13回
2025/09 訪問
奄美大島に来る目的のひとつになっており私はホテルを押さえるより前にまず最初に予約を入れるお店です。碧海さんの予約が取れなければ旅程や飛行機を変更してでも食べに行くので、今では奄美大島の最終日の夕食=碧海さんであり遠足前の子供の気持ちでワクワクしながらお伺いできる日を心待ちにして幸せを感じる事ができます。
南方系の魚を巧みに操り、地元奄美の漁師や農家との繋がりも開拓され、江戸前ならぬ奄美前と言っても良いほどの地産地消。地のものが食べられるという嬉しさもありますが、地物の資源を大切に使いその資源や生産者の価値を高める事に寄与しているという点においても本当に素晴らしい存在だと思っています。大袈裟な話ではなく奄美大島全体の価値を間違いなく高めており、そこに挑戦し続けている1人と言っても過言ではありません。
情熱大陸とかに出てくれないかなーなんて本気で思ってます。都会の有名店なんて放送してないでこういう方々にスポットを当ててこそ生産者まで含めた地方創生のスタートでは?と思ってしまいます。
予約が取れなくなるから見つかってほしくない、でもこんなにも素晴らしい人が奄美大島にいる事を広く知って欲しい。
あまり一般的に出回らず開拓されていない素材、調理そのものが難しい食べにくい素材、そんな素材の特徴を活かしながらも食べやすく調理されます。料理のクオリティが高く「鮨屋の摘みと握り」ではなく「日本料理と握り」となっていてこのあたりの構成は何とも贅沢であり、まさかこの離島にこのクラスの料理や鮨を提供するお店があるなんてというレベル。食材を揃えることが難しい離島においていつもこれだけの食材を揃え、この日この時間のために膨大な時間を掛けて下準備していただいたであろうコース料理の数々が繰り広げられます。
奄美大島でなければ倍くらいしてもおかしくないコース料金ですし、そもそも都会ではこれらの食材を揃えることはできないでしょう。そしてお酒もリーズナブルであり日本酒や奄美の焼酎はもちろん泡やワインのボトルも多数。
碧海さんを食べるためだけにわざわざ飛行機でやってくる方がいるのも納得であり席数はカウンター10席程度が1回転というプレミアムシートですので頑張って予約しましょう。予約が取れれば幸せ確定です、おめでとうございます。
【本日のお料理】
ハージン(三大高級魚①)と田芋の焼茄子ソース
※スジアラ、アカジンミーバイのこと
アカマツ(三大高級魚②)手前 11kgクロマツ奥
※ハマダイのこと
奄美里芋の琉球猪(加計呂麻)餡掛け
島蛸(ウデナガカクレダコ)土佐酢ジュレ
冬瓜のすりながし茶碗蒸し
鰹の酒盗クリームチーズソース
沖縄大太刀(おきなわおおたち)酒蒸し
◆中トロ(奄美大島)
◆真珠貝(加計呂麻島)
◆マクブ(三大高級魚③)
※シロクラベラのこと
◆夜光貝(クリームソース小鉢)
◆シマアオダイ
マンゴーシャーベット(お口直し)
◆ハーブ巻き
◆本鮪漬け(奄美大島)
◆ソデイカ昆布締め
◆イクラ味噌漬けうずら乗せ
◆本鮪トロ海ぶどう巻き(奄美大島)
お椀(本日の魚介出汁と山椒)
黒糖プリン
香ばしく食欲をそそる焼茄子ソースに三大高級魚スジアラの松笠を合わせた逸品から始まりました。皮目の旨味と食感がソースにとてもよく合います。誰が食べてもわかりやすくその素晴らしさを感じる事ができるものが1皿目に出ることの意味。初めての方もリピートの方もこの最初のお料理を口にすることで本日のこの席が素晴らしく価値のある時間になることを確信するはずです。誰もが自然と笑顔になる1品目でした。
三大高級魚アカマツと超大型11kgクロマツの刺身。名前だけ聞くと色違いの同種に聞こえますが全く別物です。肝醤油が添えられたスペシャル中のスペシャルであり、これは食べたい人がお金を出した所でそこらで食べられるという物でもありません。魚種や大きさなどタイミングも良すぎましたが何とも贅の極み。
