鴨さんさんが投稿したイル・ボッカローネ(東京/恵比寿)の口コミ詳細

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イル・ボッカローネ恵比寿、代官山、広尾/イタリアン、パスタ、ステーキ

2

  • 夜の点数:4.7

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
おすすめポイント

~まるでイタリアにいるみたい、コスパ最高~

2018/09/08 更新

2回目

2019/04 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

平成と共に歩んできた名店です

今日は恵比寿にやってきました。1年振りの訪問ですが、私達には今行きたい理由がありました。それは改元。平成元年にオープンしたこのお店に色々なシーンでお世話になってきました。この店を振り返ることは、私達の30年を振り返ることに通じます。

目黒川沿いの道路に面するこちら、濃緑のテント地に覆われた怪しい雰囲気は不変です。恥ずかしながら30年前は付近に路駐していたような…。隣の建物が更地となり今では駐車に不自由なし(但し2時間@2,800円)。

内装も大きな変更なく、電球色の少し暗めの照明、葦簀張り風天井、敢て食材等を雑然と配したオープンキッチンがイタリアの一軒家レストランにいるような演出を。

本日は主に2名の男性に担当いただきました。いつも感心するのですが、こなれた会話で楽しませてくれる方々ばかり。入店時に、「予約なしで入れますか?」(混み合った店内を見まわして)「もちろん席をつくります」という遣り取りも30年続く伝統か。それだけ繁盛し続けているということの証明でもありますが。

牛肉のカルパッチョをつまみにプロセッコで乾杯。今日の選択を慎重に吟味した結果、タコとポテトの温サラダ、魚介のカルボナーラ、手長海老の炭火焼(4尾)に決定。カルパッチョは生フィレ肉にルッコラ、パルミジャーノチーズを添えてオリーブオイル、レモンを絞ったシンプルな一品。自宅でも作れないかと尋ねたところ肉に秘密がある様子。次の温サラダも茹でたタコとポテトをオイルでソテーしたものですが、本当に柔らかく、タコ独特の風味を凝縮した一皿。魚介のカルボナーラは初めてオーダーしましたが、貝類、イカゲソ、エビ全ての火の通りが完璧。但し、カルボナーラ感は希薄。炭火焼は裏切らない美味しさ。2尾あたり半個のレモンをタップリ絞って、身はしっとり、カリカリに香ばしく焼けた足までいただけます!
最後に恒例のデザートプレートからレモンタルトとピスタチオのパンナコッタをチョイス。エスプレッソでご馳走様。

店内を見まわすと相変わらず外人客もいたが、休日故か日本人の家族客が目立ちます。30年前は外人家族客に対し、日本人はカップル中心だったような…。平成の30年を経て、当時のカップルが酒を飲めるようになった子供たちとワイン片手に談笑するテーブルがあちこちに。日本のレストランシーンの成熟が感じられる晩餐となりました。
メデタシメデタシ


  • この天井!

  • コペルト@600円

  • 牛肉はフィレ

  • タコ柔らか~

  • 2人で取り分け後

  • 間違いない!

  • これが楽しみ!

2019/04/29 更新

1回目

2018/05 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

私たちのイタリア料理のカンパニョーロ

今日は久しぶりに表参道で妻とデート。仕上げは結婚前によく利用した鶏料理と意気込んで参りましたが、なんと臨時休業日!こうなったら意地でも往時の店をと想いをめぐらし、恵比寿へ移動。こちらのイタリアンとタイ料理マイタイの両にらみで電話もせずに直行したところ、マイタイの閉店発覚(ショック)!最後の望みをかけてこちらのレストランにたどり着きました。

なんとかありつけた席は一段上がった半テラスでまだ少し肌寒いですが、この際文句は言えません。そのうち店内の熱気で気にならなくなりました。隣は駐在員らしきアメリカ人2家族。あいかわらず外人率高し。

まずプロセッコ(スパークリングワイン)と前菜盛合せをオーダーしてメニューを吟味することに(このひと時が一番楽しい?)。盛合せはスップリ(チーズ入りライスコロッケ)、オムレツ、カボチャ・ブロッコリーのマリネ、茹で卵とグリーンピースのマヨネーズ和え、バケットにチーズ、カポナータ、エビ・カジキマグロのマリネと、色鮮やかでどれも旨い!
さて迷った挙句、結局定番をセレクト。チーズリゾットは女性店員が20㎏のパルメジャーノの塊を抱えて直接削り出してくれます。選んでくれたバルベーラ(赤)も相性バッチリ。お次は定番Tボーンステーキ(400ℊ)ルッコラ添え、フィレとロースを同時に楽しめます(添えられたホイルの炎は「ただの飾り」)。国産牛は一見超レアですが大丈夫、脂身と一緒に溶けるようです。
食後にもう一度愉しみが、テーブルに運ばれたデザートサンプルが7種類、それ以外にも3種類あり、結局妻が商品ケースまで行ってフルーツタルトとピスタチオティラミスに決定。このティラミス、エスプレッソが溢れんばかりに染み込んでおり最高です。

接客はイタリア人マッチョ他、女性1名を含む4名から。皆さんフレンドリーにサーブいただき、本当に楽しく過ごせました。食器は熱々で供され、カトラリーも皿毎に交換。パン代としてコペルト(@580円)が課金、水はスティル、ガスともボトルサーブで有料(@600円)。良い悪いはさて置きアラカルト主体で本国システム、サービスをそのまま恵比寿に持ち込んでまもなく30年!

さて、私の採点システムで初めて総合点4.9点の誕生です。CP加点が0.5と算出されたのですが、イタリア旅行の一コマを夜@1万円で満喫できると思えば、この価格は良心的だと私たちは感じました。

2019/04/29 更新

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