味の哲人 東西を行くさんが投稿した扇町うどん屋 あすろう(大阪/扇町)の口コミ詳細

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味の哲人 東西を行く

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扇町うどん屋 あすろう扇町、天満、南森町/うどん、カレーうどん

2

  • 昼の点数:4.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2025/09 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

鶏天カレーうどん&かやくご飯 最強の昼メシ。

『扇町うどん屋 あすろう』は毎週水曜と木曜が定休日だ。その翌日、11:15に出向いた。開店は11:00。すでに満席。中待ち、外待ち合わせて、10人。全員、女性客である。中を窺うと、3人の男性客を除いて、こちらも座っているのは女性客ばかり。
とはいえ、入れ替わりがスムーズで、11:40には入店できた。

並んでいる際に、メニューを渡され、注文を訊かれる。「鶏天カレーうどん」(¥1,250)と、「かやくご飯」(¥200)をお願いする。シメて、¥1,450。
ちなみに、かやくご飯はランチタイムでなければ、¥320だ。加えて、カレーうどんには無料サービスで白ご飯が付くが、今回はパス。

大阪のうどん屋は、カレーうどんの人気が高い。カレーうどん専門のうどん屋まである。加えて、鶏天人気も高い。
『あすろう』の場合も例外ではない。ただし、鶏天は“皮“を向いて調理してある。そこが独特の味わいを醸しだしている。誤解を恐れずにいえば、鶏天と言えども、大味ではない。手間の掛け方、その味付けが、あすろう流だ。そういう手の加え方ひとつ、ひとつが、嬉しくなる。美味しくなる。

さあ、運ばれてきた。
どうですか、このビジュアル。立ち昇る湯気も含めて、ググッと胃袋を直撃してくる。たまりません。
ハヤる心を抑えて、おもむろに木製スプーンを使い、まずは、カレーのお出汁を味わう。
おおっ。なかなかの辛口ではないか。トロミも、けっこう“重たい“飲みごごちではないか。
「とろり」と「どろり」の、ほぼ中間くらいの口あたりだ。辛さの中に、出汁のうまみが滲み出す。3度飲みごごちを味わってから、ようやく、うどんを啜った。
これ、ですね。あすろうの、このうどん。中太の、弾力のある、啜りごこち。どうも、いやはや、いつもの旨いうどんだ。ズルズルいける。で、実際、ズルズル繰り返し、啜る。啜り続ける。

あすろうの、このもっちりした味わいと、弾力は、讃岐うどんと大阪うどんを掛け合わせたような、そんな、独創的な、食感のうどんだ。
とりわけ、弾力の強さは素晴らしく、“噛み心地“が気持ちいい。
冷たいうどんで食べると、その食感がさらにハッキリとわかる。

鶏天を、さらにカレーによく浸してから、齧った。
このカレーにたっぷり浸すのが、たまらない旨さを作り出す。
鶏天が、さらに美味くなる。
コロモがシミてくる。鶏の味わいが深くなる。
うどんとともに啜るように食べる。
すると、カレーにコロモが溶け出し、辛さの中に、甘みが出てくる。鶏肉も、加えて、やわらかな食べ応えが出てきて、さらに美味さが際立ってくる。

次に、かやくご飯だ。
結論を先に言いたい。『あすろう』の、このかやくご飯はぜひ食べて欲しい。出汁の味わい、その炊きあがり、絶品である。
うどんの邪魔をしない。そのくせ、バカうまだ。
品のある味付け。とにかく素晴らしい。あくまでも、うどんのサイドメニューであるが、この一品だけでも、あすろうへ食べに行く価値はある。
神崎川の、うどんの名店『白庵』の、かやくご飯も私が常に食べるサイドメニューだが、『あすろう』も、双璧を成す、その美味しさだ。

かやくとして入っている、ささがきごぼうやお豆も、丁重な“仕事“がしてあるのが、よくわかる。
つまり、かやくご飯といえども、いっさい手を抜いてはいない。

本日のお昼ご飯も、大変、大変、美味しゅうございました。

長文にもかかわらず、最後までお読みいただき、心より感謝いたします。

  • しっかり辛ウマ!美味しいうどんに負けないカレー出汁。

  • 必食!かやくご飯は『白庵』と双璧を成す完成度です。

  • これが本日の最強のお昼ご飯!大満足でした。

  • どれを頼んでもハズレ無し。梅わかめも美味しいですよ。

  • 出来れば、かやくご飯を一度は食べてみて欲しい。

  • いつもは冷たいおうどんですが、たまには熱々も。

  • 最後に。このネギが素晴らしいアクセントになってます。

2025/10/21 更新

1回目

2025/09 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

大阪に来たら必食!至高のぶっかけうどん!

