6回
2024/12 訪問
「百聞は一見に如かず」の良い例
2024年最後の食遠征は福岡2泊3日の旅。福岡遠征の最終日ランチに予約させていただいたのは大濠公園にあるトアヒスさん。CHEF-1グランプリで有名な山下泰史シェフのお店です。
ポケットコンシェルジュから予約が出来ますので財布いらずでストレスフリーな食事でした。フレンチ系ですが和食寄りなコースであり畏まった緊張感はありません。カトラリーはテーブルの引出しにセッティングされており、このお料理はこのカトラリーをお使いくださいと案内があるので不慣れな方でも大丈夫。とにかくスタッフが紳士で優しいので若い方でもご年配の方でも安心して訪問いただけると思います。
12時に入店して始まったランチコースの終了は14時45分でしたので遠征組は飛行機の時間に余裕を持っておくと良いでしょう。
非常にゆったりした時間の流れでお料理が提供されますので腕時計なんぞは外しておいて時間を気にせず食事を楽しむ事をおすすめします。
コースは総じて雑味がなく繊細でクリア、水分量と食感と香りの組み合わせはバラエティー感があります。
各皿におけるメイン食材は大振りで食べ応えがあり、付け合わせやソースは主張控えめながらも香りを楽しみつつ食材同士を引き立て合うもの。
この皿はこうだ!という主張がハッキリしておりシンプル過ぎず複雑過ぎずという絶妙な所。良い意味でとてもとても神経質、丁寧で繊細なお料理。これだけ複数の食材を合わせているのに雑味を感じない所が素晴らしい。
メイン。これは火入れの都合もあり撮影禁止です。さっさと食べ始めましょう。なるほど。見た目からして美味しそうなビジュアル、中心部まで温かくしっとりした抜群の火入れ。これは確かに素晴らしく美味しいので撮影禁止で良いと思います。
実はランチ入店後にお店からお気遣いいただきまして前回とは違うメイン食材への変更をご提案いただきました。ディナー用の食材ですがご用意いただけるとの事でしたので素直に甘えて変更を。飛行機の都合でランチにお伺いさせいただいている我々としてはこの提案はとても嬉しく、運転さえなければワインと共に楽しみたかった。
デザート。系列店でも販売されているプリンなどが食べられるのですが、3皿も出てくるという贅沢三昧。最後にこれで心を掴まれてしまう方も多いでしょう。
私の心を鷲掴みにしたのは最後のお皿。今回のデザートとして提供されたイチゴのケーキが乗せられたお皿、ケーキではなくそのお皿そのもの。100均の紙皿のような見た目で皆さんが想像するあの紙皿そっくりに焼かれたお皿であり、いびつな部分と歪み具合が更にリアリティを出しているという遊び心満載なお皿。美味しいだけでなく〆の3皿目がこれというユニークさ。この紙皿風なお皿に苺のケーキの組み合わせ、コーヒーカップの可愛い鬼といい、この遊び心がトアヒスさんっぽい。
最後に山下シェフにお見送りいただき大満足でお店を後にしました。これは飛行機に乗ってまで訪問したかいがありましたし再訪確定です。
美味しいのはもちろんですがお伺いする度に何だか新しい世界に触れた気がして嬉しかったな。ファンが多いのも納得です。
ごちそうさまでした。
2024/12/31 更新
2024/09 訪問
「百聞は一見に如かず」の良い例
福岡遠征の最後の食事として予約させていただいたのは大濠公園にあるトアヒスさん。CHEF-1グランプリで有名な山下泰史シェフのお店です。
ポケットコンシェルジュから予約が出来ますので財布いらずでストレスフリーな食事でした。和食寄りなコースであり畏まった緊張感はありません。カトラリーはテーブルの引出しにセッティングされており、このお料理はこのカトラリーをお使いくださいと案内があるので不慣れな方でも大丈夫。とにかくスタッフが紳士で優しい。
温度管理。例えばお皿を温めてから提供するような料理に使用されているお皿そのものが食べ終わっても冷めていない。よく見ると材質が石で出来ていてこれが鉄板かと思うくらい驚くほどに重いお皿。聞いてみると本当に石を削って出来ているそうです。こんなにも重いお皿を軽々と配膳されていたので気が付きませんでしたが、食べ終わっても皿の温度がまだ温かい事を不思議に思いまして気が付きました。この繊細な感じが好き。
12時に入店して始まったランチコースの終了は14時45分でしたので遠征組は飛行機の時間に余裕を持っておくと良いでしょう。
非常にゆったりした時間の流れでお料理が提供されますので1人で訪店している方などは話し相手がいないので暇すぎて寝てしまいそう。
