1回
2018/07 訪問
降参です。こりゃ旨い。
台風が過ぎ去った夏の日曜日。まだ、小雨混じりの空でしたが、ここを目指してやって来ました。
だいたいの場所はわかっていたものの、車での移動ではなかなか店が見つからず。車を一旦置いて歩いて探すことにしました。
役に立ったのは○oogleマップ。車の通らない路地に見つけました。開店は11時です。まだ30分以上前でしたが、傘を差した女性が一人すでに店の前にいらっしゃいました。ラッキー!!でも、5分後にオジサンが割り込んできました。彼女の連れのよう。まあ、それでも3番です。
日が差してきてオツムのてっぺんが熱くなりかけた頃、ちょうど11時になり、店主が暖簾を出しに外に現れました。髪をバックに撫で付けてメガネをかけたナイスミドル。俳優のようにも見えなくもありません。
入店。入口から逆L字形で横に3席、縦に4席の本当にこじんまりとした店内。小料理屋だったのかもしれません。
店内に券売機はありません。カウンター席に座ると店主の奥様と思われる女性が厨房から出て来て一人ずつ注文を取ります。
今回は醤油の大盛を中太手もみ麺で。味玉をトッピング。950円を先払いします。
待つこと10分。最初に入店した7人のうちの最初の3杯が出来上がり、私の注文はその最後に提供
されました。
うーん、美しい。小さな丼に炙ったバラ肉チャーシューと低温調理のモモ肉の鮮やかな赤みを残したチャーシュー。ネギがも前栽で小松菜の茎の緑も鮮やか。絵になります。
スープは尖ったところのない優しい味。パンチの効いた最近の流行りのものとは一線を画します。
麺は私の好みの手もみ麺でスープと合っています。
チャーシューはどちらのものも抜群の味。最近食べたもののなかで一、ニ番です。
あっという間に完食。幸せな時間は10分で終わってしまいました。
本当に旨かった。次は連れを連れて再訪問します。
2018/07/29 更新
ご夫婦かと思いますが、お二人で切り盛りされています。
二人でできる無理のないオペレーション。
カウンター席は7席のみ。一回の麺茹で作業は三人分までのよう。
丁寧な調理作業で作られた一杯は作品です。
2018/07/29 更新