「日本料理」で検索しました。
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2020/08訪問
2回
「Kyo gastronomy KOZO」 本来、ミシュランのコンセプトは「そのために旅行する価値のある卓越した料理」です。 以前から大好きだったお店のご子息がフレンチのお店を出された事で「これは行かないと!!」と、今年も1人、新幹線に乗り西の都に向かいました。 印象的なお料理をいくつか挙げます。 スタートはスペシャリテの ・苔のテラリウム なんと、全てが食べられます。飾りの葉っぱを食べて、店員さんにドン引きされる事故がありませんw 空豆のマッシュとフォアグラのクリームの滑らかな口当たりと揚げた古代米の香ばしさが面白いです(^^) ・季節野菜のサラダ、お抹茶のドレッシング 食べるごとに味が変わります。お野菜が一つ一つ主張して、穂のかに薫るお抹茶と鰹だし、ベーコンの旨味、口に含み食材によって違うとても楽しいサラダでした。 ・鯵の干物と千枚漬けのお魚料理 ごめんなさい、お名前は勝手につけました(笑) 今回頂いたお料理で1番、びっくりさせられました。炙られた鯵の干物の薫りが出された時に印象的でした。さくさくとしたクラッカーにトマト、鯵の干物、株の千枚漬けが乗せられています。下に敷いてあるのは大葉のソースです。手でつまんで頂くと、鯵がまるでチーズのような風味に変化していました!!もう少し鯵が主張するのかと思いきや、見事に全ての食材が一つにまとまり、思わず目を閉じてペアリングの日本酒に手を伸ばしちゃいましたw ・京都牛のソテー、甘夏のソース 絶妙な火入れとしか言えません。表面にナイフを入れた瞬間、伝わるカリッとした手応え、口に入れて香ばしさから広がる肉汁、そして中の少しレアの部分の甘味。ここまで層のようなステーキは鉄板焼きの名店にも引きをとりません。お醤油ベースの甘酸っぱい甘夏を使ったソースと添えられた七味がまた味の変化を楽しませてくれます。 ・ヨーグルトのムース、ローズのシート、桃のソルベを添えて 最後にまた、騙されました(笑)ソルベがさっぱりして、ムースの方がまったりしているという、固定概念をひっくり返してくれました。 全て共通して言えるのが、「数学的」だと私は感じました。それぞれの持ち味、化学反応にも似た足し算、引き算、時にはわり算。 新鋭のシェフだからなし得る和フレンチでしょう。 全てに遊び心があります。 しかしながら、まだ「深味」が少し物足りない印象がありました。贅沢かな主役級が集まっても、映画は盛り上がらない。いぶし銀となる役者が居て、全体がまとまる。そんなワガママが出てしまいましたw 確かな技術をお持ちのシェフがこれから魅せてくれるお料理に期待しかありません。 肩を張らず、友人を訪ねるような暖かみのあるお店でした。 また一つ、京都に行く理由が出来てしまいました。 ご馳走さまでした。
2018/05訪問
1回
東京タワー、ときにはおかん。
2017/11訪問
1回
「29日だから、お肉食べよう。」 27歳、女子と名乗れるか迷う年頃ですが、親父寄りな発想に友人を巻き込みました。グルメな友人に連れられたのは東京では珍しい、「大山牛」を頂ける、鳥取からやって来た3月、ニューオープンのお店でした。 知らなかったのですが、大山牛は月に二頭しか出荷されず、大変貴重なお肉なのです。子牛登録なんて初めて見ました。 幻の名店「Saveurs Complices」で頂いた『かつべ牛』しかり、まだまだ日本には掘り出し牛が沢山ありますね。 路地裏にひっそりとある店舗に入れば、ワインセラーとまだ真新しい、和を基調とした店内に通されます。 白木のカウンターはまるでお寿司屋さんみたい。 コースを頂きました。 ・四種の前菜 から、スタートしました。が、目の前に綺麗に盛られたお皿だけを置かれて、「失礼いたします。」あれ、説明ないのね笑 私のような面倒な客としては、盛り合わせであれば食べる順番があるか、無いかも気になる所です。実際、口の中で旨味成分が化学反応を起こし、食べる順番で味が変化してしまう事があります。また、室温によって刺しの口どけも変わるでしょう。説明があれば嬉しかったです(^-^; 四種の中の主役と言える、牛の雲丹巻きは言うまでも無く、美味でした。出汁のジュレがしっかりしているのに滑らかだったのが印象的です。 ・牛の握り 「大山むらさき」と言う鳥取県のお下地はわさびの風味もあり、少しピリッとお肉の甘味を引き立たせます。牛の握りはたまり醤油で頂く事が多かったので、コースのスタートとしては嬉しいです。 ・そとももとカメノコ かなり、レア気味でお願いしました(笑)店員さんが焼いてくれるスタイルです。 塩と山葵で頂きます。脂身の甘味はたっぷりの山葵でちょうど良い位です。少ししゃっきりした噛み心地はお肉の味を堪能出来ます。 ・黒鮑の冷製茶碗蒸し あくまでも私の好みですが、鮑が薄切りよりも角切りの方が食べやすいかなぁ。と感じました。肝が入っていたのでしょうか?あまり感じられませんでした笑 ・サーロインのすき焼き こちらは絶品でした。 赤身のお肉とは違う、シルクのような口当たり、濃厚な黄身との相性はバッチリです。さらに、この黄身を輝く白米に掛け、しぐれ煮をトッピングしたら、それだけでも食べに行く価値が有りそうな一品に変わります。 無理を言って、ペアリングで出して頂いたのは、 ベリー系のさっぱりした鳥取の赤ワイン、獺祭、水芭蕉のスパークリング。 水芭蕉のスパークリングがシャンパンの様な細かい泡立ちながら、最後に日本酒の風味を感じるもので是非、お寿司屋さんや和フレンチのレストランで取り扱って欲しいです。 全体的にお料理の説明が無いのが残念でなりません。 例えば、手作りのラミネートメニューや、ビール会社のポスターが貼られている町中の焼肉屋さんならば、全く気になりませんが、ここは一等地銀座。 お料理の説明もまた、楽しみの一つなんですよね。 しかし、さすがは妖怪の県。 あっという間に化けるお店になるでしょう。 ご馳走さまでした。
2018/05訪問
1回
勉強になりました。
2020/05訪問
1回
あの味が忘れられ無くて。