カトラリー・ド・メンチカツさんが投稿した酔イ良イ(東京/蒲田)の口コミ詳細

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Sake And The Gohan

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カトラリー・ド・メンチカツ (30代後半・女性・東京都) 認証済

この口コミは、カトラリー・ド・メンチカツさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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酔イ良イ蒲田、蓮沼、京急蒲田/海鮮、居酒屋、日本酒バー

2

  • 夜の点数:4.8

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
2回目

2020/09 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

行きは良い良い、帰りは酔い酔い。

 

また来てしまった「酔イ良イ」さん。

週1くらいで通っています。

相変わらずの「や〇幸」さんのマグロ。

今回は赤身。ハラミに加えてとろたくも頂きました。

たくあんが良いアクセントになりますね。

 

追加で頼んだ真鯖は胡麻醤油でいただきます。

この胡麻醤油がまた香り高く、これだけでもお酒が進みます。

 

唐揚げ、酔い玉、なめろうは外せません。

酔い玉ちゃんのこの半熟感。もう、たまりません。

うんうん、これが食べたかった~。

 

なめろうは今回は大葉味噌風味でした。

 

 

・牛のたたき

今回初めて頼んだ一品です。しなやかなお姿は艶やかで同じ『赤』でも自分からマグロとは違う野性的なアドレナリンが出てくるのが分かります。

舌に乗せると滑らかだけど、力強い。うん、噛み締める事、幸せなり。

こちらの山葵がまた本当に美味しいから、気持ち多めに乗せてスパークリングで流し込む。

和牛の文明開化です。

 

シメは今回も漬け丼で。

 

酔い玉をご希望の方は電話で予約する事をおススメします。

さもないと、1分差で悔しい思いをした私の友人のようになるでしょう(笑)

偶然ながら飲み友さんが同じタイミングで来店したらしく、その1分前に私達が予約の電話をして酔い玉が完売。それにしても、勝った酔い玉がなんとも美味しいことw

 

着々と蒲田の人気店になっていますね。

また近い内にお邪魔します。

2020/09/11 更新

1回目

2020/08 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

真夏の蜃気楼、蒲田の奇跡


うだるような暑さが続く毎日、蒲田で蜃気楼を見ました。
友人と軽く飲んで帰ろうとした夏の夕暮れ時、見覚えの無いお店がありました。
藍色の暖簾が鮮やかで、ついつい店内を覗いてみると威勢の良い店長さんに誘われ
まぁ、帰るにも早いし一杯くらい良いか。
と軽い気持ちで入店しましたが結論、翌週も行ってしまいました。

真新しい木のカウンターに、ネクタイを締めた板さん。ジャズが流れる店内は
『蒲田』であることを忘れさせます。
ここは広尾か麻布十番でしたっけ?そう、私は蒲田で蜃気楼のようなお店を見つけてしまったのです。

日本酒に拘りがあるお店で「フルーティーな辛口ありますか?」と面倒な注文にも快く応えてくれ、
出してくれた大好きな「鳳凰美田」はキリっと冷え、どこかメロンを思わせる甘さを感じます。
升付き切子グラスで提供される銘柄ぞろいの日本酒がほとんど390円って正気の沙汰じゃない。

そして、あり得ない事が起きました。
あの、そう、あのマグロ!!
ミシュランの星が輝く日本の国宝とも言える超高級鮨店や料亭でしか、本来味わう事が許されない
某マグロ卸し。『マグロ会のエル〇ス』と言っても過言でない、あのマグロが味わえるのです。
しかも「店長~、ゼロ一個書き忘れたでしょ~w」と疑いたくなる値段で!!
なんでここにあるの!?とツッコミたくなります。

●赤身、ハラミ、貴重なカマトロを頂きました。
お下地は九州醤油に鰹と昆布の出汁を合わせた自家製醤油で、口に含むと後からほんのりお出汁が香ります。
赤身はしゃっきりとした歯ごたえから新鮮さを感じます。
ハラミのネットリとした舌触りはまるでシルクのようで、思わず目を閉じて味わいたくなります。
たっぷりの山葵と出汁醤油が良く合います。
カマトロは、口に入れると脂の粒が柑橘類の果肉を彷彿とさせるほど、フレッシュさと甘味を感じ、
日本酒クイッと飲みたくなります。

●本日のなめろう
初回にお邪魔したときは胡麻が香るなめろうでしたが今回は爽やかな大葉と味噌がほんのり香る物でした。
聞けばその日にお勧めの魚と甘味を出すための本マグロを混ぜて作っているのだとか。
この日の具材は「水だこ・黒鯛・本マグロ」でした。具材によって味付けが変わるなめろうは
多くのレストランに行ったけど初めての体験でした。味噌の旨味と塩味が味を引き締めます。
また、添えられた海苔で包んで頂くと最後に海苔が高く香ります。

●玉ねぎ出汁煮
トロトロに煮込まれた玉ねぎは、一緒に煮込まれたベーコンと牡蠣の旨味が凝縮され、
透き通ったスープは優しいながら、磯の力強さが口に広がります。
おでん?ポトフ?そんなの細かい事は良いではないか、だって美味しんだもん。
なんとこの複雑な味はお醤油とみりんを少し入れただけの、シンプルな味付けだと板さんが教えてくれました。
まさかのレシピ公開(笑)
こちらもベーコンと玉ねぎ以外はその都度具材が変わるそうです。とろろ昆布がまたなんとも絶妙。

●唐揚げ
薄くもない、厚くもない、石庭に雪がはらりと積もったような衣。
噛めば口いっぱいに広がる肉汁の小宇宙。
こちらも有難い事にレシピを公開してくれました。
にんにく少しに九州醤油、卵で下味を付けているとの事。
今度、真似してみようかしら。


ここで絶っっっ対に食べてはいけない、スペシャリテをご紹介いたします。
(人気が出過ぎて私が食べられなくなると困るから笑)

●よいよい玉
何かは秘密(写真でバレバレ笑)おそらく9割の人が好きな、トッピング会のレジェンド・あのお方。
プルプル、とろとろの奴を慎重にお箸で掴んで「はむっ」と頬張れば、
一個100円からは想像出来ない程の多幸感が全身を駆け巡ります。
欲望のままに右手は日本酒を取り一口煽れば、必ず誰もが言うでしょう。
「すみませ~ん、おかわり、お願いしま~す。」

●漬け丼
本来、あんまり漬け丼は頂きません。丼物よりも麺でシメたい派です。
しかし、お隣に座っていたお客さんが、漬け丼をまさかの追加注文。つられてオーダーしました。
上記でも書いたあのマグロの漬けが美味しくない訳がありません。
初回は半分炙られ、芳ばしい香りと漬けタレのシークワーサーの酸味は
満腹でもお替りをお願いしたい気持ちが納得です。
二回目は赤身とハラミにトロロが掛かった山掛け風。はい、美味しい。
売り切れの場合もあるので予め予約した方が無難かもしれません。


コースでは季節ごとに食材を変えるお店は多いですが、アラカルトで食材を変えるのは中々ありません。
一期一会。美味しかった物に再会出来る喜び、初めましての驚き、どちらも心が躍りますね。

味、価格、内観、スタッフさんの心配り、全てに感動したお店を久しぶりに見つけました。
誰にも教えたく無いけど、ついつい自慢したくなるお店です。
ミシュランの三ツ星の概念が「わざわざ車を出してでも行く価値があるお店」ならば、
ここは確実に「わざわざ電車に乗ってでも行く価値があるお店」と言えるでしょう。

2020/08/24 更新

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