藁焼きの薫香を付けた鰹の炙りに合わせるのは酒盗とクリームチーズを使った白いソース、これはまさに白い麻薬。何度食べても悶絶級の美味しさでありカウンター全員がソースに夢中。ニラの蕾が添えられて更に悶絶度合いが上昇し、皿を舐めたい衝動を我慢しなきゃいけない品。
これは昆布醤油の脳天に刺さる旨味である黒い麻薬と合わせて碧海さんで1度口にしたら忘れられないシリーズです。この白と黒ソースはもはや無限酒飲み料理なわけですが飲まない方にとっても麻薬レベルの美味しさが罪なわけで、これらは美味すぎ罪で逮捕確定。
夜光貝のお寿司は小皿でシャリを入れて提供。スライスする事で適度な食感になる夜光貝、ソースは奄美の味噌とホワイトソースを合わせたもの。
全国どこの鮨屋でも出てくるようになった鮑の肝ソースリゾットの奄美大島版と言える一皿であり、南ならではの食材を合わせて食感と香りと余韻を楽しめるという完成度と夜光貝の地域性から見ても碧海さんで食べたい逸品です。
香り高くも角のない赤酢のシャリ、器に注がれる出汁の香り、野菜の清涼感や香りと食感に栄養素、景色が浮かぶ地物食材、洗練されたコース編成。などなど見ていて聞いていて食べてみて楽しめます。まさに奄美群島オールスターズ。
ここに来れば楽しい時間になること間違いなし。
美味しいなんて事は言うまでもなく、予約してから当日までを過ごす日々のウキウキ感から始まって当日に伺ってから過ごす楽しい時間。これほどの満足感を得られるお店は全国でもなかなかありません。何度伺ってもそれほど心の満足感が高く、翌日以降に思い出してもその素晴らしさに対する感想は絶対にブレない。
実はあまりにも我慢できず初めて最終日以外にも寄らせていただきましたが、週に2回食べても飽きるどころか更に沼にハマってしまいました。
また寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。
スジアラの松笠と田芋の焼茄子ソース
奥:クロマツ、手前:アカマツ
琉球猪の餡掛け
島蛸の土佐酢ジュレ
冬瓜のすり流し茶碗蒸し
藁焼き鰹の酒盗クリームソースにら蕾を乗せて
沖縄大太刀魚の酒蒸し
中トロ
真珠貝
マクブ(シロクラベラ)
夜光貝(下にシャリ有り)
シマアオダイ
マンゴーシャーベット
サラダ巻き
本鮪漬け
ソデイカ昆布締め
いくら味噌漬けウズラ乗せ
トロ海ぶどう手巻き
お椀
黒糖プリン
2025/10/07 更新
2025/08 訪問
奄美大島に来る目的のひとつになっており私はホテルを押さえるより前にまず最初に予約を入れるお店です。碧海さんの予約が取れなければ旅程や飛行機を変更してでも食べに行くので、今では奄美大島の最終日の夕食=碧海さんであり遠足前の子供の気持ちでワクワクしながらお伺いできる日を心待ちにして幸せを感じる事ができます。
南方系の魚を巧みに操り、地元奄美の漁師や農家との繋がりも開拓され、江戸前ならぬ奄美前と言っても良いほどの地産地消。地のものが食べられるという嬉しさもありますが、地物の資源を大切に使いその資源や生産者の価値を高める事に寄与しているという点においても本当に素晴らしい存在だと思っています。大袈裟な話ではなく奄美大島全体の価値を間違いなく高めており、そこに挑戦し続けている1人と言っても過言ではありません。
情熱大陸とかに出てくれないかなーなんて本気で思ってます。都会の有名店なんて放送してないでこういう方々にスポットを当ててこそ生産者まで含めた地方創生のスタートでは?と思ってしまいます。予約が取れなくなるから見つかってほしくない、でもこんなにも素晴らしい人が奄美大島にいる事を広く知って欲しい。
あまり一般的に出回らず開拓されていない素材、調理そのものが難しい食べにくい素材、そんな素材の特徴を活かしながらも食べやすく調理されます。料理のクオリティが高く「鮨屋の摘みと握り」ではなく「日本料理と握り」となっていてこのあたりの構成は何とも贅沢であり、まさかこの離島にこのクラスの料理や鮨を提供するお店があるなんてというレベル。この日この時間のために膨大な時間を掛けて仕入れて下準備していただいたであろうコース料理の数々が繰り広げられます。
