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2026/01訪問
3回
東京ガーデンテラス内の洋菓子店。四ツ谷や錦糸町なども閉店し、「ラ・プレシューズ」形態で残っているのは紀尾井町店のみとのこと。 接客は終始気持ちよく、紅茶もきちんと美味しい。一等地で落ち着いてイートインできる貴重なハイクオリティ洋菓子店なので、どうか末永く続いてほしい。 ⸻ 注文:モンブランセット/ダージリンティ(1,980円) ◇ モンブラン ☆×4.0 (栗クリーム/無糖シャンティ/メレンゲ) 栗クリームは水分量を絞ったねっとり系で、和菓子の栗きんとんを思わせる質感。ところどころ渋皮由来のニュアンスも感じ、栗そのものの香ばしさや輪郭が残っていて好みだった。 この“栗”を主役に、無糖でミルキーなシャンティが受け止め、目の細かいメレンゲが咀嚼を促しながら細やかにほどけていく。乳感の無い栗クリームに、シャンティで風味と脂肪分を補完する組み合わせは秀逸。 一方で、個人的な好みとしては、それが故に栗クリームが比率として多いように感じた。調和というより「和栗を食べる洋菓子」を狙っているのだろうか。メレンゲのやさしい咀嚼感の中で少しずつまとまっていく体験は心地よいのだが、もう少しシャンティを増やして余白を作るか、あるいは京都四条のようにメレンゲ側をもう少し香ばしく・荒々しくして栗に拮抗させる方向が好みではある。 (こちらでモンブランを頂くのは初めてなのだが、昔の写真と比べると栗クリームが増えているようにも見えた。値上げ前後でむしろ栗クリームを増やし、そのサービス精神が結果として全体のバランスを変えたのだろうか。) とはいえ、そんな邪推が野暮に思えるほど美味しいモンブラン。栗の状態にも大きく左右されそうなので、また来シーズン、出始めの頃に伺いたい。 ⸻ ちなみに、元々 『ラ・プレシューズ』を開いた山川シェフは、昨秋京都で洋菓子店を開かれたそう。また京都へ行ったタイミングで伺おう。
2026/01訪問
1回
繊細さと"みんなが好き"が両立するお店 3