4回
2018/07 訪問
鶏好きの酒好きによる、至福の為の焼鳥。
金曜日、仕事を終えて飛び乗った電車。
新橋に着いて駅のホームに出れば漂う焼き鳥の香ばしい香り。
しかし、向かう所は定められているのです。
その為に、今日も新橋にやって来たのです。
それが食べたいから、わざわざ来たのです。
踏み出すと共に、『アルマゲドン』のテーマソングが聴こえ来そうなミッションがここにはある。
そう、『大統領』で焼き鳥を食べる事です。
「どうも、マイク・ペンスです。」
(アメリカの副大統領ですw)
一度も通用した事が無いギャグを今日も絶好調と言える位に滑り、華金に女子三人で訪れました。
さすがは給料日後のプレミアムフライデーです、少し見くびっていました。
売り切れの串が目立ちます。
鳥ユッケも冷やしトマトも売り切れ。。。
白レバーは相変わらずの美味しさでした。
口当たりはマシュマロで、ふんわりとしながら、プリっとした歯応えは「東京で一番」と言っても過言でもありません。
葱間は今日は少し焼きすぎかな。
いつもよりしっかり目の印象です。
ビールからバイスサワーに変えて
弾む会話と美味しい焼き鳥は至福の時間ですね。
つくねは欠品で、涙を、いや生唾を飲みました(笑)
リベンジを近日しないと。
ご馳走様でした。
2018/07/27 更新
あくまでも私個人の意見ですが、「2回目のデートは焼き鳥屋に行け。」と思っています。
最初のデートは気合いを入れた名店の磨かれたカトラリー、薄ら明かりに照された趣向を凝らしたスペシャリテ、ロブマイヤーのグラスに注がれたシャンパンの泡立ちに映る姿はまさに「痘痕も笑窪。」そりゃ、恋は盲目になるのも仕方がありません。
さて、こちらの『大統領』さんの焼鳥は私が日本で一番だと思うお店です。
まず、入り口で確認される「飲めない方は入店禁止」
怯む事無かれ、このお店のルールはそれだけではございません。
・串を抜くなら焼肉屋に行け
・1人での入店禁止
・ドリンクのオーダーが無くなったら強制会計
厳しいと思いがちですが、そこにはスタッフさん方のプライドがこのお店には伺えます。
決して高圧的ではありません。
むしろ、貼り出してあるのだから客も守る前提でなければなりません。
必ず食べて貰いたいのは第一に白レバです。
プリっとマシュマロのようなレバーをまず頬張れば、弾力のある、新鮮な証拠の歯ごたえから滑らかなレバーが口いっぱいに広がります。臭みが全くなく「本当にレバーなのか?」と疑ってしまうほどです。
次に特性の辛味噌を付けるとシンプルな塩味から、レバーの濃厚な味と絡まり、ついついビールが進みます。溢れる肉汁は「このレバー、飲み物!!」と例えるのが相応しいでしょう。
続いて、ねぎま。
普通の二倍は有るだろうモモ肉は炙られた香ばしさがまた食欲をそそります。熱さを気にするのも忘れてかぶり付くと溢れる旨味と歯切れの良いお肉、炭の香りに目を閉じたくなります。熱さなんて、ビールで流し込めば良いのです(笑)
そして、つくね。
お団子のようなつくねを丸ごと頬張ると、口の中で溢れだす肉汁の滝。コリコリとした軟骨の歯ごたえ。ジューシーながらも脂っぽさは無く、タレの甘辛さがまた食欲、いや、酒欲をそそります(笑)
しかし、ぶっちゃけ煮込みや一匹料理は鶏ユッケ以外は微妙。ただ切っただけのトマト。
いたって普っっ通なポテサラ。
ガツ刺しもうーん。
串を楽しむのが正解ですね。
あまり、おすすめはいたしません。
なぜ『二回目のデートで焼き鳥屋に行け。』なのかは、飾りも無い空間でどれだけ気を張らずに楽しめるか。また、「こんな赤提灯行きたくない。」なんて言う男女は共に「無いな。」とあくまでも私は思うからです。
外観はまさしく赤提灯のこちらのお店ですが、月1で行っても床が油で汚れている事は一度もありません。壁に貼られているメニューも常に新しく清潔感があり、お手洗いも爽やかなミントの香りがします。固定観念でしか物事を見れない方に興味はありません(笑)
どんな時も楽しもうとする、また本質を見抜ける方なのか、こちらのお店で判断出来ると思いました。
2018/05/19 更新
もう、何回お邪魔したか、何人を連れてきたか分かりません。
そう言うなれば、私の第2の故郷、我が家です。
こちらのハツモトを食べて以来、鰻の肝串を食べても「微妙。」と感じるようになりました。
人生観が変わる、恐ろしいお店です。
厳しいルールはあるかもしれませんが、ちゃんと入り口に書いてあり、入店時にも確認されます。
店に入ってから「えっ、こんなルール知らんし」と常連さんしか知らない暗黙のルールに驚かされる老舗も多くあり、そんなお店が課題評価され、こちらが叩かれるのは粋ではありません。
入り口でちゃんと確認されたでしょう?
間違いなく、日本一の焼鳥だと私は思います。
コスパ、恐ろしい(笑)