スギナオさんが投稿した雅じん(東京/神楽坂)の口コミ詳細

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スギナオ (20代後半・男性・神奈川県) 認証済

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雅じん神楽坂、江戸川橋、牛込神楽坂/日本料理

2

  • 夜の点数:4.9

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.9
2回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

間人蟹がこの値段で食べられるのはここしかない!!!こだわりと技を思う存分堪能できる和食屋さん!!!

『雅じん』さん
訪問日:2025年11月
ジャンル:日本料理
場所:神楽坂駅から徒歩3分程度
席数:12席(カウンター8席、個室4席)
食べログ:3.09
訪問回数:2回目
予約方法:電話
予算:約20,000円〜29,999円
支払金額:28,000円
サービス:素晴らしい
雰囲気:静か
時間:ディナー
イチオシ:松葉蟹 刺身 江戸醤油
再訪:ぜひしたい
おすすめシーン:デート、記念日、会食

『ここが魅力』
★ここでしか味わえない唯一無二の日本料理。
どの一皿も他では出会えない確かな完成度にあります。看板料理のすっぽんの西京焼き。西京味噌の甘塩がすっぽんの深い旨みを包み込み、火入れの加減が見事に均一です。香ばしさと旨みが口の中で層になり、噛むほどに濃厚な余韻があります。さらに、氷皿に盛られた蟹の刺身など、素材の魅力を極限まで引き出した料理が続きます。一皿ごとに明確な意図があり、食材、温度、香り、旨み、全ての要素が揃った日本料理を体験できます。

★カウンターで感じる、五感を刺激するライブ感。
店内に入ると、檜の香りが漂い、清潔感のあるカウンターが出迎えてくれます。目の前では、料理が丁寧に仕上げられていく様子を見ることができ、すぐ近くで職人の技を感じられます。包丁の音や炭火の香り、立ち上る出汁の湯気など、五感を通して料理の世界に引き込まれていく感覚があります。

★気さくな大将と、神楽坂の隠れ家で過ごす穏やかな時間。
雅じんは、料理だけでなく、人の温かさにも魅力があります。大将の小川雅之氏は、銀座や神楽坂の名店で経験を積んだ職人でありながら、とても話しやすい雰囲気の方です。食材や調理の話も丁寧にしてくれるので、会話を通して料理への理解が深まります。日本酒は常時十種類以上を揃えており、料理に合わせておすすめを提案してくれます。お店は神楽坂の静かな路地にあり、落ち着いて食事をするにはちょうどよい雰囲気です。

『店舗説明』

『今日のイチオシ』
●松葉蟹 刺身 江戸醤油
この一皿に、雅じんさんの料理の本質が集約されています。
生の松葉蟹は、ひんやりとした温度のまま口に入り、繊維が静かにほどけていきます。噛み進めるごとに甘みが増し旨さが広がっていく感覚が印象的でした。
素材を主役に据え、余計な要素を足さない。その姿勢が最も分かりやすく表れた一皿でした。

『料理内容』
写真を参考にしてください。と記載して

●白甘鯛 蕪蒸し
コースの立ち上がりは白甘鯛の蕪蒸し。聖護院かぶらのやさしい甘さが先に広がり、その後から白甘鯛の旨みがゆっくりと追いかけてきます。生のきくらげと蓮根が入り、ふんわりした蒸しの中に軽い食感が加わります。味付けはお酒と骨から取った旨みのみ。最初の一皿として、味の基準を静かに整えてくれます。

●松葉蟹のしんじょう
ほぼ蟹だけでまとめたしんじょう。口に入れるとふわっとほどけ、蟹の甘さがそのまま広がります。柚子の香りが後半に抜け、重さを残しません。

●松葉蟹 刺身 江戸醤油
ひんやりとした温度のまま供される松葉蟹。繊維がほどけるたびに甘みが増し、噛むほどに旨さが深まります。江戸醤油は輪郭を整えるためだけに添えられ、蟹の香りと余韻が最後まで主役として残ります。

