2回
2023/11 訪問
ドラフト一位
京都の老舗料亭である和久傳さん。伊勢丹11階の京都和久傳は立地的にも使い勝手が良く、何度かお邪魔しているのですが、遂に室町和久傳さんの予約が取れたー!喜びで毎日ワクワク和久傳でした。
食前の豆茶に続き、出汁入り茶碗蒸し。たらの白子、香茸、栗入りです。
白子は焼き目が香ばしくとろけます。香茸がとても豊かな香りで美味しいです。おろしたてのわさびがまた甘く美味しい。
松茸と海老芋フライ。赤酢の入ったソースとからしでいただきます。肉厚松茸の歯ごたえ、大きさも素晴らしい。揚げると海老芋はうまさが爆発しますね。
香箱蟹のお鮨。蟹↑(*゚∀゚*)↑
内子とともに小さな角切りりんご、生姜が和えてあり、食感が良くさっぱりいただけました。
松茸とクエの土瓶蒸し。豊潤な松茸のエキスが出まくっています。先程のフライの半身でしょうか、かなり大きな松茸がごろり、クエも美味しいです。
戻り鰹の藁焼き。脂の乗ったトロ鰹が抜群に美味しい!(*´ч ` *) これはもっと食べたい…。鰹は断然、戻りに限る。
雲丹、アオリイカ、鯛のお造り。舌にねっとりとまとわりつくようなイカが甘い。雲丹も甘いです。
栗のクレープ、鰻巻き。生地はほんのり甘く、鰻はがっつりタレ味、百合根ペーストがつなぎとなり、いちじくのジューシーさが後味を軽くしてくれます。
こういった創作料理に目がないので嬉しい。
なんと松茸三皿目となる成相焼きが登場。贅沢ですね。松茸がミルフィーユ状に重なり、それを鱧で包んで香ばしく焼いてある。添えられた柔らかな紀州梅と甘味噌もとても美味しいですね。中の松茸がジューシーなのは、巻く前にお出汁に漬けているそう。松茸の刻み方も然り、手間をかけていらっしゃる。
柿、ほうれん草、生麩、ホタテの入った白酢和え。優しい酸味でさっぱり、甘くて美味しい。
和牛の朴葉焼き。濃厚な甘味噌味はもちろん美味しいのですが、甘い味付けが続いたのでそろそろ塩味が欲しかった。
土鍋炊き新米が登場。まずはシンプルに白飯でいただきます。米作りから携わられているそうですが…お米はまだまだ改善の余地ありです。
さて、締めご飯のドラフト会議では2選手を指名。ここで複数食べないようでは和久傳に来た意味が無い!くらいの気合いで臨みましたw
脂のものすごく乗った分厚い鯖寿司、鯖が高品質で美味しいです。
そして、鱧かつの玉締め丼。
うんまぁぁぁぁ:(( ꒪꒫꒪)): 鱧のカラッと、中はふわっと揚がった食感と、卵とじのとろっと加減、上品ながらも輪郭のはっきりしたお出汁の味。これはドラフト一位選手、たとえ胃袋がはち切れても食べるべき逸品です。
代白柿。渋柿の渋を抜いてゼリー状になった柿。秋の味覚ですねぇ。
栗の葛焼き。外側パリッと中はとろとろ食感。菓子切りではやたら切りづらいのが玉に瑕ですがw、葛を焼くのもなかなか美味しい。
ほうじ茶、お薄も美味しかった。
いや〜さすがは和久傳。季節の良質な食材、独創性の中にも確かな技術、やはり素直に好き。
高台寺にも是非機会があったらお邪魔したいものです…(_ _*)
2023/12/21 更新
創業150年超の老舗料亭。今回は室町店へお邪魔しました。日本料理で珍しいオープンキッチンスタイルなので、臨場感が味わえます。
併設のショップで買い物ができるのも便利です。
柚子茶を出していただいた後は先付け。栗を練り込んだ胡麻豆腐に銀杏のすり流しでした。優しい胡麻豆腐、銀杏の独特の渋みは柔らかめでおこげも入って香ばしい。
香箱蟹のお寿司。グラニースミスという青りんご入り。蟹の旨みに、りんごの酸味が利いてさっぱりといただけます。
雲子のかき揚げとナッツ味噌。ふわとろの白子と衣のサクサクが美味しい。松の実やレーズンが入った濃厚味噌でした。
痛恨の画像撮り忘れ!お造りは明石鯛、あん肝と奈良漬け。柚子のジャムも添えられています。ぶりんぶりんに筋肉質なお刺身でした。
痛恨の撮り忘れ②。食べかけを慌てて撮ったのでお見苦しくて申し訳ありません…。白味噌のお椀、とちの実餅、つるむらさき、蕪入り。
お餅はなんと和久傳さんの真骨頂、からすみ餅でした。正月を先取り!たっぷり入ったからすみの塩気と白味噌の甘さのハーモニー。こちらは甘酒のお味が強めで、上品なお味のお椀でした。
目の前で焼いてくれる松葉蟹の焼き物。ふわふわで蟹の味が濃い〜甘い~!絶品でございました。ああ、美味。
海老芋と和牛、卵黄のソース。下に敷かれた香茸のソースが深みがあり、とても美味しいです。京都でこの季節にいただく揚げ海老芋は好物です。
柿の白和え。柿の瑞々しさと柿酢の酸味が、まったり濃厚な白和えソースにマッチして、これまた美味しい。
なめことクエのみぞれ鍋。京都のなめこはどでかい…。クエは皮目周りの脂がもの凄い。出汁の利いた、これぞ和食な味わい。
白飯の後は恒例の選択式〆。鯖寿司、蟹の卵とじ、マグロ丼をオーダーしました。
鯖寿司は半分はあろうという分厚い鯖に、きつすぎない酢が美味しい。持ち帰り用よりやはりその場でいただくのが最高ですね。こちらの出汁の利いた玉締め丼が大好きなので、雑炊感覚で食べられました。
マグロは部位が悪く、固くて残念。
シャインマスカットとクイーンルージュに白ワインのゼリー。洋風アレンジが口直しになって嬉しい。
満月に見立てた栗きんとんが入った水羊羹「月あかり」。栗部分が美味しい…。羊羹が苦手な私でも食べられる、キメ細かい高級羊羹です。
最後に実山椒の入った金平糖を出していただきました。外側はもちろん甘く、山椒を噛むと弾ける辛さ。不思議とミントを食べたようなすっきり爽快感が残ります。
見た目も美しく、心尽くしのお料理を楽しめました。焼き蟹が抜群の焼き加減で特に美味でございましたm(*_ _)m
今回も帰りに伊勢丹で鯛サンドを買って帰ろう。