2回
2023/11 訪問
最高としか言いようのない体験を神戸で味わう
最高すぎるお料理に終始感動でした
ここがポイント
☑️京都の桜田、徳島の以和貴で培った技が魅せる究極の逸品
☑️水、出汁、素材に拘る8千円とは思えないクオリティ
☑️器まで拘った五感で楽しむ究極の料理
季節のおすすめコース 8800円
•前菜
沖縄産太もずく、かぼす釜の神戸産ほうれん草と柿の白和、岐阜産子持ち鮎、自家製秋鮭のいくら、丹波黒豆
江戸時代の器に盛られた目にも美しい数々。どれもあっさりとした味付けで特記すべきは子持ち鮎は3日程炊き戻してから味入れした手間のかかった一品に、自家製のいくらは経験したことのないような弾力と華やかに香る柚子の風味。前菜だけでかなり満足度が高いです
•北海道仙鳳趾の蒸し牡蠣
蒸しても縮むことのないこのブリブリの牡蠣!
柑橘の風味と大根おろし、ネギで味付けしたちり酢が添えられていますが、これがびっくりするほど美味しい!
濃厚な牡蠣をさっぱりと仕上げ今まで体感したことのないような感動を覚えました。イチオシです
•大間の鮪、愛媛白甘鯛、淡路島の鯵のお造り。
最後の動画で見てほしい、この新鮮さ。マグロの脂のノリ加減は臭みなく優しく蕩け、甘鯛は藁で軽く炙ることで藁の風味が優しく香りづけられ、鯵はその鮮度の高さゆえクリクリ。山葵も本わさびを使用。花穂紫蘇まで美しい。
醤油は寝かして作ったお醤油で、ここでもちり酢が大活躍
•スッポン入り玉子葛豆腐 蓮餅 生姜と葱針打
驚くほど優しい出汁は鹿児島県産本枯鰹。葛炒り卵のとろける食感とクセのないスッポンの風味。蓮根のシャッキリ感を残した餅がトータルでバランスよく美味しい。
•島根の備長炭で炙った神奈川県産鯖寿司
鯖の赤酢寿司は脂の乗った鯖を使用し、備長炭で炙ることで芳しい香りがプラスされた贅沢な巻き寿司。海苔の香りも豊かでした
•宮崎県産トウガラシ 特製味噌にて
フィレのような赤身。自家製の味噌は赤、白、卵黄を混ぜたもので驚くほどまろやかな風合い。柔らかいのに噛めば赤身肉の風味を存分に堪能できます
•鱧カツサンド
淡路島さんの鱧を贅沢にもカツに。卵焼き、大葉。パルメザン、ウスターとケチャップ、レモンの自家製ソースで味付けされた食べやすくて食感豊かなサンド。
•飛龍頭 四方竹
銀杏、ゆりね、キクラゲが入ったふっくら、油抜きされており全くくどくなく優しく入っていきます。添えられたのは高知県産四方竹。
•滋賀県産ミルキークイーン、鰻、自家製ぬか漬け、明太、佃煮、大和しじみの味噌汁
日本一甘いと絶賛する人も多いミルキークイーンを土鍋で。この土鍋で炊く米にも力を入れられており、明日の糧になってほしいとのこと。粒感を感じられる米は噛めば噛むほど甘く、日本人に生まれてよかったと実感できます
鰻はふっくらと、タレが濃すぎず、美味しい
•抹茶モナカ、岡山極みピオーネ
抹茶を飲むような感覚で味わえるモナカは抹茶の風味を存分に感じられます。モナカは東京から仕入れたアイス専用のモナカで、デザートまで拘り抜かれています。
•ワイン、日本酒
この日はスパークリングをメインに頂きましたが、白、ロゼ共にすごく華やかで主張しすぎない、お料理の味の妨げとならないすっきりとしたものでした!お酒の主張が強すぎると和食の繊細さが分からなくなるのでそこまでこだわられているのには圧巻。
唯一いただいた日本酒は新潟のもので牡蠣に合うようにとつくられた日本酒。間違いなく牡蠣に合いました
超一流の味をリーズナブルに。お酒とのマリアージュを楽しめる最高のお店!
