を終える
例年では
11月6日以降の晩秋に

「蒜山　大根」
　　　と
「山芋　銀沫」

を買い求めに

岡山県真庭市へ出陣します。


③「蒜山大根」について。

a 風化した安山岩と火山灰から成る
「黒ボク」
の肥沃な土壌で栽培されます。

b 夏季の冷涼な気候と
清水の天恵もあります。

c 特徴
・「強い甘味」
・「馥郁とした風味」
・「滑らかな食感」
・「少ない辛味・渋み・苦み」

d 西日本を代表する
「青首大根」の
名産地です。


④「山芋　銀沫」について。

a 全国でも
此処、岡山県真庭市勝山地区と
滋賀県愛知郡秦荘(はたしょう)町の

2カ所でしか栽培されていない
希少な品種です。

b 真庭市勝山地区での
栽培は凡そ20余年です。

c 秦荘町には
約300年の歴史があります。

「お伊勢参り」の際の
お土産としても
有名ですね。

d 「ゴツゴツ」として
「瘤のある地肌」で
野性味が満載です。

e 「近傍の名瀑『神庭の滝』の
『銀白』に煌めく『飛沫』」が
由来です。

f 特徴

◎畢竟は「強い粘り」です。

☆時間が経過しても
　「灰汁」で変色しません。

☆口いっぱいに優しく広がった
　山芋独特の香りが
　鼻腔を蕩かします。

★「かつやまのいも生産組合」さん
　が謳う

　「香味粘り　自然薯のごとく」
　「ふくめば淡雪の口どけ」

　との表現は
　幾分に
　誇張的でしょうか。

● 流石に、「自然薯」には及びません。
●「山芋」なので、口腔内では溶融はしません。
　

g 「秀品　紙箱入り　おが屑の保護・保存剤詰め」
　3～4本入り
　⇨￥4,500
　です。

h 我が家は
　「ビニール袋入り　2～3本入り」
　⇨￥2,200
　を購入します。

※「ビニール袋入り　3～4本入り」
　⇨￥1,500
　も在ります。

◎「ビニール袋入り　2～3本入り」の
　￥2,200を推奨します。
　　⇧
▲「￥1,500袋入り」⇨・個体が小型で風味が下回るかも。


C　Prologue 3

いざ出師！


①2週間程前に
あの鬼嫁が
体調を崩してしまいました。

未だに
状態が万全ではありません。

★涙を呑んで
島根県方面迄への
進軍は
諦めざるを得ない
との決断を下しました。


②本来の戦略と戦術について。

a ◎島根県松江市の
『中国山地蕎麦工房　ふなつ』さんで
蕎麦を頂く腹積もりでした。

・宍道湖大橋を渡り左折し
松江市役所の角を右折し
京橋川沿いに北上します。

b 市内のスーパーマーケットさんで

松江市矢田町の
「(有)土江商店」さんの

松江の冬の風物詩でもある

『津田　かぶら漬』を
購入する計画でした。

c そして
何を差し置いても

松江市石橋町の
「李白酒造(有)」さんで

『李白』を
肩に担いででも
持ち帰る魂胆でした。

・「李白　純米大吟醸」⇨◎酒質
　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　　　　　　・穏やかな香り
　　　　　　　　　　　　　・ふっくらとした優しい味
　　　　　　　　　　　　　・キレが良い辛口

　　　　　　　　　　　　☆箱無し　1,800ml＝￥6,600

・「李白　純米吟醸 WANDERING POET」⇨
　　　　　　　　　　　 　 〇酒質
　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　　　　　　・程好いコクと円やかさ
　　　　　　　　　　　　　・爽やかなキレ味

