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こちらは連れが食べた大盛り。
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こちらが私が食べた並盛り。
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すべて食べ終わっても、胃に優しくて軽い。
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チャーシューは蕩ける美味さ。
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麺の味わいも素晴らしい。
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チャーシュー麺をぜひ食べて欲しい。
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スープを纏った麺の美味しさは格別。
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最後まで飲み干してしまう、美味さ。
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味玉もウマウマ。
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つけめんも間違いなく美味しいと思う。
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お店前に掲示してあります。
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ロゴが可愛らしい。
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お店の中はパンダだらけ。
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なんと、トイレの中にもパンダがいます。
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遅めの昼時間、あるいは夜なら並びは少なそう。
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行列に際しての、お店からの注意事項。
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東京メトロ東西線/都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅6番出口から地上へ出る。永代通りに沿って左歩道を歩き、陽岳寺の角をふたたび左折。あとは一直線に深川方面に向けて歩き続ける。7,8分ほど歩くと、交差点の斜め向かい側に『こうかいぼう』が見えてくる。行列の絶えない店なので、並びの列で、すぐにソレとわかる。駅から歩いて10分弱。土曜の14時近く。行列の多さに一瞬たじろぐが、覚悟を決めて並ぶ。
いきなりの結果報告になってしまうが、辛抱強く待つ甲斐のある、素晴らしいラーメンだ。30分ほど並んだあと店内に入った。注文はすでにとられていた。
○ちゃーしゆうめん(¥1,290)
○味付たまご(¥100)
シメて、¥1,390の、お昼ご飯。
カウンター席とテーブル席もあるが、どちらかといえば、カウンター席がメインの手狭なお店だ。私は運良く、テーブル席に着いた(2人連れだった)。
ご主人が厨房に立ち調理している。奥さん(？)らしき女性がお客さんに気配りしながらも、忙しく配膳を繰り返している。満席状態なので、時に手が足りず、合間を見てご主人も配膳を手伝ったりしている。
それでも、ほどなくして、「味玉入り・ちやーしゅうめん」が供された。スープの色艶と深みに、まずは目を奪われた。スープのあいだから覗く麺が、整然とした佇まいで、美しいウェーブを描いている。5枚のチャーシューの、綺麗な“サシ“が、美味しい美しさを期待させる。メンマ。ネギ。味玉。そして、一枚の海苔。何か、こちら食べ手の居住まいを正させる、そんな神々しさ、さえをも感じてしまう。大袈裟に聞こえるかも知れないが、ごく稀にそんな食べ物に出会う経験はないだろうか。今まさに出会ってしまった。
スープを啜ってみる。最初に煮干しの味わいが飛び込んできて、その後すぐに、幾つもの出汁の旨みが襲ってきた。この奥深い味に、嬉しく驚く。しかしながら、そんな複雑な組み合わせの味わいでありながらも、不思議に統一感がある。しかも、決して“重たく“はないのだ。むしろ、軽やかな飲み心地である。スープを飲みながら、さらに思う。研鑽と、それを日々繰り返す、情熱。結果、いま私が味わい陶酔しているスープがここにあるのではないだろうか。
麺を手繰る。口中へと啜り上げる。スープを纏い、それで初めて完成されると言わんばかりの、味わいだ。中太麺が、喉の奥で踊っている。跳ねている。噛み締める。啜り上げる。呑み込む。完璧。麺がスープと合わさって、美味しさが続いていく。
チャーシューを食べる。蕩けるような…、いや、実際、蕩けてしまうチャーシューだ。いくらでも次々と食べてしまえる。トロトロの味わい。
気づくと、麺とスープに絡んで、いつの間にか、ネギを食べてしまっていた。こちらも影の名脇役だ。
メンマも完璧な味わい。とはいえ、やはり脇役に徹している。麺を惑わすような、“余計な味付け“が施されていない。味玉を箸で割り、スープに浸して食べた。当然のことだが、美味い。美味い。
完成された中華そばの、逸品。しかも、食べ終わってみれば、不思議に軽い食後の感覚だ。
たしかに腹は満たされていながらもすこぶる胃が軽い。ひょっとして、もう一杯、食べてしまえるのではないか、そんなふうにも思えてしまう、満足感。
本日のお昼ご飯も、大変、大変、美味しゅうございました。
長文にもかかわらず、最後までお読みいただき、心より感謝いたします。