料理は五感で楽しむものだと改めて実感させてくれる名店。
@_x_xtakaminnexx_よかったら見てください
2023/11/12 更新
神戸元町に突如として現れ、確固たる人気を獲始めているお店⸜(๑⃙⃘'ᵕ'๑⃙⃘)⸝⋆*
その腕は確かで、京都の桜田など名だたる名店で培ってきた技は超一流
下記コースを頂きました!
季節のおすすめコース 8800円
※3月以降からは11000円
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前菜 白大豆と桜海老の旨煮、菜の花、たまごカステラ、
カラスミ、鰯の旨煮
向付 青森県産8キロ ヨコワマグロ
御椀 香住蟹 蟹真薯
鮨 神奈川県鯖鮨、気仙沼穴子鮨
蒸物 京都の鴨と菊菜
揚物 鰻のカツサンド
焼物 佐賀牛 九条ネギ
土鍋御飯
アイス最中 黒豆アイス
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前菜の美しさから次への料理への期待が高まります。カラスミが美味しいのは言うまでもなく、とても美味しかったのは鰯の梅煮。脂の乗った鰯を形崩れすることない絶妙なバランスで柔らかくふっくらと煮付けてあるのが最高でした。たまごカステラは甘すぎず、後味に生クリームの酸味が香る感じが非常に食べやすかったです!
向付の前に椀物。
こちら、香住蟹の蟹真薯。
本枯節でとった出汁が非常に優しく、口につける前から鰹節の豊かな香りが鼻腔を擽ります。
蟹真薯の大和芋と卵で合わせた上品な味わいはその弾力を楽しんだ後にスッと蟹の甘みを感じられるまさに絶品!椀物の満足感が高すぎる!
向付は青森県産、8キロもあるヨコワマグロの刺身。
マグロあまり好みませんが、ヨコワは比較的あっさりとしているのですき。
しかしこのヨコワはすごかった!中トロを彷彿させるような脂のノリ!しかしくどさを感じさせるあっさりと胃に落ちていく。
鮨はこの日特別二品。
鯖寿司は仕上げに広島の備長炭で香り付けしています。
備長炭の香りの良さを存分に楽しめる鯖寿司は脂のノリもよく、備長炭の香りの後に有明の海苔の磯の香も楽しめる絶品。
気仙沼のふっくらと蒸された穴子は木の芽の香りも程よく、味付けの濃さも絶妙
焼物は佐賀牛と九条ネギを鰻のタレでつけ焼き。
牛にも鰻のタレが非常によくあいます。
赤身とサシのバランスが程よく、甘みを堪能した後蕩けます。
蒸し物の京都の鴨はふわふわと柔らかであまりクセがなく鴨と言われなければ鴨と感じないほど。
和歌山の山椒が非常に華やか
鰻のカツサンドは贅沢にも鰻をカツに仕上げた一品。
サンドイッチのパンもパサつきなくタレが染み良いバランスに。
信楽焼の土鍋で炊き上げた米はここの名物。
日本人ながら米が苦手な私も少しいただきました。
粒の揃った艶やかな米はとても美しい
明太子が非常に美味しかったです✨
〆のデザートは東京から仕入れたパリッパリの最中の皮に濃厚すぎず甘すぎない、黒豆の風味を楽しめる黒豆アイスが。最後の最後までこだわりを感じました!
いただいたお酒は福岡の薄濁り、さっぱりとくどくなく料理に寄り添う感じ。
長野の辛口大信州は後味ガツンときますがスッと抜け重たさを感じさせない上品な味わい。
飲み物メニューはありませんが、日本酒とワインがあります。ハイボールも角ハイボールオーダーできます
何度行ってもとても大満足なお店✨
石田さんのお人柄も素敵です✨