ピエール…さんが投稿した玉英堂彦九郎(東京/人形町)の口コミ詳細

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この口コミは、ピエール…さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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玉英堂彦九郎人形町、水天宮前、浜町/和菓子、どら焼き

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  • テイクアウトの点数:4.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人

伝統 技術に 感服です♪…

初訪問です。「これは美味しい!」と思える和菓子に出会うことができました…。

この日は、人形町/水天宮前エリアで同窓会を開催。1軒目の「龍盛菜館」さんで中華料理を楽しませてもらいましたが、4.5時間も滞在したので、今回は1軒目で解散。せっかく都内に出ましたので、少し食べ活をすることにしました。

勝手がわからない街ですので、今回は事前に食べログで検索。評価のよい新店や穴場を探すにはGoogleの方がよいと思うのですが、実績のある既存店を探すには食べログが得手かと思っています。ということで、「人形町 スイーツ」で検索。私のスイーツ経験値は低いので、助かります…。

と、目に留まったのが5位にランキングされていたこちらです。現在まで口コミ824件、マイレビ様40人ご利用、"3.73"の評価で、和菓子・甘味処TOKYOの百名店です。

トップページのわらび餅に惹かれました。ただ、こんな高評価で人気があり、しかも和菓子ですから、私にとってはちょっと腰が引けるお店でした…。

こちらは、1576年京都三条大橋にて創業。1954年に現在の地に支店として開業、京都の本店を閉業して人形町のお店に集約されたそうです。来年で創業450周年ですが、すごいですね。すべて手作りだそうで、今は親子三代で切り盛りされているようです。

人形町通りの裏通りや横丁を散策しながらお店へ。それにしても人形町って、よさげなお店がたくさんあるんですね。

そんなことを思いながら、15時45分に入店。先客は0人、後客は0人。老舗とは思えないような現代的な店構えでしたが、商品は歴史を感じさせるものがたくさん並んでおりました。

24代目に応対いただきましたが、残念ながら、わらび餅は見当たらず。名物の虎家㐂はいただくとして、あと一つは中々決まらなかったのですが、すごそうな一品をいただくことにしました。

「虎家㐂(税込¥330)×2」

直感的に丁寧に開けなければと感じ、ゆっくり薄紙を剥がしていくと、きれいな焼き色で虎模様の生地が現れます。中の餡は、はみ出るくらいにたっぷり。

生地はしっとりめで、ふわっとやわらかいです。どら焼きのような密度の高さはなく、空気がたくさん含まれているようなとても軽い食感です。ほんのりと甘さもあるようでした。

餡は、よく煮込まれた感じです。粒を残されていますが、その薄皮はとてもやらかく、やさしい食感です。粒の量に比べて餡の量が多いので、つぶし餡と混ぜられている印象です。粒餡派、こし餡派、どちらの方にも好かれそうな感じです。

粒が大きい風味も豊かな北海道産の大納言小豆を使用されており、潰さない粒餡とつぶし餡、こし餡の3種類に分類されているそうで、うまく混合されているんでしょうね。

すごくふんわりと仕上げされた生地は餡をやさしく包み、くちどけがよく、こってりではないやさしく上品な甘さの餡と混ざり合う絶妙なバランスで、すごく美味しかったです。食べ応えもあり、和菓子に疎い私でもその美味しさがよくわかりました。

「玉万(税込¥750)」

値段も立派ですが、7~8cmくらいありそうな大きめサイズ。ツヤツヤして手作り感のある丸いなお饅頭です。このようなお饅頭は食べたことがありません…。

購入時、24代目さんからの「濡らした包丁で切ると、きれいに切れますよ」というアドバイスに倣って入刀。きれいに切れて、色鮮やかで美しい5層が現れます。見事な層のバランスです。

中心は栗、つぶし餡、紅餡、うぐいす餡と層をなしており、表面は薯蕷(じょうよ)という生地とのこと。花火のように、どこから見ても(切っても)きれいに現れるんでしょうね。

薯蕷は、蒸したことがわかるしっとり感で、ふんわりとしたやわらかさ。山芋(薯蕷)と米粉が原料のようですね。軽い上品な甘さがあります。餡もお上品で、ゆっくりしっかり練られているのがわかる繊細さがありました。

なめらかで甘さ控えめな餡と栗のハーモニー。上品な味わいを楽しむことができました。いとおしい感じもして、「素晴らしいなぁ」という心の声が出ました…。

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きれいなお皿に乗せて、正座しながらいただけばよかった、お店に申し訳なかったなぁと、ちょっと反省。伝統を守りながら、手間を惜しまない職人さんとしての技術が実感できる逸品でございました。

歴史のある和菓子なんでしょうけど、今でも通ずる洗練された印象も持ちました。こちらを販売された頃は、きっとセンセーショナルだったんだろうなぁ、とか当時のことを思い巡らせましたが、格式・信頼・色褪せないという言葉が似合いました。

今度は、わらび餅とまた虎家㐂をいただきたいな。また行きまーす♪
ごちそうさまでした!

  • 「虎家㐂(税込¥330)」のアップ①…

  • お店ロゴ(紙袋からキャプチャー)

  • 「玉万(税込¥750)」のアップ…

  • 「玉万(税込¥750)」のお品書き!?…

  • 薄紙に包まれた「虎家㐂(税込¥330)」

  • 「虎家㐂(税込¥330)×2」のパッケージ姿

  • 「虎家㐂(税込¥330)」のアップ②…

  • 開封前の「玉万(税込¥750)」

  • 「玉万(税込¥750)」のアップ(カット前)…

  • 「玉万(税込¥750)」のアップ(カット後)…

  • ショーケース①

  • ショーケース②

  • お店正面

2025/10/02 更新

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