奄美大島でなければ倍くらいしてもおかしくないコース料金です。そしてお酒もリーズナブルであり日本酒や奄美の焼酎はもちろん泡やワインのボトルも多数。
碧海さんを食べるためだけにわざわざ飛行機でやってくる方がいるのも納得であり席数はカウンター10席程度が1回転というプレミアムシートですので頑張って予約しましょう。予約が取れれば幸せ確定です、おめでとうございます。
【本日のお料理】
アザハタの松笠 焼き茄子ソース
真鯛(古仁屋) 鮟肝掛け
モロヘイヤ(笠利)冷製茶碗蒸し
南瓜 琉球猪(加計呂麻)あんかけ
天然もずく(加計呂麻)そうめん椎茸出汁
スマガツオ(古仁屋)酒盗とクリームチーズソース
ハージン 酒蒸し
【本日の握り】
◆マクブ(シロクラベラ)
◆奄美の本鮪トロ(10日寝かせ)
◆夜光貝 奄美の味噌とホワイトソース
◆シロホタ(シマアオダイ)
◆沖永良部島のソデイカ昆布〆
◆サラダ巻き 10種類以上の有機野菜
◆アカマツ(ハマダイ)漬け
◆いくら
◆加計呂麻の真珠貝
◆手巻き トロぶどう
お椀
◆奄美の本鮪赤身(10日寝かせ)※追加
黒糖プリン
香ばしく食欲をそそる焼茄子ソースにアザハタの松笠を合わせた逸品から始まりました。皮目の旨味と食感がソースにとてもよく合います。誰が食べてもわかりやすくその素晴らしさを感じる事ができるものが1皿目に出ることの意味。初めての方もリピートの方もこの最初のお料理を口にすることで本日のこの席が素晴らしく価値のある時間になることを確信するはずです。
藁焼きの薫香を付けたスマガツオの炙りに合わせるのは酒盗とクリームチーズを使った白いソース、これはまさに白い麻薬。何度食べても悶絶級の美味しさでありカウンター全員がソースに夢中。
これは昆布醤油の脳天に刺さる旨味である黒い麻薬と合わせて碧海さんで1度口にしたら忘れられないシリーズです。この白と黒ソースはもはや無限酒飲み料理なわけですが飲まない方にとっても麻薬レベルの味しさが罪。美味すぎ罪で逮捕です。
夜光貝のお寿司は小皿でシャリを入れて提供。スライスする事で適度な食感になる夜光貝、ソースは奄美の味噌とホワイトソースを合わせたもの。
全国どこの鮨屋でも出てくるようになった鮑の肝ソースリゾットの奄美大島版と言える一皿であり、南ならではの食材を合わせて食感と香りと余韻を楽しめるという完成度と夜光貝の地域性から見ても碧海さんで食べたい逸品です。
離島なので魚に特化しそうな所ですが水産資源以外も大切に使っておりまして、モロヘイヤの擂り流しを合わせた冷製茶碗蒸しは夏の暑さに最適な食材であり、鮟肝掛けの後に出たという口内リセットとしてのタイミングもまた良いですね。
そうかと思えば雑味のない出汁の旨味と香りの繊細さを感じる酒蒸しでは、使われる魚独特の筋繊維のまとまりを感じる絶妙な火入れに驚かされます。
香り高い赤酢のシャリ、器に注がれる出汁の香り、野菜の香りと食感と栄養素、景色が浮かぶ地物食材、洗練されたコース編成。などなど見ていて聞いていて食べてみて楽しめます。
ここに来れば楽しい時間になること間違いなし。
美味しいなんて事は言うまでもなく、予約してから当日までを過ごす日々のウキウキ感から始まって当日に伺ってから過ごす楽しい時間。これほどの満足感を得られるお店は全国でもなかなかありません。何度伺ってもそれほど心の満足感が高く、翌日以降に思い出してもその素晴らしさに対する感想は絶対にブレない。
また寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。
アザハタ松笠と焼き茄子ソース
真鯛の鮟肝掛け
真鯛の鮟肝掛け、ポン酢、昆布醤油
モロヘイヤの冷製茶碗蒸し
南瓜の琉球猪あん
天然もずく椎茸出汁
スマガツオ藁焼きクリームチーズソース
ハージン酒蒸し
ガリ
マクブ
奄美の本鮪