　　　　　　　　　　　　☆1,800ml＝￥3,850


③冬隣の11月15日に

「中国自動車道」の「落合JCT」から
「米子自動車道」へ。
「蒜山IC」で下車します。

目指す「蒜山の道の駅『風の家』」さんは
インタチェンジへの進入路出入口の
南側に隣接しています。


a 翌週の11月18日以降は
降雪の恐れが有るとの予報でした。

今日は秋麗です。
窓を開放すると「秋の爽籟」。

私の体調は「好調」で
気持ちは「上機嫌」！

車も「順調」で「快調」‼


b 予定時刻の
10時丁度に
駐車が出来ました。

c トイレを済ました後は
一目散に

外に置いてある
台車を共に

『新鮮野菜市』さんへ
入店します。

※台車は必須ですよ。

d 人混みを搔い潜り
隘路も何の其。

物色、物色、そして物色です。
台車が大活躍です。


④先ずは

a 「蒜山大根」と「山芋　銀沫」を
台車に載せます。

※大根は1本当たり
￥120～￥￥260の
値付けでした。

・昨年と同程度の値段の
同程度の外見でした。

・一昨年は最高価格が￥350程でしたが
絶品でしたねぇ。


◎￥200～260を
10本購入しました。


◎「山芋　銀沫」は
￥2,200×5袋です。

後は

b 此れも
有名で出荷量が多い
「キャベツ」×5玉です。

※品種は「初恋」です。

c 鍋料理用にと
「白菜」と「春菊」も

折角なので
台車の篭へ投入します。

最後は

d 「ビーフシチュー」用に
「セロリ」も
同乗します。

※今回の脛肉は
「宮崎牛」を使用します。

※多めに作った「ソース」は
手を加えて

・「とんかつ」の「ソース」
・「オムライス」の「ソース」

へと変貌します。

※「オムレツ」の「ソース」と
しても美味です。
　　⇩
然し乍ら
朝食用のソースとしては
重厚なので
　　⇩
静岡県浜松市の
「鳥居食品(株)」さんの
「オムライスをおいしくするソース」
￥570を多用します。


⑤「蒜山大根」と
「山芋　銀沫」
加えて
「キャベツ」と「白菜」と「春菊」は

知人等4軒へ
お裾分けです。


D　Prologue 4

昼飯は何処？


①「昼は何にする？」
「蕎麦はどうかな？」
　　⇩
「いいわね！」


※蕎麦と他の麺類と比較です。
　　⇩
・脂質は少ない。
・不溶性の食物繊維が多く
　便通の改善には良い
・然し消化は遅い


②島根県方面への侵攻は
今日は叶わないので

駐車場前の国道482号線では
右折し南進の一択です。


③「蕎麦」の二文字を
認識した其の瞬間から

頭中のナビゲーションは

岡山県真庭市勝山の
『一心庵』さんを
目的地に
自動的に設定しました。

◎所要時間≒35～45分
と瞬時に算出します。


④車のナビゲーションが
指示する経路も
念の為に確認しました。

●「米子自動車」
　　　の
　「蒜山IC」
　　　↓
　「久世IC」
　　　↓
　「国道181号線」
　　　↓
　「国道313号線」

　　⇩　⇩

●「一蹴」です。
　　⇧
★風情がありません。
★所要時間に大差がありません。
　と云うより
　車載ナビゲーションの表示の方が
　到着予定時刻が遅い！


⑤途中で
小学校の低学年位でしょうか。

2人の幼い児童が
両親らしき方と一緒に
農作業をしていました。

　　⇩

「ほっこり」

　　⇩

◎此の様にして

　自然に
・「知恵」＝「知識を活かす力」
が高まり。
・「技能」を修得では無く習得して
継承がされて行くのですね。


※処で
話が一段と脱線します。

先日の国会予算委員会に於いて
共産党議員の先生が答弁で

「我が国＝日本」の現状を憂慮して
「こんな国」と
表現しました。
　　⇩
此の発言に対して
「ネット民」の方からは
　　⇩
「日本を『冒涜・毀損・軽視』していて『祖国愛が無い』」
との趣旨の
反対意見や誹謗が
多数寄せられていました。

☆「こんな」＝「『此の様な(に)』」の「口語表現」で、「物事の状況」表現します。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　　　　「話し手が　自分の近くあるモノを指します」

　「そんな」＝「『其の様な(に)』」の「口語表現」です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　　　　「話し手が　聞き手の近くにあるモノを指します」

