1回
2025/06 訪問
柔らかめのゼリーのような弾力と芯のある不思議な食感の瑞々しい蕎麦の美味さに酔う。
何故かメニューに載ってない「普通蕎麦１人前（または１人前大盛り）」と「天ぷら」の「セット」※写真は大盛り蕎麦
透明感とグレーが混在する弾力感、アルデンテっぼい不思議な蕎麦
デザートの「蕎麦ゼリー」
2025/06/15 更新
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グンマーのニューヨーク、高崎に来た。
そして、そのニューヨーク郊外にある以前から訪れてみたかった
「つゆの下 梅の花 筑縄店」さんで遅いランチ。（本店は高崎駅の東口側に存在。）
こちらは赤城山の超人気店「桑風庵 本店」さんの流派？だと聞いた事があるが（記憶違いかも？）
ランチタイムは行列もできる人気店らしく、食した事はまだ無い。
店の前、駐車場は砂利だが、20台近くイケる程広い。
また、店の真横にも舗装された駐車スペースがあり、数台駐車可。
13時40分頃入店。The和風な建物の梅のようなピンクの暖簾を潜り、靴を脱いで靴箱へ。
店内は座敷オンリーで、入口の左右に座敷が分かれて存在するようだ。
今回は左手の座敷へ美人店員さんに通される。
座敷は10卓程あり、キャパはかなりある。
ランチタイムのピークを超えた時間帯に入店したので、
非常に静かで日本人なら癒される。
で、パウチされたメニュー表を眺める…。何だか大人数用のメニューしかない。
美人店員さんに「１人〜２人前の蕎麦は無いんですか？」と聞くと
「メニューに書いてないのですが…」と「１人前蕎麦か、その大盛り蕎麦＋天ぷら盛合せ」の
「セット」メニューがあるとの事。ふぅ～ん…。じゃ、その大盛りの方でお願いします。
まぁ、実はリサーチ済で「セット」が裏メニューにある事は知っていたが、
念の為、ホントに存在するのか探りで聞いてみた。
しかし、なぜ公式にメニューにしないのだろう…？
客は地元の夫婦らしき客２人のみだが、彼らも「セット」を食べている。
なぜ、いちいち店員に説明させるような面倒くさい事をさせるのだろう？
初見の客の多くは「１人前無いのか？」って聞いて来ると思う。
店内は琴のBGMが流れている…。待つ間、徐々に眠くなる…。
平日は13時を過ぎて入店すれば、並ばずに済みそうだ。
薬味（葱、山葵、大根おろし、七味唐辛子）と蕎麦茶が運ばれて来る。
そして「セット」の大盛り蕎麦が登場。
お隣、長野の戸隠、新潟の十日町、小千谷辺りの「ぼっち盛り（と言うのかな？新潟は「握り」と
言ってたようだが…？）」が美しい
まず、汁だけ口に含んでみる。北関東の塩辛いイメージとは違い、やや甘目で水が滑らかだ…。
鰹の香りも鼻を抜けて食欲を唆る。「ぼっち」だか「握り」だか知らんが、一束摘んで、
汁にたっぷり漬けていただく…。このような瑞々しい蕎麦は水分で汁が直ぐ薄まるので、
下品にどっぷり浸して、蕎麦に絡めるのが良い。多分…。
では、心していただきます…。
ズズッ…。「んんん…。ンめぇ〜…。」
何だろ…？噛んだ瞬間の柔らかめのゼリー？こんにゃく？に似た弾力…。
これ、蕎麦の実みたいな黒いツブツブが透明感ある蕎麦の中に見えるよ。
引きぐるみって言うのかな…？
噛み切る瞬間、少しだけ芯が残るアルデンテ感…。
不揃いの表面が汁を引っかけ、最初は鰹の香りがグッと来て、その後、
蕎麦の味と一緒に口の中に汁の甘さが広がる。
夏場に近いからか、蕎麦の香りはイマイチだが、これは秋などは、
蕎麦の香りも一体化して、たまらん美味さかも知れない。
いや〜、この蕎麦の弾力感はクセになる。
で、脇役の天ぷらがどうでも良くなってしまったが、改めまして、ちゃんといただきます…。
内容は「ししとう」「ナス」「しめじ」「ニンジン 」「カボチャ」 衣はかなり薄め。
衣の脂が円やかで、薄い分、野菜の旨味がダイレクトに感じられ、天ぷらもハイレベルで美味い。
塩が付いて来るので、塩で食すと素材の良さが良くわかる。
最後の方で汁に大根入れてみたが、蕎麦が更に滑らかに感じる。
味変アイテムとして良いかも知れない。
蕎麦湯も濃い目で香りも良し。 デザートに「そば寒天」が付いて来る。ほんのり甘い…。
しかし、この独特の透明感、弾力感…。ホント、不思議な味…。
さすが、有名人気店ですな！
あ〜…、美味かった〜…。また、リピしちゃいましょう。
支払いは現金以外、各種クレカ対応。PayPayなどQRコードにも対応してるが、
見えにくい所にQRコードが置いてあるので、手数料が高いQRでは支払って欲しくないのかも知れない。
いや、また寄りますわ！
ごちそうさまでした～。