夜光貝とシャリ
夜光貝を磨くとこんな感じになる
シロホタ
ソデイカ
パッションフルーツシャーベット
サラダ巻き
アカマツ
いくら
真珠貝
トロ海ぶどう
魚出汁のお椀
奄美の本鮪赤身
黒糖プリン
2025/08/24 更新
2024/09 訪問
奄美大島に来る目的のひとつになっており私はホテルを押さえるより前にまず最初に予約を入れるお店です。碧海さんの予約が取れなければ旅程や飛行機を変更してでも食べに行くので、今では奄美大島の最終日の夕食=碧海さんであり遠足前の子供の気持ちでワクワクしながらお伺いできる日を心待ちにして幸せを感じる事ができます。
南方系の魚を巧みに操り、地元奄美の漁師や農家との繋がりも開拓され、江戸前ならぬ奄美前と言っても良いほどの地産地消。地のものが食べられるという嬉しさもありますが、地物の資源を大切に使いその資源や生産者の価値を高める事に寄与しているという点においても本当に素晴らしい存在だと思っています。大袈裟な話ではなく奄美大島全体の価値を間違いなく高めており、そこに挑戦し続けている1人と言っても過言ではありません。情熱大陸とかに出てくれないかなーなんて思ってます。
摘みと呼ぶのが失礼なくらい料理のクオリティが高く、「鮨屋の摘みと握り」ではなく「日本料理と握り」である。このあたりの構成は何とも贅沢であり、まさかこの離島にこのクラスの料理や鮨を提供するお店があるなんてというレベル。この日この時間のために膨大な時間を掛けて下準備していただいたであろう料理の数々。
奄美大島でなければ倍くらいしてもおかしくないコース料金です。そしてお酒もリーズナブルであり日本酒や奄美の焼酎はもちろん泡やワインのボトルも多数。
碧海さんを食べるためだけにわざわざ飛行機でやってくる方がいるのも納得であり席数はカウンター8席だけのプレミアムシートですので頑張って予約しましょう。予約が取れれば幸せ確定です、おめでとうございます。
焼茄子ソースの食欲をそそる香りとサクサク食感で始まった本日のコース。藁焼きの薫香を付けた炙りといつもの白いソース、これはまさに白い麻薬。昆布醤油の脳天に刺さる旨味である黒い麻薬と合わせて碧海さんで1度口にしたら忘れられないシリーズです。この白と黒ソースはもはや無限酒飲み料理。
そうかと思えば雑味のない出汁の旨味と香りの繊細さを感じたり、良い意味で魚の筋繊維のまとまりを感じる絶妙な火入れに驚かされます。
香り高い赤酢のシャリ、器に注がれる出汁の香りや野菜の香り、南国に来ている事を忘れてしまいそうな八寸、などなど見ていて聞いていて食べてみて楽しめる。
ここに来れば楽しい時間になること間違いなし。
途中からというか美味しすぎて早くも八寸の時点で食べるのに夢中になってしまい写真漏れがありますがご参考まで。旨すぎてどう伝えれば良いのかわからない。それほど心の満足感がハンパないです。
また寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。
2024/09/15 更新
2023/07 訪問
島の資源価値を高める未来への開拓者
奄美大島に来る目的のひとつになっており、まず最初に予約を入れるお店です。「東京なだ万」や「南禅寺さえ㐂」ご出身の川下さんが日本料理を基盤としたコースを提供されます。
南方系の魚を巧みに操り、地元奄美の漁師や農家との繋がりも開拓され、江戸前ならぬ奄美前と言っても良いほどの地産地消。地のものが食べられるという嬉しさもありますが、地物の資源を大切に使いその資源や生産者の価値を高める事に寄与しているという点においても本当に素晴らしい存在だと思っています。
摘みと呼ぶのが失礼なくらい料理のクオリティが高く、「摘みと握り」ではなく「日本料理と握り」である。このあたりの構成は何とも贅沢であり、まさかこの離島にこのクラスの料理や鮨を提供するお店があるなんてというレベル。東京なら倍くらいしてもおかしくないコース料金です。そしてお酒もリーズナブル。碧海さんを食べるためだけにわざわざ飛行機でやってくる方がいるのも納得。席数はカウンター8席だけのプレミアムシートですので頑張って予約しましょう。
