ヨシ-ヨシさんが投稿したうなぎのいとう(三重/伊賀上野)の口コミ詳細

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うなぎのいとう伊賀上野/うなぎ

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2022/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

体験型うなぎ店!私の中で百名店!

大阪へ出張の帰路。どうしても寄りたかったこちら。出張が分かった2週間前に電話で予約しちゃうほど。

結論から言うとヨシ−ヨシ初の満点5.0をここで出しちゃいます!!
それぐらい食べ終わった後の満ち足りた気持ちは、何ものにも代え難いものがありました。ここで満点出さなきゃ出す時ないなと(๑•̀ㅁ•́๑)✧

以下長文なので適当に流してください。また画像の6枚目以降はうなぎをさばいているものがありますので、苦手な方はスルーしてくださいね。

場所は三重県伊賀市の伊賀上野城から少し北に行った国道沿いのお店。
日曜日の11時開店に合わせて予約を入れてましたが、10:40に到着。店前をブラブラしてると店主(以降は大将と呼ばせていただきます)が出てきて「おっ予約の?」「まあ入って入って」と。

大将「今日は食べるだけ?作るの見てみる?」「次の予約まで時間あるからやってみよっか」

そう、ここは客が厨房に入って、うなぎを捌いて焼かせてくれるお店。しかもただのアトラクション的なものでは無く、全国のシェフたちがここにうなぎの捌き方や焼き方を教えにもらい来るという。こんなお店は唯一ここだけではないでしょうか。

そんな凄いお店の大将は、とてもユーモアがありお喋り好き。東京のミシュラン取ってる4店は全部ここで教えてあげた。〇〇ホテルのオーナーシェフも勉強しに来たよ。芸能人がきたよ、女子アナがきたよと。うちで練習してお店開いたのもいるよ、とかとか。TV取材も多いらしく店内にはその時の写真が所狭しと飾ってあります。どうやら凄いお方。

オーダー
極重一匹4200円(税込)

ということで食べるうなぎを選んで厨房に。産地は三河一色のだそうです。
大将「じゃっ、これで目打ちして」
私「(;^ω^)えっ?初心者がいきなりっすか!?」
大将「うん、打たないと動いて捌けないからね」「ここらへんを打つといいよ」と
私「よし、うりゃっ」「できた!」

大将「じゃあ、次は開くから」とやり方を説明してくれます。
私「っしゃ、分かりました!切るよ!」「あっ、曲がった^^;!」
うなぎが反り返って腕に巻き付いてくるのでうまく切れません。
私「難しいっすね。大将っ」
大将「大丈夫。女子アナだって出来るんだから兄ちゃんだって出来るよ(笑)」って。励ましているようで、プレッシャーをかけてくる大将(^o^;

こんな感じで初心者でも、大将の熱心な指導で、最初っから最後まで全部をやらせてもらえるんです。

次の串打ちは、身と皮との間に打つのが難しく打った後に大将に手直ししてもらいました(笑)
もちろん肝も串に刺して焼きます。

そしていよいよ炭火焼き。体を開かれて肝もないのに、炭火に乗せるとまだ頭がずっと動いてるんですよ!凄い生命力!うなぎ=精がつくというのがよくわかります。
計12回焦げないようにひっくり返しました。これがまた当たり前ですが暑い熱い。
途中で上げて最初に出た脂を洗い流す。これが大事。臭みの元なので。関東焼きは蒸す工程があるのでこれは不要だそうです。

香ばしく焼き上がり、いよいよタレにドボン。そしてまた焼いて、またドボンして仕上げにまた焼く。この時はもう、うなぎ屋のあの匂いです。ヨダレが出てくるヤバいくらい良いにおい(*´﹃`*)

いよいよ焼けたので火から上げて6等分にカット。ここまでで私の作業はおしまい。あとは大将が盛り付け。ご飯とタレはデフォで大盛りタレだく♪重箱の蓋が閉まりません(嬉)汁物の三つ葉は裏庭のプランターからその都度手積み♪追加用のタレも付けてくれます。

いよいよ実食!いただきま~す!
まずはウナギからパクっ。
うぉぉおっっ!!うめぇーーーー!(*´Д`)

外はパリっ、中はジューシー、うなぎの旨味たっぷりで臭みはまったく無し!タレも好みの味で感動的な旨さ。自身でやったからこそ旨く感じるのでしょうが、ど素人が作っても、ちゃんとうなぎの蒲焼だったことにも驚きです。

そして半助と肝焼き。関西では半助と言います。関東だとかぶと焼き。これもタレが染み込んでいて旨い~!しゃぶり尽くして骨だけに。そして肝焼きもたまらなく旨い!あ゛~ビールが欲しくてたまりません(;´Д`)

ご飯も大盛りタレだく。箸がススむススむ〜♪
うめぇ~(*^^*)やべぇ~(*^o^*)語彙力ねぇ~(*^^*)
美味しすぎてあっという間の完食です!

素人が作っても美味しかったので感動しました。もちろん大将のおかげです。
あとここでは書かないほうがいいような裏話や、うなぎのウンチクなどが聞けて終始楽しかったです。

食べ終わって会計をしようとすると、常連のテイクアウトのお客さんがいらしたようで、大将が「今からまた作るから、もっかい横で見ててみなよ」と。私が作ってる時は一人で写真があまり撮れなかったのでご配慮頂いたようです。ありがたい♪
なので調理風景の緑のシャツの方は大将です。

うなぎのような高価なものは、高級店で上げ膳据え膳で頂いてこそ価値があるのかもしれませんが、素人のお客さんにまで、自分の技術や知識を惜しげもなく伝えてくれるその心意気に感服です。私にはこのようなお店こそ百名店の価値があるように感じました。

うなぎが好きな方には是非ともオススメしたいお店ですが、こちらのお店は大将1人で営まれているので、行かれる方は必ず電話予約した方が良いです。そして食べるだけか、調理も体験したいかも伝えて下さい。営業時間中はあんま電話が繋がらないので、営業開始前や後を狙うと繋がりやすいです。

大満足です。ごちそうさまでした。
大将ありがとうございました!

  • 出来上がり~!

  • 開帳前。

  • 切り口は雑ですが、うまそ~(*´Д`)

  • 半助と肝焼き

  • うめぇ!ライス大盛りタレたっぷりがデフォです♪

  • 誰か……………(´;ω;`) (taro様…尊敬の念から使わせていただきました。無断使用ご容赦下さい)

  • これから捌かれるうなぎくん。直前まで水槽で泳いでいましたが、クーラーボックス急冷され落ち着かされる。でかい♡ ちなみに素手で持ってみたけどヌルヌルで持てませんでした(汗)

  • 目打ち

  • 関西は腹から開きます。関東は背から開く。

  • 大将がやるときれいに開けます。

  • 私が開いて串打ちしたうなぎ。下手くそ^^;

  • 大将は2尾まとめて串打ち。

  • 焼きます!頭がまだビクビク動いていますヮ(゚д゚)ォ!

  • 串を両手で持って平行に返します。

  • なんとか仕上がりました(^^ゞ

  • 完成!蓋が閉まりません(嬉)

  • メニュー表

  • うなぎの指南書

  • 練習キット

  • TV取材の時の写真①

  • TV取材の時の写真

  • ユリアンと箕輪はるかが来た時のVTRを店内で流してくれる大将(笑)

  • 外観

2022/09/17 更新

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