この口コミは、味の哲人 東西を行くさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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ライオン飯店天満、天神橋筋六丁目、扇町/中華料理、ラーメン、バル
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昼の点数:3.9
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 -
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[ 料理・味-
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| 酒・ドリンク- ]
ランチはとてもお値打ち。回鍋肉定食を戴く。
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ホイコーロー定食。
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辣油で炒めているので、辛口。
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スープも美味しい。
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山盛りのサラダも付いてきます。
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ザーサイもしっかり美味い。
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お代わりのご飯の上に回鍋肉を載せて、どんぶりで。
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これがお昼のサービスランチ各種。
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路地裏の市場のところにあります。
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麻婆豆腐も人気。五目あんかけそばも美味しそう。
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2025/12/11 更新
JR大阪環状線「天満」駅の改札口を抜け、すぐ右側から構内を出る。そのまま狭い路地を抜けて行けば、右側に「ぷららてんま」の建物に行き着く。駐輪場に沿って、建物の裏手に回り込む。すると、また路地裏の飲食街が広がっている。その路地の一角に、『ライオン飯店』がある。駅から歩いて、5分。
平日の13:30。お昼の営業時間は14:00までだ。
急ぎ、店内に入った。すべてテーブル席のみだ。6卓ほどあるだろうか。混雑時を過ぎて、お客は私を含め、3人。先客のお二人は、麻婆豆腐定食を食べている。ライオン飯店では、1番人気のサービスランチだ。腰を落ち着け、ランチメニューを眺める。
○ ホイコーロー定食 (¥1,000)
を、お願いした。本日のお昼ご飯はシメて¥1,000。
すぐに、中華鍋を振る音が厨房から聞こえてきた。
2,3分後。ホイコーロー定食が供された。出来立ての湯気が立ち昇っている、その一皿。回鍋肉の他に、山盛りのサラダの器。ニラ玉の中華スープ。小皿には、ザーサイ。そして白飯が盛られたお茶碗。この一式の定食を眺め渡し美味しさをたちまち予感した。
ところでー。
中華料理の美味しさはすべからく大きな中華鍋の調理の早さにかかっている。サッと炒め素早く供する。下ごしらえはともかくこのスピード感が中華料理の味の決め手ではないか。少なくとも私はそう思っている。
回鍋肉の皿に手をつける前に、スープをひと口飲んだ。サービスランチのスープにもかかわらず、ニラ玉がしっかり入っている。溶き卵がスープの中に漂っている。ニラも、もちろん入っている。ちゃんと濃い味わいだ。予感が的中しつつあることを知った。二口目を飲む。間違いない、旨さである。
さらに、ザーサイを摘んで、そのまま白飯の上に載せ、食べた。温かいお米とザーサイの組み合わせが、嬉しくなるほどに、旨さが口中に溢れてくる。ザーサイも美味しいが、なによりも白飯が見事に美味しい。“定食“の美味しさの、必須事項だ。
いよいよ、回鍋肉に箸を入れた。熱々。まず、炒められたキャベツを摘む。味わいが良い。続き、豚肉を食べる。こちらも炒められ、味わいが濃い。中華の中で、回鍋肉は、いわゆるゴハンがススムおかずの代表格のひとつである。もちろん、この定食も、間違いなく、そうなのだが、しかし、他のお店の回鍋肉と大きく違う点がある。それは、炒める際に、たっぷりの辣油を使っている点。実際、辣油の赤い液がキャベツと豚肉のあいだから、覗いている。したがって、キャベツも豚肉にも、辣油が沁みているとわかる。つまり、回鍋肉が旨辛の味だ。食べ進むに連れてこの旨辛さが、ガンガンと口中に襲いかかってきて白飯をかき込まざるを得なくなる。回鍋肉での、このような体験は、初めてだ。とはいえ、この旨辛さに慣れてくると、とても美味しい。ご飯もウマウマになる。「旨辛」と書いたが、実は、それなりに、けっこうな辛さだった。辛さの“膜“が口中に積み重なって、いつのまにか堆積していた。そこでサラダの出番である。通常の定食類ではありえないほどのボリュームがある。ふんだんに野菜が盛られているサラダだ。
口中の辛さを鎮める効果、またお口直しにはもってこいの量。ドレがかかってはいるが、野菜そのものの新鮮さと味わいで次第に辛さが緩和されてきた。
白飯を、ここでお代わりした(無料)。
お茶碗に半分ほどお願いした。そうして、その白飯を使って、ミニ回鍋肉丼を作った。ここからフィニッシュへと向かう。ワシワシと喰らう。一気にどんぶりを食べ終え、卓上の冷えたお水を飲み干し、完食したのだった。
本日のお昼ご飯も、大変、美味しゅうございました。
次回は、麻婆豆腐定食か。あるいは、五目焼きそばの定食も良いかもしれない。¥1.000はお値打ちだ。
長文にもかかわらず、最後までお読みいただき、心より感謝いたします。