ホキ(アオダイ)と地野菜から始まった本日のコース。ホキとは、、、という魚の写真とともにスタート。
鯛は当日締めで食感のある物をブロック状にカットし、塩と本山葵で和えてから数分馴染ませる。鮪の脳天を藁焼きで薫香を付けたいつもの白いソース。これはまさに白い麻薬。昆布醤油の黒い麻薬と合わせて碧海さんで1度口にしたら忘れられないシリーズです。もはや無限酒飲み料理。
数日前に鮪1本買いしたというインスタを見ていたのでタイミング的に何か出てくるのでは?と勝手に期待しておりましたが、脳天肉の炙りが出てくるとは!嬉しいタイミングでの訪問でした。
目の前で切る香り高い赤酢のシャリ、器に注がれる出汁の香り、熱を入れた野菜の香り、南国に来ている事を忘れてしまいそうな八寸、などなど見ていて聞いていて食べてみて楽しめる。
ここに来れば楽しい時間になること間違いなし。
珍しく店内でいくつか写真を撮りましたが途中から夢中になってしまい写真漏れ多数。旨すぎてどう伝えれば良いのかわからない。心の満足感がハンパないです。
また寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。
2023/07/30 更新
2023/06 訪問
みんな笑顔
奄美大島に来る目的のひとつになっており、まず最初に予約を入れるお店です。「東京なだ万」や「南禅寺さえ㐂」ご出身の川下さんが日本料理を基盤としたコースを提供されます。
南方系の魚を巧みに操り、地元奄美の漁師や農家との繋がりも開拓され、江戸前ならぬ奄美前と言っても良いほどの地産地消。
摘みと呼ぶのが失礼なくらい料理のクオリティが高く、「摘みと握り」ではなく「日本料理と握り」である。このあたりの構成は何とも贅沢であり、まさかこの離島にこのクラスの料理や鮨を提供するお店があるなんてというレベル。東京なら倍くらいしてもおかしくないコース料金です。そしてお酒もリーズナブル。碧海さんを食べるためだけにわざわざ飛行機でやってくる方がいるのも納得。
目の前で切る香り高い赤酢のシャリ、藁で燻すスマカツオ、軽く炙られたマグロ頬肉、錦江湾の並管髭海老、内臓脂肪たっぷりであったと思われるアカマツ、などなどラインナップにおいても見ていて聞いていて食べてみて楽しめる。
ここに来れば楽しい時間になること間違いなし。
珍しく店内でいくつか写真を撮りましたが握りは夢中になってしまい写真なし。
また寄らせていただきます。
ごちそうさまでした。
2023/06/27 更新
2022/10 訪問
2025/10/07 更新
2022/09 訪問
2025/10/07 更新
2022/04 訪問
3回目
2025/10/07 更新
2021/12 訪問
訪問2回目
2025/10/07 更新
2021/08 訪問
初訪問
2025/10/07 更新
奄美大島に来る目的のひとつになっており私はホテルを押さえるより前にまず最初に予約を入れるお店です。碧海さんの予約が取れなければ旅程や飛行機を変更してでも食べに行くので、今では奄美大島の夕食=碧海さんであり遠足前の子供の気持ちでワクワクしながらお伺いできる日を心待ちにして幸せを感じる事ができます。
南方系の魚を巧みに操り、地元奄美の漁師や農家との繋がりも開拓され、江戸前ならぬ奄美前と言っても良いほどの地産地消。地のものが食べられるという嬉しさもありますが、地物の資源を大切に使いその資源や生産者の価値を高める事に寄与しているという点においても本当に素晴らしい存在だと思っています。大袈裟な話ではなく奄美大島全体の価値を間違いなく高めており、そこに挑戦し続けている1人であり先駆者と言っても過言ではありません。
情熱大陸とかに出てくれないかなーなんて本気で思ってます。予約が取れなくなるから見つかってほしくない、でもこんなにも素晴らしい人が奄美大島にいる事を広く知って欲しい。
