2回
2024/08 訪問
全てが最高のお鮨屋さん
『島津』
【訪問日】
2024年8月
【場所】
白金高輪駅から徒歩3分ほど
【営業時間】
18時〜
20時〜
【席数】
カウンター8席
【内装】
白を基調に、L字のカウンターがあり、スタイリッシュで、非常に高級感がある
【客層・雰囲気】
ワイワイ
【訪問回数】
4回目
【予約困難度】
★★★★★
【予約方法】
OMAKASEより
【コース金額】
¥38,500
【支払金額】
¥50,000
【サービス料】
10%
【コース量】
普通
【コース時間】
1時間半
【ドリンク種類】
サワー⭕️
グラスワイン⭕️
日本酒⭕️
ノンアルコール⭕️
【ドリンク料金】
不明
【次回予約】
基本的には難しそう
【今日のイチオシ】
★新いくらの手巻き
【内容】
写真参考にしてください。
【再訪】
ぜひしたい
【感想】
つまみも握りも抜群に美味しい大好きなお鮨屋さんです。大将や女将さんのホスピタリティも高く、初めても満喫することができると思います。
ご馳走様でした!
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Instagram等で、お鮨やお肉屋さん一緒に行ってくれる人を募集したりしてるので、お鮨やお肉好きな人はぜひ連絡してください☺️
楽しく、美味しくご飯食べましょう!
Instagram:sugisugi0804
2025/06/07 更新
【ここが魅力】
★一貫ごとに感動が訪れる、完成度の高い握りの数々
★職人の火入れなどの技が冴える一品料理の数々
★島津大将とスタッフ陣による、温かく行き届いたホスピタリティ
【お店の説明】
白金高輪のビル1階にひっそり佇む島津は、店主島津千周氏が2020年11月に独立開業した完全予約制の江戸前鮨店。修業先はらんまるなど。気鋭ながら落ち着いた手さばきで、一期一会のつまみと握りを提供する。高い技術が活きる料理からは、素材の声を丁寧に紡ぐ丁寧さが感じられる。
【食べログ】
4.50
【食べログ百名点、食べログアワード受賞歴】
・The Tabelog Award Silver 2022~2025年連続受賞
・寿司TOKYO百名店2025 選出
【営業時間】
火~土
17:00~19:15(第一部)
19:30~21:45(第二部)
【定休日】
日曜、月曜
【席数】
カウンター8席のみ(完全予約制)
【立地】
東京メトロ南北線・都営三田線白金高輪駅3番出口徒歩2分。
外観は控えめで隠れ家感が漂う。
【予算】
40,000〜50,000円程度
サービス料10%別途
【雰囲気】
看板控えめ、白金ヴィレッジの一角にあり外装はさりげなく凛とした雰囲気。内観は木と白を基調に上質で清潔、カウンター越しに集中できる緊張と温かさが混在。客層は大人の男性やカップルなどリピーター率も高い。
【サービス】
完全予約制で時間厳守。
大将の目配りが行き届き、女将さんやお弟子さんも柔らかな笑顔で接してくれる。提供スピードはリズムよく料理の余韻を味わえる配慮があり、緩急にメリハリが感じられる。
【料理について】
●しじみ出汁の茶碗蒸し 焼き白子添え
一口目から包み込まれるような優しい温もり。しじみの出汁は濃すぎず、まろやかでじんわりと体に染みわたる。そこに焼き目をまとった白子が加わることで、クリーミーでとろけるようなコクが広がり、舌の上でふわりと消えていく。温と濃、両方のバランスが絶妙な序章。
●ニタリクジラ尾の身
しっとりとした食感の奥に野性味ある旨味。脂は上品にまとまり、ほのかな温度が体温と同化していくよう。海の恵みと大地の恵みが交差するような、深みある一貫。
●あん肝と奈良漬け
ねっとりとした濃厚なあん肝に、奈良漬けのシャープな香りと歯触りがアクセント。ひと口に複雑な味と食感が同居し、日本酒が思わず欲しくなる。塩気の効かせ方が絶妙で、おつまみとしての完成度が高い。
●ホタルイカの藁焼き 蕗味噌添え
藁の香ばしさが香り立つ瞬間から、五感が刺激される。ホタルイカの濃密な旨味に、ほろ苦い蕗味噌の組み合わせが春を感じさせる一皿。燻香・苦味・甘味、それぞれが主張しすぎず、全体が見事に調和。
●平貝の磯辺焼き
炙りによる香ばしさと、平貝本来のもちっとした食感。磯辺の香りがふわっと広がり、ひと噛みごとに旨味が立ち上がる。力強くも品のある、海の香りが凝縮された一品。
●白甘鯛の酒蒸し
ふんわりとほどける白甘鯛。酒蒸しならではの優しい火入れで、魚の旨味が芯から引き出されている。ほんのりした塩気と、あたたかな温度が心をほどいてくれる一皿。
●アラ
淡白で上質な旨味。口の中でほどける繊細さが印象的。
●黒むつ
脂が舌にのって、ふっと溶けるよう。炙りによる香ばしさが、ネタの持つ力をさらに引き出している。
●鯵
ほどよい締め加減と薬味のバランスがよく、口の中をリセットしながら旨味も楽しめる巧みな一貫。
●細魚
すっとした見た目通り、爽やかな食感と清涼感ある味わい。春の風のような軽やかさが残る。
●鰯
脂の甘さが極上。舌の上でじわじわと広がるコクが心地よく、シャリと重なった瞬間、旨味の濃淡が完成する。
●春子鯛
しっとりとした身の締まり具合と、ほんのりと効いた酢加減。見た目も春らしく、季節感を感じる優しい一貫。
●赤身
しっかりとした漬けの香り。舌に乗せた瞬間から旨味が溶け出し、余韻が長く続く。
●中トロ
とろける脂と酸の効いたシャリが一体となる瞬間、鮨の完成形を感じる。赤酢が中トロの濃厚さを引き締めてくれる。
●大トロ
脂の甘みが爆発するが、決してしつこくない。とろける口当たりと、シャリの酸味の対比が美しく印象に残る。
●こはだ
江戸前の技が詰まった一貫。酸味と旨味のバランスが素晴らしく、香りの余韻も長い。
●えび
ふわっとした甘みと、ぷりっとした弾力。温度帯の管理が絶妙で、口に入れた瞬間に旨さが広がる。
●ウニ
とろける口どけとミネラル感ある甘み。潮の香りが鼻に抜け、口の中に春の海が広がる。
●穴子
ふわふわの仕上がりに、控えめな煮ツメがよく合う。香ばしさと甘みの余韻が長く、まさに〆にふさわしい。
【ドリンクについて】
全国から厳選された日本酒、ビール、焼酎など多彩に揃う。シャリとネタへの相性を考慮してくれる女将やスタッフの提案も的確で、日本酒はグラス2,000円程度が中心。価格以上の体験価値がある構成。
【再訪】
島津は間違いなく再訪したい店。
毎月通っても飽きないくらい料理に個性と季節感があり、大将・女将・スタッフの温かな連携と笑顔に癒される。体と心がともに満たされた時間に感謝。次回はまた別メニューで新たな驚きを味わいたいと思っている。
【まとめ】
島津は100点満点の日本料理と鮨の体験だった。つまみから握り、赤出汁まで体が喜ぶ流れと完成度が際立ち、素材の扱いと構成へのこだわりがはっきり伝わる。緊張感あるカウンターでありながら大将やスタッフとのほどよい距離感が心地よく、訪れるたびにまた来たいと思える。
このレビューを見ている皆さんにも、是非とも訪れてもらいたいお店です。
ご馳走様でした!!!