1回
2018/08 訪問
小江戸川越の鰻といったら小川菊
埼玉・小江戸川越の蔵造りの街並み(一番街)に入る直前、1つ東の通りである大正浪漫夢通り(昔は銀座通りだったんで名前的には良くなったと思います)に小川菊(おがきく)はあります。大正時代からある木造三階建(創業自体は江戸後期文化4年の1807年)、歴史ある建物で鰻が食べれます!
最近店内を改装して随分と綺麗になりました。座席数も倍以上に(二階の大座敷を机席にしたことが大きい)。これは小川菊の努力がありまして、昔は朝に処理した鰻だけで回していて、夜になると売り切れちゃう場合が多かったんですね。これだと地元の人が食べれない。ということで井戸を掘って、井戸水の水槽で鰻をまとめおくことに成功したみたいです。これにより大人数に対応出来るようになったわけです
店内には仲町の山車、羅陵王の絵画や写真、ステンドグラスが飾られています。素敵。座敷の塗り机には菊の模様。さすが小川菊です。
メニューをみてみると値段は10年前の2倍くらいでしょうか。世知辛いです。
コースには天麩羅とあり、とても気になります。なんとあらいの文字が!鰻は血液にタンパク質性の毒を持っていて傷口などに入れば炎症を起こし、目に入れば結膜炎につながります。しかしタンパク質なので熱を通せば失活します。しかし刺身とは…。お話を聞くと独自の方法で血抜きするみたいです(だからあらいなのかな)。鰻毒は死ぬわけじゃないので次は試したいなあ。
日本酒は神亀と鏡山。両方とも埼玉のお酒です!前者は蓮田、後者は地元川越。神亀は昔から好きで、見かけると飲んでしまう酒なのですが、お昼なので控えめにビールで。。
地ビールCOEDO瑠璃の生と骨煎餅で乾杯。サーバも綺麗で泡も美味い。サムズアップ。うざくとの相性も良し。
うな重は特にしました(バンザーイ)。菊模様の重箱の蓋を取ると、鰻の香りが溢れます。甘めのタレとシットリふわふわのウナギとご飯の相性ときたら。。親指が上がります。肝吸いも出汁が上品で最高。
川越で有名な鰻屋は小川藤といちのやです。前者は小川菊の弟子筋、いちのやは昔は料亭で鰻の注文があると小川菊で焼いていたみたいです。なので歴史的には小川菊が古い(小川藤もいちのやも美味しいですよ、単に歴史の話です)。そうそう、浅草の初小川は小川菊の職人さんが独立されたお店です。
小川菊は昔から川越に根付いた鰻屋さんなわけです。店主は7代目だったかと。いつまでもこの鰻を食べていければと思います(ちなみにウナギに関する覚書はこちら。)。万感の思いを込めて星5つで。
蔵造りの街を歩くと、浴衣を着た男女を良く見かけます。着物レンタルのお店が増えてきたからでしょう。良い観光地になってきました。小川菊は行列なので名簿に名前を書いてから街を散歩するのも一興かと思います。時の鐘の前にある舛屋酒店でCOEDOビールの生を飲む時間はあるはずです。
COEDO瑠璃の生。ちゃんとしています。
骨
うざく
小川菊の塗り重
雰囲気が良い座敷なので障子を開けたら熱気と掃除機が!撮影後は直ちに締めました。古い建物は遮温が難しいですね。
小川菊のある仲町が持つ蘭陵王の山車。
高騰が半端ない・・。
2018/08/27 更新
大正時代からある木造三階の建物で鰻が食べれる川越の老舗。
2018/08/28 更新