ぽんぽこグルメ冒険記さんが投稿したくろぎ(東京/大門)の口コミ詳細

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くろぎ大門、御成門、浜松町/日本料理

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 3.9
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.9
1回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.9
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

幸福感が半端じゃないお店♪

ブラボー度★★★★★
朝の静寂の中、大門くろぎの暖簾をくぐる瞬間。
もう空気からして違う。香り、所作、器、すべてに品格が漂っている。
着席して、目の前に並ぶ料理の素材達を見た瞬間からもうワクワクが止まらない。

まず驚いたのは、バタートースト×キャビア乗せ放題。パンにバターを塗って、そこにキャビアを好きなだけ。朝から罪深い背徳の儀式笑
口に入れた瞬間、塩気と香ばしさが溶け合い、脳が軽くしびれた♪
そして第二幕は、ご飯のお供たち。
いくら、明太子、ぶりの刺身……
どいつもこいつもエース級、ご飯が止まらない。

続いて登場するのは、春菊と松茸の和え物。
香りの立ち方が尋常じゃない。
秋の空気をそのまま閉じ込めたような深い香り。
これを食べた瞬間、秋っていいなぁと感じる。

そしてメインの松茸ご飯。
一口目で完全にノックアウト。
炊き加減、香り、旨味、全部が完璧。
幸福が凝縮されている。
唯一、少し残念だったのはお味噌汁。
ぬるめで、そこだけは温度が足りなかった。
でも、全体の完成度を前にしたら、そんなことはもう小さなこと。
むしろこの温度で休憩しろという計算なのか?と錯覚するほど、流れとしては完璧に構成されている気もしてくる笑

そしてクライマックスはデザートのかき氷。
上には紫芋アイスがちょこんと乗っていて、これがまた絶妙。冷たい氷に、ねっとりとした芋の甘みが重なり、最後まで優雅。
朝からアイスという罪悪感すら、くろぎの世界では芸術に昇華されてしまう。

食後の余韻がすごい。
お腹が満たされたというより、心が完全に満たされたと言う方が近い。食材の選定、演出、空間、器、全てが一体となって体験として成立している。

くろぎの朝食は、ただの食事ではない。
人生で特別な朝を過ごしたい人へ、全力でおすすめしたい一軒。
ご馳走様でした!

2025/10/31 更新

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