コースは総じて雑味がなく繊細でクリア、水分と食感と香りの組み合わせはバラエティー感があります。一般的には絶対に組み合わせないようなフルーツが使われていたりしましたが意外と美味しいどころか抜群に合うことに何度も驚きました。酢豚とパイナップルの相性がどうとか言ってる場合ではありません。
メイン。これは火入れの都合もあり撮影禁止です。さっさと食べ始めましょう。なるほど。食べてみて撮影禁止の理由がわかりました。どんどん火が入るから早く食べて欲しいという事だと思っておりましたが、いらぬ炎上やネット警察の突っ込みを避ける防衛策かもしれません。素晴らしく美味しいので撮影禁止で良いと思います。
デザート。系列店でも販売されているプリンなどが食べられるのですが、3皿も出てくるという贅沢三昧。最後にこれで心を掴まれてしまう方も多いでしょう。
最後に山下シェフにお見送りいただき大満足でお店を後にしました。これは飛行機に乗ってまで訪問したかいがありましたし再訪確定です。
美味しいのはもちろんですが何だか新しい世界に触れた気がして嬉しかったな。ファンが多いのも納得です。
ごちそうさまでした。
2024/10/02 更新
福岡ランチに予約させていただいたのは大濠公園にあるトアヒスさん。フレンチを全く食さない方でも名前を知っていたりする山下泰史シェフのお店です。
日本におけるフレンチのハードルを下げ、若者でも気兼ねなく訪問できるきっかけを作った方と言っても良いでしょう。ロブション出身の料理とサービスに触れる機会が気軽にあるだなんて素敵なことです。
ポケットコンシェルジュから予約が出来ますので財布いらずでストレスフリーな食事が可能であり、フレンチ系ですが和食要素のあるコースのためイノベーティブに分類されるのも納得。お箸がセッティングされた状態スタートしますので畏まった緊張感はありません。
その他のカトラリーはテーブルの引出しにセッティングされており、このお料理は右から何番目のスプーンをお使いくださいなどとその都度案内があるので不慣れな方でも大丈夫。とにかくスタッフが紳士で優しく、聞かなくても何から何までさりげなく教えていただけます。本当に良いタイミングでさりげなく教えていただけるので若い方でもご年配の方でも不馴れな方でも初めての方でも安心して訪問いただけると思います。
12時に入店して始まるランチコースの終了は14時45分頃ですので時間に余裕を持っておくと良いでしょう。
非常にゆったりした時間の流れでお料理が提供されますので腕時計なんぞは外しておいて時間を気にせず食事を楽しむ事をおすすめします。
コースは総じて雑味がなく繊細でクリア、水分量と食感と香りの組み合わせはバラエティー感があります。
各皿におけるメイン食材は大振りで食べ応えがあり、付け合わせやソースは主張控えめながらも香りを楽しみつつ食材同士を引き立て合うもの。
火入れが素晴らしく、例えば魚であればしっかり焼ききった皮目にしっとりとした身、中心部を半生にするか表面だけの火入れにするか等の香りと味と食感の3種のグラデーションを感じることができます。
この皿はこうだ!という主張がハッキリしておりシンプル過ぎず複雑過ぎずという絶妙な所。良い意味でとてもとても神経質、丁寧で繊細なお料理。これだけ複数の食材を合わせているのに雑味を感じない所が素晴らしい。
メイン。これは火入れの都合もあり撮影禁止です。さっさと食べ始めましょう。なるほど。見た目からして美味しそうなビジュアル、中心部まで温かくしっとりした抜群の火入れ。これは確かに素晴らしく美味しいので撮影禁止で良いと思います。
デザート。系列店でも販売されているプリンなどが食べられるのですが、3皿も出てくるという贅沢三昧な時間。最後にこれで心を掴まれてしまう方も多いでしょう。
私の心を鷲掴みにしているのは最後のお皿。ケーキも美味しいのですがケーキが乗ったそのお皿そのものに心を奪われています。100均の紙皿のような見た目で皆さんが想像するあの紙皿そっくりに焼かれたお皿であり、いびつな部分と歪み具合が更にリアリティを出しているという遊び心満載なお皿。美味しいだけでなく〆の3皿目にこのお皿でケーキが出てくるというユニークさ。この紙皿風なお皿にケーキの組み合わせ、富士山っぽい形状をしたコーヒーカップといい、この遊び心がトアヒスさんっぽい。
最後に山下シェフにお見送りいただき大満足でお店を後にしました。これは飛行機に乗ってまで訪問する方々やリピーターが多いのも納得ですね。
ドアを出ると入店前と比べて何だか少し前向きになれている感覚がいつもあります。美味しいのはもちろんですがお伺いする度に何だか新しい世界に触れた気がして嬉しかったですし、素晴らしい時間を過ごせました。
ごちそうさまでした。