mindshakerさんが投稿したカフェ・ラ・ファミーユ(茨城/結城)の口コミ詳細

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カフェ・ラ・ファミーユ結城、東結城/カフェ、フレンチ

3

  • 夜の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
3回目

2021/12 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

スタッフの方々の心のこもったおもてなしに感謝感激

そんな訳でww 連チャン2日目のランチです。

1泊したのはいいけど、失礼ながら特に観光する名所もない結城ww 旅の楽しみの1つである道の駅での買い物を先に済ませる為に隣町の古河市まで行き、11:30迄にファミーユさんに戻ることにした。

因みにファミーユさんの近くには保坂酒造という酒蔵があって、こちらの武勇というお酒は、美味しい日本酒が少ない茨城の中でかなり美味しい方だと思う。
今回は行けなかったけどいつかは行ってみたい。

空模様は雨天でこそないものの、どんよりとした曇り空。それでも明るい空の下で見るファミーユさんはいい。
今日も敷地内で飼われているニワトリが鳴いているww
昨夜に続き何枚も写真を撮りながら開店までの時間を楽しんだ。

コロナ対策の為メニューは店内に置いておらず、入り口横にあるメニュー板を撮影してから席に着き、それを見ながらオーダーするシステムになっている。

早速スタッフさんが、昨夜に続いての来店にお礼を言ってくださった。こちらこそ感謝なんですけどね。
いつもニコニコされていて本当に素敵な方だ。
案内された席は、昨夜ステージだった所だった。
オーダー時も昨夜の話で楽しく盛り上げて下さって本当に感心する。

★メインセット(オードブル付き)¥2200 ×2
・メインはスズキのポワレ/ブールノワゼットソース
妻は 鶏肉のコンフィ
・デザートにりんごとクリームチーズのムース
妻は かぼちゃプリンをチョイス
★自家製パン ¥110 ×2
★カフェラテ ¥660
★アールグレイ ¥660

オードブル
大きなお皿の真ん中に綺麗に飾るように盛り付けられた数々の野菜はとてもカラフルで、その洒落た盛り付けにも関わらずボリューミーな一皿。

ポテトサラダ、トマト、にんじんのラペ、にんじんのフライ、茹でたブロッコリー、焼いたカリフラワー、カブのフリット、煮込んだ大根、白菜の…何だろ?分からないww
そしてもう一品もラディッシュのようなビーツのような初めて食べるもの、10品の野菜が様々な調理法で多彩な味と食感が楽しめた。

スズキのポワレ/ブールノワゼットソース
表面はカリッと焼かれ皮もカリカリ。中の身はふっくらとしてジューシィでボリュームも充分。複数の食感のコントラストが食べていて楽しい。

ブールノワゼットの焦がしバターの濃厚な旨味と香りがよく合っていて美味しいし、コクがあるので満足度も高い。

添えられたベーコンのソテーは弾力があって旨味もたっぷり、ソースと共にかけられた椎茸やしめじ、にんじんにトマトも美味しいし、散らされたケーパーやパセリもいいアクセントだった。

鶏肉のコンフィ
骨付きもも肉のボリューミーな一品。皮がパリッパリ、肉はしっとり柔らかく溢れ出る旨味。
とても美味しくて、普段は鶏皮を一切食べない妻が残さず皮ごと平らげてしまった。

メイン料理を食べ終え暫くすると、どこからかアコーディオンの音が聴こえてきた。
振り返るとファミーユのスタッフの皆さんが楽器を演奏しながら現れて、少し離れた席の女性に向けてバースデイソングの演奏を始めていた。
なんとオーナーシェフはヴァイオリンを弾いている!

そう言えば昨夜トリコロールの皆さんに祝って頂いた時、普段はファミーユのスタッフさんが演奏してくれるって言ってたっけ。

大勢のお客さんが祝福する温かいムードの中、昨夜の妻に続き2日連続でお客さんが誕生日を祝われる姿を見れるなんて、と感心していると、終わったはずのバースデイソングの演奏が再び始まり、スタッフの皆さんがこちらに向かってくる!

え?!驚く私達のテーブルにもスタッフさんがろうそくの点いたデザートを運んで来られて、妻の誕生日をお祝いして下さった。

凄いサプライズだなぁ…カフェのスタッフの皆さんがそれぞれ楽器を演奏して祝って下さるなんて、そうそうある事じゃない。本当にスペシャルだよ。
こんな日の為に皆さん楽器の練習をされているんだろうと思うと、スタッフさんのカフェに対する愛情も伝わってくるし、そんな努力や気持ちを素直に尊敬してしまう。

妻がチョイスしたそのかぼちゃプリンのデザートのお皿にはお祝いメッセージが書かれていて、小さなりんごのコンポートにロウソクが立てられていた。

スタッフさんに「本当にびっくりしました」と言うと「やっちゃえ!と思ってやっちゃいましたぁ」と満面の笑み…なんて素敵なカフェ!なんて素敵な方々なんだろう!感動せずにいられない。
ご一緒に、と記念写真も撮って頂いた。