●松葉蟹漬け 刺身
漬けは方向性が変わります。根菜や生姜を使った香りのある漬けだれによって、甘さに加えて旨みの厚みが増します。同じ刺身でも、味の入り方が異なり、食べ比べとして成立しています。

●茹で松葉蟹 爪 酢橘
茹での蟹は、塩気と甘みのバランスが非常に素直。爪ならではの身の詰まりも心地よく、酢橘を絞ることで後味が締まります。食べ比べの中で、安心して戻れる味わいです。

●焼き松葉蟹 蟹味噌
焼きは香ばしさが前に出ます。直前に合わせる蟹味噌が旨みを引き上げ、香りとコクが一体になります。酢橘が入ることで、濃さを残さず次の一口が欲しくなります。

●越前蟹 香箱蟹
内子と外子の濃さが際立つ一杯。身の甘さと合わさり、口の中で味が途切れません。燻しの香りがうっすらと重なり、蟹の旨さだけを凝縮したような印象的な一品でした。

●ご飯
炊き立ての白米に筋子と福神漬け。
ここまで重ねてきた旨みを、白米がしっかり受け止めてくれます。

●蟹雑炊
蟹の身と味噌がしっかり入った雑炊。
締めでありながら主役級の旨さで、最後まで満足感が続きます。

●百合根と餡子の羊羹
百合根のやさしい甘さと餡子の香りが合わさり、
穏やかな余韻で食事を締めくくります。

『まとめ』
2回目の訪問で、雅じんさんの料理は最高すぎました。
素材にこだわり、丁寧な仕事という姿勢を最も分かりやすく体現しています。蟹やすっぽんという強い素材を扱いながらも、最後まで重さを残さず、日本料理としてきちんと着地させる構成力があります。静かな神楽坂で、落ち着いて和食と向き合いたい夜に選びたい一軒です。
また季節を変えて訪れたいです。

ご馳走様でした!!!

2025/12/12 更新

1回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

美味しすぎる!!!ここでしか食べられない考え抜かれた日本料理の数々!!!

『雅じん』さん
オススメ度:★★★★★
訪問日:2025年10月
ジャンル:日本料理
場所:神楽坂駅から徒歩3分程度
席数:12席(カウンター8席、個室4席)
訪問回数:1回目
予約方法:完全予約制(食べログ、電話)
支払金額:約28,000円
サービス:素晴らしい
再訪:ぜひしたい
おすすめシーン:デート、記念日、会食

『ここが魅力』
★ここでしか味わえない唯一無二の日本料理。
どの一皿も他では出会えない確かな完成度にあります。看板料理のすっぽんの西京焼き。西京味噌の甘塩がすっぽんの深い旨みを包み込み、火入れの加減が見事に均一です。香ばしさと旨みが口の中で層になり、噛むほどに濃厚な余韻があります。さらに、氷皿に盛られた蟹の刺身など、素材の魅力を極限まで引き出した料理が続きます。一皿ごとに明確な意図があり、食材、温度、香り、旨み、全ての要素が揃った日本料理を体験できます。

★カウンターで感じる、五感を刺激するライブ感。
店内に入ると、檜の香りが漂い、清潔感のあるカウンターが出迎えてくれます。目の前では、料理が丁寧に仕上げられていく様子を見ることができ、すぐ近くで職人の技を感じられます。包丁の音や炭火の香り、立ち上る出汁の湯気など、五感を通して料理の世界に引き込まれていく感覚があります。

★気さくな大将と、神楽坂の隠れ家で過ごす穏やかな時間。
雅じんは、料理だけでなく、人の温かさにも魅力があります。大将の小川雅之氏は、銀座や神楽坂の名店で経験を積んだ職人でありながら、とても話しやすい雰囲気の方です。食材や調理の話も丁寧にしてくれるので、会話を通して料理への理解が深まります。日本酒は常時十種類以上を揃えており、料理に合わせておすすめを提案してくれます。お店は神楽坂の静かな路地にあり、落ち着いて食事をするにはちょうどよい雰囲気です。