あまり一般的に出回らず開拓されていない素材、調理そのものが難しい食べにくい素材、場合によっては未利用魚なんて呼ばれる事もある素材、そんな素材の特徴を活かしながらも食べやすく調理されます。料理のクオリティが高く「鮨屋の摘みと握り」ではなく「日本料理と握り」となっていてこのあたりの構成は何とも贅沢であり、まさかこの離島にこのクラスの料理や鮨を提供するお店があるなんてというレベル。
食材を揃えることが難しい離島においていつもこれだけの食材を揃え、この日この時間のために膨大な時間を掛けて下準備していただいたであろうコース料理の数々が繰り広げられます。
奄美大島でなければ倍くらいしてもおかしくないコース料金ですし、そもそも都会ではこれらの食材を揃えることは出来ないでしょう。そしてお酒もリーズナブルであり日本酒や奄美の焼酎はもちろん泡やワインのボトルも多数。
碧海さんを食べるためだけにわざわざ飛行機でやってくる方が多くいるのも納得であり席数はカウンター10席程度が1回転というプレミアムシートですので頑張って予約しましょう。予約が取れれば幸せ確定です、おめでとうございます。
【本日のお料理】
車海老サンド
カスミアジ、ハージン(スジアラ)肝醤油
縞蛸(ウデナガカクレダコ?)煮
加計呂麻島の天然海蘊
アオマツ蓮蒸し
アカマツ焼き喜界島の胡麻ソース
ムロアジのなめろう
笠利のマコモダケ天麩羅
【握り】
◆奄美の本鮪トロ
◆赤ウルメ(タカサゴ)一夜干し梅肉添え
◆マクブ(シロクラベラ)
◆障泥烏賊(花良治蜜柑)
◆本鮪赤身漬け
マンゴーシャーベット(お口直し)
◆サラダ巻き(奄美の野菜10種以上)
◆ゴマフエダイ
◆イクラ味噌漬けウズラ乗せ
◆車海老
◆本鮪トロ海ぶどう
お椀(本日の魚出汁と山椒)
※三大高級魚とは
ハージン(スジアラ)
アカマツ(ハマダイ)
マクブ(シロクラベラ)
縞蛸(シマダコ)の煮物。
蛸のやわらか煮のような見た目ですが、縞蛸ならではの特徴を活かす為にそこまでやわらかくせず少し食感を残したもの。てっきり島蛸かと思って調べてみると縞蛸らしい。南国ならではの蛸であり優しい香りも良いですね。何気なく出た1皿でしたがこれ最高に美味しかったなー
夜光貝のお寿司は小皿でシャリを入れて提供。スライスする事で適度な食感になる夜光貝、ソースは奄美の味噌とホワイトソースを合わせたもの。
全国どこの鮨屋でも出てくるようになった鮑の肝ソースリゾットの奄美大島版と言える一皿であり、南ならではの食材を合わせて食感と香りと余韻を楽しめるという完成度と夜光貝の地域性から見ても碧海さんで食べたい逸品です。あまりの美味しさにお皿を舐めたい衝動に勝てるかどうかの我慢比べ。もはやこれは麻薬。
香り高くも角のない赤酢のシャリ、器に注がれる出汁の香り、野菜の清涼感や香りと食感に栄養素、景色が浮かぶ地物食材、洗練されたコース編成。などなど見ていて聞いていて食べてみて楽しめます。まさに奄美群島オールスターズ。ワインで言うところのテロワールを感じる世界観。
ここに来れば楽しい時間になること間違いなし。
美味しいなんて事は言うまでもなく、予約してから当日までを過ごす日々のウキウキ感から始まって当日に伺ってから過ごす楽しい時間。
奄美大島に来ないと食べられない、ここに来ないと食べられない、それだけの価値があるお店。
これほどの満足感を得られるお店は全国でもなかなかありません。何度伺ってもそれほど心の満足感が高く、翌日以降に思い出してもその素晴らしさに対する感想は絶対にブレない。
遠くない将来。
海水温上昇により本州で南の魚が水揚げされるようになり、その価値を見出だされ需要が増して全国各地への供給が始まる時。食の世界を席巻するであろう南の魚たち。その世界の先駆者として第一人者になるかと思うとこの取組みを心から応援したいと思いますし、ファンとしてこの先を見てみたい。
ごちそうさまでした。