2回
2025/10 訪問
最高のオムライスは胃袋を掴んで離さない。
ケチャップ少なめのオムライス。これがベスト。
実は中華スープも相当に美味しい。
胡椒を少々加えると最適な箸休め効果が生まれる。
卵の焼き加減が絶妙。正しいオムライスのお手本。
少なめをこうして塗り回す。均等の味わいになる。
ケチャップライスのしっとり加減がウマウマ。
しあわせな満腹感で、フィニッシュを迎える。
大盛り(実は大盛り盛り)でも味わいは変わらず。
チャンポンも必食!
水曜限定のカレーライスも評判らしい。
15時前には入店したほうが無難だ。
並びがあっても、意外に早く順番が回ってくる。
二階席からの眺望。
2025/10/31 更新
2025/09 訪問
絶品!餡かけうま煮ちゃんぽん!必食の旨さ。
大阪メトロ御堂筋線「なんば」駅を降りた。地下街をひたすら進む。「なんばコメジルシ」のあるレストラン街方向へ向かい、地上に上がる。さらに「コメジルシ」の飲食店街に沿って歩道を直進する。
やがて、左側歩道にローソンが見えてくる。もうすぐだ。
交差点に辿り着く。『松屋食堂』にようやく到着した。
駅から10分強はかかる。
ちなみに、大阪メトロ堺筋線「恵比須町」駅からでも、似たような徒歩時間を要する。
平日の13:05。店内に入った。
一階は厨房とカウンター席。狭く急な階段を上がると、二階席には、4人掛けのテーブルが5席ある。
『松屋食堂』のオムライスは何度も食べた。“町中華的なオムライス“としては、理想的と言っても良い、見事な完成度。しかも、時折、無性にまた食べたくなる。誰も異論はない、はずだ。
とはいえ、今日、私が食べに来たのは、「ちゃんぽん」(¥800)だ。ちなみにライス付きは¥900。
これが、とんでもなく美味い。「隠れた人気の逸品」だなんて、そんな手垢の付いた言い回しはしたくないが、松屋食堂の人気ラインナップの中でも、本気で素晴らしく美味い。そして、オムライス同様、「また食べたくなる」やみつきの、ちゃんぽんだ。
冷たい水を飲みながら、しばし、到着を待った。
5分ほどして、運ばれてきた。
どうですか、この溢れそうな、なみなみ感は。うま煮あんかけがこんもりとどんぶりに盛られている。あんかけは湯気をゆらゆらと立ち昇らせていて、誰しも直感的に「旨そう」と口走ってしまいそうな、そんな迫力。
中華麺はまったく見えない。
代わりに、豚肉や海老や玉ねぎや白菜やキクラゲ…などなど、覆い尽くすあんかけの、そこら中に顔を出していて、「おい。早く食べろ」そう、せっつかれているような、たまらないビジュアルだ。
箸であんかけと具材をググッと手繰って、掘り起こすように中に隠れている麺を取り出し、そうして啜り上げた。
熱々。ハフハフしながら、食べる。
あんかけの旨みを纏わり付かせた麺。いやはや、見た目どおりに美味い。白菜や豚肉も食べた。こちらも餡がたっぷり沁みていて、ウマウマだ。
餡の味付けが絶妙。まるで魔法のあんかけだ。旨みのかたまり。甘さと塩味の一体感がなんともいえず、食欲が高まっていく。
美味いなぁ…。
掻き回し、掻き回し、食べ進む。
それにしても、具材が豊富だ。松屋食堂が嬉しいのは、どれも具材が豊富で、しかもゴロンと大きめ。食べ応え、十二分である。
このちゃんぽんも、例外ではない。
これでもか、これでもか…と、どんぶりの底の底まで、具材が入っている。
ここで、とっておきの「味変」だ。
卓上の胡椒を使い、ちゃんぽんへとふりかけた。好みによりけりではあるが、どちらかというと、多めにかけたほうが正解ではないかな。
ガッツリと胡椒を効かしてから、あんかけ麺と混ぜ合わせ、かき混ぜる。
天地を返すように、幾度もひっくり返しながら、食べてみる。
すると、胡椒が餡と麺に程よく馴染んできて、美味さ3倍増、食欲もさらに加速していく。
3分の2くらい、食べ終えると、“餡スープ“が急に無くなり、旨みスープだけが残る。餡が突然無くなる。毎回、なんだか不思議な心持ちになる。
そうして、ここからが、このスープの、本来の味わいが始まる。あんかけの存在が強烈だったので、そのぶん、新しいもう一杯のちゃんぽんを食べているような錯覚に陥る。
あくまでもやさしい味わいだ。
中華麺はとっくに食べ終わっているので、具沢山のスープを飲んでいる気分になる。
(それほどに、豚肉や野菜が食べきれずに、最後まで残っている)
そうして、とうとう、ちゃんぽんは完食した。
本日のお昼ご飯も、大変、大変、美味しゅうございました。
長文にもかかわらず最後までお読みいただき、心より感謝いたします。
うま煮餡が溢れるほどの盛り付けだ。中華麺はこの下に。