☆positiveとnegativeの両方での使用が出来ます。
　解釈は文脈上でします。

　　⇩　⇩

★前後関係の語脈や脈絡からすれば

「『我が国』の実情を、
　日本共産党の思想・価値観・政策理念に基づいて
『危惧』している状況を
『口語表現』したに過ぎない」

と
私は解釈し理解しました。

　　⇩　⇩

◇皆さんは同様に理解をされましたか？

◆語彙・用法には
　翻弄されますね。


⑥路傍の

「山中(さんちゅう)一揆
義民　弥治郎　生誕の地　と
弥治郎　嶽　」

の案内表示も目にします。

a 1726年12月(享保11年11月)～1727年2月に
美作国津山藩の西部に当たる
「真島郡」と「大庭郡」を
中心に起こった

農民3,000～4,000が蜂起した
「百姓(土)一揆」ですね。

b 51～52名の農民が処刑された
悲痛な史実です。

c 「弥治郎」は
一揆勢の6人の指導者＝「義民」
の1人でした。

d 『真庭』の由来＝「真島郡」の『真』＋「大庭郡」の『庭』
ですね。

e 学校の歴史の教科書には
掲載はされてはいません。

☆岡山県下では
何度も講話が開催される程に
有名です。

☆歴史上
庄屋(名主・肝煎)では無く
初めて農民が主導した
有名な「百姓一揆」です。

f 「顕彰碑」等の史跡も
多数存在をしています。

　　⇩　⇩

◎沿線では
「歴史の一端を垣間見る」事も
出来る一般道国道313号線です。


⑦到着は
11時45分と成りました。
予定時間の上限です。

※途中に於いて
交替で軽トラック2台に
先導されのが
要因となりました。


E　Maine Chapter 1


①『一心庵』さんを
岡山県下では№1に
推挙される方は
多いと思います。


②其れ程に人気の
県下では
超有名な蕎麦屋さんです。


③本日の注文について。

a 私

『無玄蕎麦　パート2』　　　　　　　　　￥1,100
『信州黄金シャモ　南蛮蕎麦』　　　　　￥1,450

b 妻

『かけとろろ　そば』(長芋・うずら) 　　￥1,050

を頂きました。

◎「黄金シャモ」　➡2005年に長野県畜産試験場が開発した
　　　　　　　　　「長野県オリジナル地鶏」です。
　　　　　　　　　⇨・「歯応え・旨味・風味」の三拍子揃いです。
　　　　　　　　　　☆　2015年「食肉産業展『銘柄鶏・地鶏』食肉コンテスト」の
　　　　　　　　　　　グランドチャンピオン大会で「最優秀賞」を受賞しました。

※「日本三大地鶏」➡・「比内地鶏」
　　　　　　　　　　・「名古屋コーチン」
　　　　　　　　　　・「薩摩地鶏」


④使用の『蕎麦の実』について。

・信州八ヶ岳産の『蕎麦　信濃　1号』➡・長野県の主力商品
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・「秋蕎麦」


⑤有名な「信州そば」⇨・「ぼっち盛り」が有名な
　　　　　　　　　　　　　日本三大蕎麦の「戸隠蕎麦」
　　　　　　　　　　　・「安曇野蕎麦」
　　　　　　　　　　　・「小諸蕎麦」


F　Maine Chapter 2

評価


①定番の『無玄蕎麦　パート2』について。

※薬味⇨「青葱の小口切り」と「摺り下し　山葵」


a 麺 ➡「蕎麦　信濃　1号」を用いた「十割」蕎麦　　

　　　　※先ずは
　　　　　蕎麦のみを賞味します。

　　　　⇨・「十割」なので「切れ切れ」
　　　　　・蕎麦の風味が弱い
　　　　　・葱を蕎麦汁に入れて　　　　→普通
　　　　　・山葵を添え　　　　　　　　→蕎麦の風味が消滅
　　　　　・食感　　　　　　　　　　　→稍々柔らかい

b 蕎　麦 ➡・「出汁の風味」　　　　　　→控え目
　付け汁　 ・「醤油の風味」　　　　　　→控え目


②『信州　黄金シャモ　南蛮蕎麦』について。

※薬味　➡「House Gabanの『ブラック・ペッパー』」


a 麺 ➡「蕎麦　信濃　1号」を用いた「二八」蕎麦

　　　 ⇨・私は「笊・盛り」蕎麦派
　　　　　・「モノ足らず」

b 蕎麦汁➡・「出汁の風味」　　　　　　→控え目
　　　　　・「醤油の風味」　　　　　　→控え目

c 黄　金➡◎「塩」でseasoningされた
　シャモ　　三拍子揃った「上質な焼鳥」
　　　　　・蕎麦との取合せ　　　　　　→微妙で難題
　　　　　・「ブラックペッパー」　　　→解脱の世界観で晦渋
　　　　　　　との取合せ


③『かけとろろ　そば』(長芋・うずら) について。

※私は賞味をしていないので
　評価は省略します。


G　Maine Chapter 3

最終評価


①『無玄蕎麦　パート2』

『最終評価点』　　　＝「基礎点」3.500点


②『信州　黄金シャモ　南蛮蕎麦』

『最終評価点』　　　＝「基礎点」3.30点＋「創造力」　　　　1.00点
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－「調　和・完成度」1.00点
　　　　　　　　　　➡『3.30点』


③『総合最終評価点』＝「2者の平均値」
　　　　　　　　　　➡『3.40点』


以上の様に
評価をさせて頂きました。


③馴染みの
『一心庵』さんです。

其れにも拘らず
妻の評価は
seriousな
様相です。


④「ねえ。ねえ。ねえ。」
「(私の)調子が万全だったら」
「今日は何処のつもりだったの？？」

　　⇩　⇩

「『中国山地蕎麦工房　ふなつ』さんかな・・・」

　⇩　⇩　⇩

「『夏蕎麦』もいいよね！」
「『ふなつ』さんで‼」


⑤「今日もご馳走様でした。」
「今日も『蒜山大根』と『銀沫』と」
「『蕎麦』が頂けました。」

「『一心庵』さん　又　お邪魔をさせて頂きます。」


H　Epilogue

　拳拳服膺‼


◎遺失物を取り戻すべく
道の駅へ！


・岡山県英田郡の
「(株)西粟倉ヒノキ醸造所」さんの

『ヒノキ　オリジナル　IPA』 ×2本　　⇨￥660/1本
『ヒノキ　ホワイト　エール』 ×2本　　⇨￥660/1本
『ヒノキ　ジューシー　エール』×2本　　⇨￥660/1本

を抱擁し乍ら
luggageへ。

☆定価ですよ。

　　⇩　⇩

◎土産には
『酒』よ『酒』よ　‼