大阪メトロ堺筋線「扇町」駅の4番出口から地上へと出る。高速の高架下だ。
目の前に天神橋筋商店街がある。
「3丁目商店街」アーケードの入り口だ。
そのまま南森町方面へ商店街を歩くと、右手に「日乃屋カレー」、その角を右折すると、『扇町うどん屋 あすろう』がある。扇町駅からだと5分もかからない。

午後の2時半過ぎに店前に辿り着いた。
4人待ち。私は5番目である。
今日は珍しく行列が少ない。
いつもは10人以上は“待ち“を覚悟しなければならないのです。

『あすろう』は、近年、すっかり人気店になってしまった。

私が偶然にも、このうどん屋さんを見つけ、ふらりと入ったときは、まだ開店まもない頃だった。
以来、通い出してから、見る見るお客さんが増えていったのだ。特に、女性客が増えていった。

開店当初から、その内装は、明らかに「女性客」を意識して作られていた。そこが、通常のうどん屋とは、はっきりと違っていた。

ご主人は、大阪市内では名のある、うどん店で修行されたと聞いたことがあるのだが、それらの店の「うどん」と比べても、『あすろう』は、群を抜いて、美味いのだ。加えて、一品、一品、供される、どんぶりに盛られたビジュアルの美しさが、とても素晴らしい。

「ビジュアルの美しさがそのまま美味しさを現わしている」そう、強く思う。
ちなみに、「見てくれは良くないが、美味しい」と言う言い方がありますが、お金を払ってまで食べる料理に、それはないだろうと、私は感じる。

繰り返すが、この店のうどんは、見た目の美しさが、そのまま、美味しさを予感させる仕上がりなのです。生まれつき、料理人としての、センスの良さなのだろう。他の追随を許さぬ、生来のものだろうか。こればかりはどうしようもない。

順番待ちの際に、注文を訊かれた。
「おろしぶっかけうどん」(¥900)+大盛り(¥400)。シメて、¥1,300。
大盛りはそのときどきだが、おろしぶっかけが『あすろう』では一番繰り返し頼むメニューである。

味はもちろんだが、あのうどんのビジュアルが何度見ても、ため息が出る。瞬間、食欲を刺激するのだ。

4席あるカウンター席のハジに座った。
店内にはほかにテーブル席が5席ある。
私の目の前で、ご主人が調理されている。
変わらぬ、鮮やかな手つき。
しばしのち、運ばれてきた。

どうだろう、この、たまらないうどんの美しさ!

この完成された麺のビジュアルを、できるだけ崩したくないために、私はいつも、ハジのほうから、うどんを啜る。
薬味やおろしも付けずに、まずはこのまま、啜り上げていく。完成された出汁の旨味が、うどんに絡み、素晴らしいハーモニーを醸し出す。
モチっとしたうどんの味わいと歯ごたえ。
小麦の味わいが、喉を潤し、そのままスルスルと私の胃の中に運ばれていく。啜り上げを何度も繰り返す。
出汁の旨みが、どんどんと口の中へと広がっていくのがわかる。

ようやくそこで、すだちを絞った。
一気にさわやかな酸味が、うどんを覆う。
啜り上げて、また2、3滴のすだちを絞る。
これを繰り返す。

美味いなぁ。

さらに、ここで、おろしを投入する。
出汁の旨みと大根おろしの甘みが混じり合い、うどんは、とてつもない美味さに突入していくのだ。
たまりませんよ。もう、止まりません。

ネギを混ぜた。生姜も投入。
啜り、たくしあげ、ワシワシと無我夢中で食べ続ける。途中、残り少ないうどんを確かめながらも、いったん、箸を置き、木のスプーンで、出汁のスープを啜るのだ。
繰り返し、啜る。
またふたたび、うどん。
出汁スープ。
どんぶりの中には、
すだちのタネだけが、淋しく残った。

本日の遅いお昼ご飯、大変、大変、美味しゅうございました。

長文にもかかわらず最後までお読みいただき、心より感謝いたします。

  • おろしぶっかけ(大) どうです、この美しきビジュアル!

  • おろし&すだち&ネギ&生姜 最強の薬味スターズ。

  • 「出汁の味がよくわかる」まさに!初めてさんは並でどうぞ

  • 艶やかなおうどん。弾力のあるもっちり麺。ウマウマです

  • すだちを最初に一滴、二滴。それだけで爽やかな酸味。

  • お店の奥に覗ける製麺所。これを見ただけで食欲が湧く。

  • カウンターにマスコット。心憎い女性向けのインテリア。

  • いつも満員の店内。女性客の比率かなり高めです。

  • オシャレな看板ですよね。

2025/10/21 更新

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