1回
2025/11 訪問
【西麻布の白亜の邸宅で味わう、アルザスの正統派美食】
2025/11/24 更新
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大切なひとのお誕生日でお伺いをしたのは
いつか行きたいと憧れていた空間の
オーベルジュ・ド・リル トーキョーさん。 美しい白亜の邸宅に魅了され近づき、
ドアを笑顔でスタッフさんが開けてくださり
「今度予約しますね」という会話をさせていただいたのが始まりでした。
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✅フランス・アルザス本店の伝統を受け継ぐ格調高きクラシカルフレンチ
100年以上の歴史を持つ本店の正統派技法を忠実に再現。
ビーフウェリントンをはじめとする名物料理に、日本の四季の素材を織り交ぜた、本店さながらの味わいが東京で堪能できる。
✅まるで貴族の邸宅のような非日常空間と芸術的な美しさ
シャンデリアが煌めく螺旋階段、大理石の暖炉、古典絵画が飾られた待合室。
白亜の一軒家レストランは、まさにフランスの貴族邸を彷彿とさせる優雅な空間。
建築美と調度品の一つひとつに宿る美意識が、特別なひとときを演出する。
✅目の前で完成するライブ感と、心温まるホスピタリティ
ビーフウェリントンのカット、オータムトリュフの散りばめ、
ソースを注ぐ瞬間まで、目の前で仕上げられる臨場感。
スタッフさんの笑顔と細やかな気配りが、記念日をより特別なものへと導いてくれる。
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西麻布の喧騒を離れ、浮かび上がる白亜の邸宅。
イオニア式の円柱が並ぶファサードは、まるでパリの貴族の館を思わせる気品に満ちています。
この邸宅に一歩足を踏み入れれば、そこはもうフランス・アルザス地方のイローゼン。
100年以上にわたり愛され続ける名店「オーベルジュ・ド・リル」の本店の精神が、ここ東京で息づいています。
エントランスホールに足を踏み入れると、螺旋階段の上で煌めくシャンデリアが出迎えてくれました。
待合室のサロンには、古典的な神話画が飾られ、大理石の暖炉が優美な佇まいを見せています。
この空間だけでも
「このレストランを予約してよかったね」
とお相手と話しました。
アンティークゴールドの壁紙に包まれた空間は、まさに芸術作品のようです。
予約をしていた個室へとご案内いただき、
ゆったりと流れる時間の中で、この日のお祝いが始まりました。
まずはシャンパーニュ「Champagne Yves Jacques Cuvée Sélection」で乾杯。
きめ細やかな泡とともに、3品のアミューズがお出迎えをしてくれました。
蝦夷鮑とカリフラワーの一皿には、キャビア・オシェトラが贅沢に添えられ、
クレマン・ダルザスのジュレが爽やかなアクセントを添えています。
2品目の紅心大根と燻製サーモンのマリネは、ブーケに見立てられた芸術的な盛り付け。
ビーツのアクセントが色彩に深みを与え、目でも舌でも楽しめる前菜でした。
オマールブルーのスフレ仕立ては、豚足と大麦のラグー、ソース・シヴェとともに供され、ソースの濃厚さとスフレ仕立ての繊細な味わいのコントラストを楽しめます。
見た目も丸っとしたフォルムが可愛らしく
ソースはパンにつけてもいただきました。
天然平目のパンクルートは、ハーブの香りが爽やかに広がり、白菜のラグーとソース・アルベールが魚の旨みを引き立てます。
平目の柔らかさとパンクルートのところで食感が変わるのが魅力的な一皿でした。
この日のハイライトとも言えるのが、黒毛和牛フィレ肉のウェリントン。
目の前でカットしてくださり、たっぷりのソースを注ぎ、オータムトリュフを惜しみなく散らしてくださいます。
黄金色に焼き上げられたパイの層は芸術的で、中の肉はロゼ色に美しく仕上げられています。
ジューシーで柔らかな肉質に、芳醇なトリュフの香りが重なり、至福のひと時。
季節野菜のポトフが添えられ、ボリュームたっぷりながら、あっという間に完食してしまいました。
ワインは、Pavillon Rouge du Château Margaux 2012をセレクション。
メドック格付け第一級シャトー・マルゴーのセカンドワインで、エレガントでありながら力強い味わいが、お料理と見事に調和します。
デザートは、黒いちじくのロティと、その葉に見立てたチュイル、そしてヨーグルトソルベ。飴細工の蝶が舞う繊細な盛り付けは、まるで秋の庭園を思わせる美しさです。
お誕生日のプレートには、苺とブルーベリーが彩りを添え、華やかなひとときに花を添えてくれました。
ベリーのババロアと、紅茶のスポンジケーキが絶妙な味わいです。こちらはお持ち帰りもさせていただき、自宅で半分いただき、翌日も余韻を楽しみました。
食後のコーヒーとともに運ばれる小菓子も、マカロンやチョコレートが丁寧に仕上げられ、最後まで心が満たされます。
スタッフの皆様の笑顔と温かなおもてなしが、このレストランをさらに特別なものにしています。
個室でゆったりと過ごす贅沢な時間は、忘れられない思い出となりました。
次回は、華やかなメインダイニングでのお食事も楽しみです
️Le Menu Dégustation
蝦夷鮑と色々なカリフラワーの一目
クレマン・ダルザスのジュレ キャビアオシェトラ添え
紅心大根と燻製サーモンマリネ
ビーツのアクセント ブーケに見立てて
オマールブルーのスフレ仕立て
豚足と大麦のラグー ソース・シヴェ
天然平目のパンクルート ハーブの香り
白菜のラグーソース・アルベール
黒毛和牛フィレ肉のウェリントン オーベルジュ・ド・リル風
季節野菜のポトフ添え
プレデセール
黒いちじくのロティとその葉に見立てたチュイル添え
ヨーグルトソルベ
カフェ/小菓子
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Birthdayケーキ