『料理内容』
写真を参考にしてください。

先付
●雲丹 すっぽん 毛蟹 茶碗蒸し。
すっぽん出汁が澄んだ香り。雲丹は出汁となじみ、甘みが出過ぎない。伊勢海老の脳髄が乗ると旨みが厚くなる。毛蟹は細かくほぐし、口当たりが均一。べっこう庵の塩味は角が立たない。蒸し面はなめらかで、最後まで温度が安定。

煮物椀
●鱧 信州松茸 葛煮。
繊細な出汁の香りが立つ設計。鱧の骨切りが正確で、口の中でほどける。松茸は厚みをそろえ、香り移りが適切。葛で整えて、塩は控えめで出汁を主役に。

氷造
●毛蟹 北寄貝 土佐酢ジュレ。
自作の氷皿で水っぽさが出ない。毛蟹は粒立ちがそろい、口どけが均一。北寄貝は厚みを一定にして弾力と甘みを出す。土佐酢ジュレは酸味が丸い。冷たさで食感が締まり、見た目も華やかで、テンションが上がる一皿。

凌皿
●香茸 菱蟹 蟹味噌 飯蒸し。
餅米は芯なくふっくら。香茸の香りは強めだが、蟹味噌も濃厚で、菱蟹は繊維をそろえ、かみ切りやすく、記憶に残る一皿。

相肴
●信州松茸天麩羅。
衣は薄く、粉の香りを残さない。
油切れが良い。松茸は水分量が抜群で、噛み切りやすい。塩は最小限で、十分で、松茸を存分に味わうことができる。

酒肴
●紅殻菱蟹 特製出汁漬け。
スペシャリテの一つ。
渡り蟹の泳ぎ足を使用。繊維がほどけやすい部位。特製出汁に漬けてあり、旨みが抜群で、何個でも食べたくなる味です。小川さんの技と経験を感じれる一品でした。

温物
●毛蟹 松茸 柚子。
蟹は水分を保つ火入れ。松茸は香りが残る加減。柚子は控えめに当てる。とろみは軽く、具材が主役。

●強肴 すっぽん西京焼。
もう一つのスペシャリテの
下処理が丁寧で雑味がない。西京味噌は甘みと塩の幅がある。表面は香ばしく、中はしっとり。骨際まで均一な火入れ。提供温度が適正で、香りの立ち上がりが速い。

御飯
●白米 御菜三点 秋刀魚梅煮 梅雑魚 烏賊塩辛 毛蟹甲羅焼 松茸小吸。
白米は中庸の硬さでほどけが良い。御菜は塩味と酸味のバランスで米が進む。毛蟹甲羅焼は香りが強く、米と相性が良い。小吸は塩を控え、口中を整える。

甘味
●丸十羊羹 葡萄。
丸十は甘さが均一で口溶けがなめらか。余計な香りを足さない。葡萄は冷やし過ぎず、香りを保つ。軽い締め。

●ドリンク。
日本酒は常時10種類以上。辛口からふくらみのあるタイプまで幅広い。提案は料理の塩味と温度に合わせる方針。量と温度の調整がしやすい。狼炎 純米60を起点に流れを作ると、全体が整いやすい。

『今日のイチオシ』
●すっぽん西京焼。
仕込みと火入れの精度が高い。骨際まで水分が残る。西京味噌が滋味を引き上げる。提供温度が最適。

『再訪』
季節ごとの主役素材で出汁を味わいに来たい。

『まとめ』
神楽坂の便利な立地、檜の香りが届くカウンター、小さな個室、そして店主の経験が支える出汁と火入れの技。これらが一体となり、コースの始まりから終わりまで味が途切れない。甲殻類の仕事は下処理と温度管理が徹底され、香りに濁りが出ない。すっぽん西京焼は店の芯を示す一皿で、記憶に残る。日本酒の幅も十分で、量と温度の相談がしやすい。価格は内容に見合い、満足度が高い。料理、説明、片付けの動作まで整っており、特別な日を安心して任せられる一軒だと感じた。

ご馳走様でした。


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2025/10/20 更新

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