実を言うと日程の都合で前日のディナー時に誕生日を祝って頂いたけど、誕生日はこの月曜日だったんだよね。
だから本当に嬉しかったし感動した。

酸味と甘味のバランスがすばらしいりんごとクリームチーズのムース、滑らかで上品な甘さのかぼちゃプリン、どちらも美味しかった。

アールグレイ
とても香りが良く渋味は少なめ、ティーポットから茶葉を外した状態でサーブして下さったので、最後まで同じ美味しさで楽しめた。

カフェラテ
大きめのカップに並々と注がれたコーヒーにはとても可愛らしいラテアートが施されていて、味は円やかで優しい。目にも舌にも美味しい一杯。
どなたが作ってるのかな?今度訊いてみよう。

予定では1時間くらいと思っていたんだけど、気付いたらあっという間に2時間が経っていた。ゆったりと時間が流れていて本当に居心地のいいところだなぁ。

外観も内装も調度品も全て素晴らしく、窓から眺める庭や納屋も素敵だ。
オーナーシェフの服装はヨーロッパの小さなお店のご主人そのものって雰囲気でカッコいいし、スタッフさんの服はそんなお店で働くお姉さん達のように凄く可愛い。
本当にどこを見ても楽しい。

以前に読んだネットの記事によると、オーナーさんが理想とする一軒家にする為、ラフ画を描くところから始められたそうで、調度品はご自身が趣味で集めたものや手作りしたものらしい。

そもそもこの日本に、欧風の木造建築物で古民家と呼べるほど古い物は存在しない。
それを古材集めから始めて作り上げてしまったのだから唯一無二の存在だ。
そんな思いの詰まったご自身の城だからこそ素敵な仕事ができるのだろうし、だからこそ素敵な方々が集まり、素敵なスタッフさんへと成長しているのだろう。

ランチを頂きながら妻とこんな話をした。「このランチ、銀座だったら¥4000くらいでも人気店になるよね」
それほど美味しいのにリーズナブルだった。

この2日で2人共ファミーユさんの大ファンになってしまったww
ちょっとした旅行になるんだけど、頑張ってせめて年に数回は通いたいと思います。

  • スズキのポワレ/ブールノワゼットソース

  • 鶏肉のコンフィ

  • オードブル

  • りんごとクリームチーズのムース

  • 自家製パン

  • かぼちゃプリンをチョイス、嬉しいメッセージ付き

  • カフェラテ

  • メニューは入り口に

  • 看板

  • 塀も美しく

  • 別世界の入り口

  • 異国情緒満載

  • 店内

  • 店内

2023/10/16 更新

2回目

2021/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

メタルヘッドおやじ、ケルトミュージックに癒されるの巻

妻の誕生日はどこで食事をしようか、と考えた時に真っ先に頭に浮かんだのがこちら。
東京からはとても気軽に行ける距離ではなく、だからこそ特別な日くらい頑張って行きたい、そんな素敵なカフェなんだよね。

問い合わせたところ、当日はライヴがありメニューも通常より簡単なものになるとの事。
誕生日のお祝いなのでしっかりした料理をと思っていたし、出演するバンドの事も失礼ながら存じ上げなかったので躊躇したが、YouTubeでMVを拝見するとカフェの雰囲気と合っていて素敵な音楽だったので、楽しい夜になりそうだと思い予約を取らせて頂いた。

ゆっくりディナーとお酒を楽しむつもりで既にホテルも予約していたので、ディナーメニューが簡単なものになるのなら、予定とのギャップは翌日のランチで補おうと考え、そちらも予約させて頂いたww

ホテルからのんびり20分ほど歩いて辿り着くと、夕暮れの空に浮かぶカフェの外観はとても日本とは思えない異国情緒に満ちている。
前回訪れたのは真夏の昼間だったので、敷地全体に広がる拘りの世界観をはっきりと見て取れて素敵だったんだけど、どこかノスタルジックな夜の姿もまた素晴らしい。

17時過ぎ、扉が開かれ店内へと案内された。
ライヴチケット代¥3500 ×2を支払い、ドリンクとフードを注文して席へ。

★フランスのクラフトビール2種
・アイステーケIPA ¥600
・ジャンランフレンチIPA ¥600
★ワンプレート ¥1500 ×2
★パルマ産生ハム ¥700

アイステーケIPA
柑橘系のアメリカンホップが香る上品なIPA
ジャンランフレンチIPA
ハーブやベリーの様な香りの飲みやすいIPA
と説明書きがあったが、正にその通り美味しいビールだった。

ワンプレートには小さなサラダボウルの様なガラスの器がひとつ、小さな白い器がひとつ、そしてスープカップが乗り、更に丸い自家製パンとコロッケ。
パンは外側が硬くパリッとしていて、中の生地はモチモチ、小麦の香りも良く美味しかった。
コロッケはじゃがいもの美味しさがしっかり分かるものだった。