どんぶりの横から見ると、このように盛り上がってます。
卓上の胡椒で、味変。天地を返すようにしてまた食べる。
これが胡椒掛けの瞬間です。天地返し後も振りかける。
ちゃんぽん麺ではなく、中華麺。松屋食堂流のちゃんぽん。
餡が無くなると、スープが表れる。優しい味わいです。
店前の表示です。やはりオムライスが人気ですが。
実際は、15時頃には材料切れになりますので要注意。
ちゃんぽんオムライス以外にも美味しいメニューが豊富。
白飯のライス付きだと、¥100UPです。
2025/09/28 更新
大阪メトロ御堂筋線「なんば」駅下車。地下街を進む。「なんばコメジルシ」方向へ向かい、地上に上がる。飲食店街に沿って右側の歩道を行く。
すると、左側歩道にローソンが見える。
交差点に辿り着く。『松屋食堂』があった。
「なんば」駅から10分強はかかる。
ちなみに、大阪メトロ堺筋線「恵比須町」駅からでも、似たような徒歩時間を要する。
また、御堂筋線/四ツ橋線「大国町」駅からでも、同様の所要時間を要する。
それでも、『松屋食堂』へ出向く理由はちゃんとある。“あのオムライス“を、定期的に、無性に食べたくなってしまうからだ。
平日の14:10。店内に入った。
一階は厨房とカウンター席のみの、手狭な造り。満席だと、二階席へと案内される。
狭く急な階段を上がる。二階席には、4人掛けのテーブルが5席ある。その一卓に座る。
ほどなくして若いお姉さんが冷たいお水を持ってきた。オーダーは一択。「オムライス/並」(¥900)をお願いする。シメて、本日のお昼ご飯は、¥900。
「卵の上にかけてあるケチャップは少なめでお願いします」と、さらにリクエストする。
「わかりました!」
と、心よく応じてくれるお姉さん。
幾度かオムライスを食べ続けていると、この「ケチャップ少なめ」が、ベストだという答えに行き着いた。
元々、『松屋食堂』のケチャップは酸味が少なめなオムライスだ。
中の、ケチャップライスは、さらに中華出汁を入れ(たぶん)、味わいが通常のオムライスとは、ひと味もふた味も、違うのである。
(つまり、とても美味しい!)
さらに言い募れば、ゴロンと入っている鶏肉にも、下味がついている。
さらに、さらに、言い募ると、細かく微塵切りされた玉葱は、甘みが強い品種を使っているように思える(‥‥おそらく)。
そうすると、卵焼きの上に、「見栄え優先」でかけてあるケチャップが、やや、しつこい甘さになってしまうのである。なので少なめをお願いするようになった。
それもこれも、ここまで美味しいオムライスだからこそ、最上の美味しさで味わいたいからだ。
冷たいお水を飲みながら、そのオムライスを待ち続ける。このしばしの“お預け状態“が、楽しみと食欲を掻き立てる。
そうして、ついに、オムライス登場。中華スープもお供に付いてくる。
まずは、少なめにしたケチャップを卵焼きの上に、スプーンを使い、満遍なく塗り広げる。
なるべく、均等になるように、塗る。
そうして、いよいよ、スプーンでひと掬いし、口中へと運ぶ。ケチャップはベトついてはいない。絶妙なしっとり具合で、熱い美味しさを纏っている。
鶏肉も、共に、スプーンの中にある。
美味い。ひと口目から、一気に美味さが押し寄せてくる。ゆえに、ふた口目も続けて食べざるを得ない。
強火の中華鍋でサッと炒めた米やケチャップや中華出汁、鶏肉や玉葱が、たまらなく感じるほどの、素晴らしい一体感で、口中に幸せを運んでくる。
こうなると、止まらない。
『松屋食堂』のオムライスは、おそらく、お茶碗2杯半はあるだろう、実は、大盛りなのである。
それでも、飽きのこない、抜群の美味さだ。
たまに、大盛りのような「並盛り」を、さらに「大盛りで」と頼む時もあるのだが、それでも、この美味さは、まったく変わらない。
中華スープで、いっとき、小休止する。
このスープも、もちろん、ウマウマだ。
そのままでもOKだが、スープに胡椒をかけたりすると、さらに味わいが増す。オムライスを食べ続けているので、その胡椒味が、口の中をリフレッシュさせてくれるからだ。
ふたたび、オムライスに挑む。
もはや、何が起きても、食べ終わるまでは、ここを動けない。動きたくもない。
ワシワシ、ひたすら食べ続ける。
中華スープをきれいに飲み干す頃、オムライスも、残り僅かになってきた。
コップの冷水でひと息ついて、僅かなケチャップライスを丹念に掬い米粒をひとつも残さず、食べ終える。
至福のオムライスが完結した。
本日のお昼ご飯も、大変、大変、美味しゅうございました。
長文にもかかわらず、最後までお読みいただき、心より感謝いたします。