1回
2018/09 訪問
私たちの最高のフレンチ in 東京
今日は先週果たせなかった妻の買い物を完了すべく表参道にやってきました。特売会では定番物はみつからず直営店へ来ることに。さて、その前に腹ごしらえにお伺いしたのがこちら、2年振りの訪問ですが私たちにとってフレンチのエースです。
場所は青山通り沿いビルの10階。エレベーターを降りるとそこはパリ!厨房、トイレを過ぎて螺旋階段で最上階のダイニングルームに上がります。11階は3面が窓、白を基調とした高い天井と壁、明るい色調のベルサイユ様式フローリングで、明るく華やかに演出。パリ店同様に真紅の片面長ソファーに2人掛けテーブルが連続して配してあります。お店の方曰く「テーブル間隔が狭く申し訳ない」とのことでしたが、某ホテルの中華に比べれば十分と言えましょう。
マネージャーの方を含む3人に主にサービス頂きましたが、歴史から料理の解説まで、皆さん志を持って接客に臨んでいるのが伝わってきました。また、シェアやタップウォーターのリクエストにも快く応じていただけました。
料理はプリフィクスで、前菜にカンパーニュ風テリーヌとキノコのココット(+800円)、メインは真鯛のローストとブイヤベース(+2,000円)、ワインには白のロワール、デザートにはババとミルフィーユ。どの皿も素晴らしい出来栄えですが、特にブイヤベースは追加料金を払ってでも外すわけにはいかないと思います。オマール、ホタテ、カサゴ、キンメダイの上からフュメドポワソン(フィッシュスープ)を注ぎ、ルイユ(唐辛子入りアイオリソース)を添えます。魚介の旨味が凝縮されていますが、ダシに甲殻類は勝ちすぎるので使用しないとのこと、勉強になります!
1912年パリで創業され、2005年にアラン・デュカス氏が経営権を取得したブノワ。氏は古き良きビストロの美点を残すことを優先した上で、部分的に洗練化することを選択しましたが、そのDNAはここ東京店にも引き継がれています。
この店には料理を選ぶ楽しみがあり、選択肢に自慢の定番料理があり、そしてお店の方々の気持ちが良いこと!まだ若い給仕の方が「ミルクアイスとババとミルフィーユは永遠の3本柱です」と断言されたのが印象的でした。
さて、予想通りの高得点がでました。このクオリティで@7,000円、CP加点が+0.55となった為ですが、ダイナースで支払うと1割引きに!高得点の追い風になりました。
メデタシメデタシ
2018/09/03 更新
~定番料理、パリのビストロまんま、スタッフ最高、コスパ最高~
2018/09/08 更新