美味しい思い出の記録さんが投稿した橙(福岡/大濠公園)の口コミ詳細

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美味しい思い出の記録

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美味しい思い出の記録 (20代後半・男性・福岡県) 認証済

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大濠公園、赤坂/水炊き、鳥料理

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2026/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

引き算の美学。ミシュラン掲載の博多水炊きを堪能!

福岡市地下鉄空港線「大濠公園駅」から徒歩5分ほど、「橙」にうかがいました。

博多の水炊きを語るうえで、必ず名前が挙がる名店。
ミシュランにも掲載されている実力派です。

【店舗】
福岡城跡近くの落ち着いたエリアに佇む一軒。
外観は控えめながら凛とした存在感があり、専門店としての自信が感じられます。

この日は昼訪問でしたが、開店前から店先には長い列ができており、その人気ぶりがひと目で伝わってきます。
予約は必須。予約していたため、開店と同時にスムーズに入店できました。

店内は想像以上に広々。
木製のテーブルが整然と並び、スタイリッシュでありながら温もりのある空間。
昼の自然光が入り、明るく心地よい雰囲気です。

名前を告げると、無駄のないオペレーションで案内され、人気店でありながらも落ち着いた時間が流れます。

なお、2階席は夜営業のみ使用とのこと。

【メニュー】
メニューは驚くほどシンプル。

水炊きと唐揚げのみ。
選択肢を絞り切った構成からは、水炊きへの圧倒的な自信がうかがえます。

隣接する姉妹店「焼とり 鳥次」で、朝引きした新鮮な丸鶏を毎日捌き、水炊きに使用しているとのこと。
素材への妥協のなさが伝わってきます。

【オーダー】
★水炊き…¥4,150
水炊きはすべて店員さんが仕上げてくださるスタイル。
ベストなタイミングを委ねられるのも、専門店ならではの安心感です。

■前菜~胸肉胡麻ソース~
肌理が非常に細かく、驚くほどしっとり。
淡白になりがちな胸肉ですが、上品なコクと香りのある胡麻ソースが寄り添い、完成度の高い一皿に仕上がっています。

控えめながら、これから始まる水炊きへの期待を自然と高めてくれる前菜です。

■スープ(1杯目)
鍋がぐつぐつと煮え始めると、まずはスープをいただきます。
スープは全部で3回。

一杯目は、驚くほどクリア。
塩でいただくと、あっさりとしているのに、舌の上でじわりと広がる鶏の旨み。
余計なものが一切なく、ただ「鶏の本質」だけが残る味わい。

否応なく期待が高まります。

■鶏肉~もも肉・すね肉~
続いて登場したのは、立派に盛られたもも肉とすね肉。
「固くなる前にお早めにお召し上がりください」との声かけとともに提供されます。

もも肉は、ぷりっとした弾力。
噛むとじゅわっと旨みがあふれ、繊維がほどけるようにやわらかく崩れていきます。

一方のすね肉は、ももよりも筋肉質。
噛みしめるほどに繊維がほどけ、力強い旨みが口いっぱいに広がります。

同じ鶏でも、部位による食感と味の違いがはっきりと楽しめる構成。

こちらはポン酢で。
途中、柚子の香りが立つ柚子胡椒で味変するのもおすすめです。

■手羽
表面はつるんと美しく、口に入れるとぷるぷるの皮とゼラチン質がほどけていきます。
スープの旨みをまといながら、とろりと広がる余韻が印象的。

■スープ(2杯目)
一杯目よりも、鶏のコラーゲンがしっかりと溶け出し、旨みの厚みが増しています。
同じスープでも、段階ごとに表情が変わるのが水炊きの醍醐味。

■つみれ
店員さんが目の前で丁寧に整形し、鍋へ。

このつみれの特徴は玉ねぎが練り込まれていること。
表面はふんわり、中はほろりとほどけ、玉ねぎのシャキッとした食感が心地よいアクセントになります。

手作りならではの、ほどよく不揃いな形も好印象。

■野菜
続いて、たっぷりの野菜。
美しく盛り付けられていきます。

とにかく印象的なのはキャベツの甘さ。
鶏の旨みをたっぷり吸い込み、驚くほどみずみずしく、自然な甘みが際立ちます。

■スープ(3杯目)
野菜がひと段落したところで、スープ3杯目。
ここまで積み重ねられた
鶏の旨み × コラーゲン × 野菜の甘さ
が一体となった、完成形の味わい。

最初の一杯とはまったく別物でありながら、すべてがつながっていることを実感します。

■〆~雑炊~…¥250
〆は雑炊を選択。

卵のみという極めてシンプルな構成ですが、だからこそスープの完成度が際立ちます。

鶏の旨みが凝縮された雑炊は、滋味深く、最後まで飽きがきません。
途中でニラ醤油を加えると、一気に輪郭が立ち、味に心地よいパンチが生まれます。

満足感の高い、見事な締めでした。

【あとがき】
なぜ博多の水炊きといえば、まず「橙」の名前が挙がるのか。
その理由を、最初の一杯から最後の雑炊まで、しっかりと体感できました。

派手な演出はなく、あるのは素材と時間、そして確かな技術。
スープが少しずつ完成していく流れそのものが、一つの料理として成立しています。

人気も納得。
価格以上の満足感が、確かにここにはあります。

ごちそうさまでした。

  • 前菜~胸肉胡麻ソース~

  • 前菜~胸肉胡麻ソース~

  • 水炊き

  • スープ~1杯目~

  • もも肉・すね肉

  • もも肉

  • すね肉

  • 手羽

  • 手羽

  • スープ~2杯目~

  • つみれ

  • つみれ

  • スープ~3杯目~

  • お野菜

  • お野菜

  • 雑炊

  • 雑炊

  • 雑炊

  • 店内

  • 店内

  • 外観

2026/01/13 更新

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