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2025/11 訪問
極上素材の天ぷらは遊び心溢れる様々なメニューが魅力。味の変化を楽しむ博多の夜
2025/11/29 更新
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出張の合間にふらっと立ち寄った「札幌かすうどん 風土」。博多で札幌のかすうどん？と最初はちょっと不思議に思いながら入りましたが、これがもう大正解の店でした。
かすうどんのイメージだけで来るとびっくりするほど、天ぷらのラインナップが多彩。特に変わり種の天ぷらが充実していて、ついつい頼みすぎてしまう楽しさがあります。
この日のヒットはまず牛ヒレ天。サクッと軽い衣の中から、やわらかいヒレ肉の旨みがじゅわっと広がる贅沢さ。続いて頼んだ海苔いくらは、揚げた海苔の香ばしさの上にいくらがこんもりと盛られ、見た目のインパクトも抜群。しっかり揚がった海苔のパリパリ感と、いくらのプチッとした塩味の対比が絶妙でした。
さらに印象に残ったのがほたて生雲丹乗せ。
ほたての甘さに濃厚な雲丹が合わさると、ひと口なのに“ご褒美感”がとんでもない。明太子は大葉で巻かれていて、風味がふわっと広がる上品な仕上がり。どれも工夫があって、ただの天ぷらではなく“つまみとして楽しい”ラインナップ。
〆は迷わず雲丹いくら丼（ミニ）を注文。
ミニとは名ばかりで、しっかり満足できるボリューム。米の炊き加減がとても良く、粒立ちがよく、濃厚な雲丹とたっぷりのいくらを引き立ててくれます。
天ぷら好きはもちろん、海鮮をカジュアルに楽しみたい人にもおすすめ。福岡でちょっと変わった一杯と天ぷらを楽しみたいなら、ここはぜひ覚えておきたい一軒。
博多旅行の中ではノーマークのお店でしたが、こういう“気取らないのに質が良い”お店に出会えるのが旅の醍醐味ですね。