ガラスの器は、ポテトサラダ、トマト、フライドオニオン、にんじんのラペ、茹でたブロッコリー、揚げ蓮根、にんじんのフライと盛り沢山で、様々な野菜の多彩な味と食感を満喫できるものだった。

白い器には柔らかく煮込まれた大根が敷かれ、その上に豆腐ハンバーグが乗っている。豆腐とは思えないくらい満足感を得れる味と食べ応えだった。

スープカップにはクラムチャウダー、美味しいアサリがたっぷり入って、これもまた満足度の高い一品。
これだけ品数があって全く肉がないなんて、肉付きの自分としては信じられないが、とても満足度が高く滋味溢れる一皿でした。

パルマ産生ハム
オリーブオイルがかけられ、何かシャリっとしたものが振られていたんだけど何なのか分からずww 香りが良く塩気は控えめで美味しかった。

ビール、パルマ産生ハム、グラスワイン、コーヒー等を追加して合計7920円、誕生日のディナーとしては安く上がってしまったけど、とても満足できたディナーでした。

ライヴもとても素晴らしく楽しかった。
tricolore(トリコロール)というバンド、その名の通りスリーピースのケルトミュージックバンド。この日はパーカッショニストの方がゲスト参加の4人編成。

センターの女性がヴァイオリンを弾き、下手の方がギターとマンドリン、上手の方がアコーディオンやピアノ、マンドリン、ギター、アイリッシュブズーキにリコーダー(クライネソプラニーノかな?)とかなりマルチなプレイヤー。
曲によってメンバー間で楽器を交換したりしていて仲の良さも窺い知れる。あ、バンドネオンなんかも使ってたな。
パーカッションの方も何種類もの楽器やアイテムを駆使して様々な音色で楽しませてくれたし、音の強弱がとても上手だった。

自分は殆どメタルを中心としたロック系しか聴かないし、かつては音楽業界で働いてもいたが、ケルトミュージックを生で聴くのは初めてだった。
時に美しいメロディに心洗われ、時には楽しいリズムに体を突き動かされた。楽曲の良さとバンドの方々が本当に楽しんでプレイする姿に、観客が呼応してカフェ全体が一体となって盛り上がった。本当に素敵なバンドの楽しいライヴだった。

そしてそんなライヴの途中、妻の為にバースデイソングを演奏して下さった上にお祝いの言葉をかけて頂き、素敵な演出で本当に嬉しかった。本当に感謝しています。

ファミーユのスタッフの方々もお祝いの言葉をかけて下さり、感謝しかないです。
ファミーユさんは建物も調度品も料理も、その全てが素晴らしいが、スタッフさんもとても素晴らしい。
接客と言うよりも、心のこもったもてなしをして下さる。だからずっと楽しく幸せな気分でいられる。

バンドの皆さんとファミーユの皆さんのお陰で、思い出に残る素敵な夜を過ごせました。本当にありがとうございました。

そして翌日のランチの口コミへと続く…え?こんなに長い文章書いたくせに?はい、すみませんww

  • ワンプレート

  • 自家製パン、スタンバイ中

  • トリコロールのみなさん

  • かわいらしいステージ

  • 店内

  • 店内

  • テラス席

  • 庭も素敵

  • 納屋

  • 雰囲気満点の看板

  • 都会では見れない景色

  • ここだけが異空間

  • 古民家じゃないなんて信じられないクオリティ

2023/03/16 更新

1回目

2020/08 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

茨城の南フランスはまるでテーマパーク

住宅と畑しかないのどかな細い道。そこから更に細い通りへと入る角に、手作りの看板と、かなり古いヨーロッパ製と思しき自転車が目印として置いてある。
そして奥に進むと、ヨーロッパの小さな村としか思えない、異世界の一角。

外観は勿論、内装、調度品、テラスも庭も店員さんの服装まで、全てが古い田舎のフランスって感じで…まぁ、例えイギリス風とかイタリア風の物が混ざってたとしても違いなんて分からないんだけどねww

スタッフさんがフルーツを取りに入った建物も完全にヨーロッパ風の納屋で、その前には古〜いバイクが停められていたり…
とにかく、その徹底した世界観はテーマパークそのもの!

感染対策で屋内の多くは利用されていなかった為、見る事ができず残念だったが、どこを眺めても本当に素晴らしいカフェだ。

かなり古い建物をリノベーションしたのかと思いきや、スタッフさんに伺ったところ、17年前に古材を集めて「新築」されたものだそうだ。
それを知った上で見直すと、資材集めは相当大変だっただろうと容易に想像でき、オーナーさんの拘りには頭が下がる思いだ。

ランチタイムだったので、いろんな物を食する事はできなかったけど、とても美味しく頂きました♡

都内から気軽にって訳には行かない距離、運転もあるから、お酒を飲みながらディナーを楽しむのはいつになるか分からないけど、いつか必ずww
そしてランチでもティータイムでも、機会があれば何度でも通いたい、そんな素敵なカフェでした。

2023/03/15 更新

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