4回
2022/03 訪問
昭和6年はどんな年?
20220331 晴れ曇り もう少しの間、仕事休みます
休み明けたら単身赴任になりそうです。毎週末帰省は可能な距離ですけど…
というワケで来々軒支店さん開業は和暦で昭和6年、西暦で1931年だという事でありまして、その年は日本史の中の重要度からみると、群馬県に関わる案件的にはどんな年だったかといえば…
1931/03/18
初の国産飛行機が中島飛行機工場で完成する。
1931/09/01
上越線の清水トンネルが開通する。工事期間は9年4ヶ月。全長9702mで当時は世界最長。これで上越線が開通する。
群馬県で起きた事は、こんな感じでありました。
その後、件の中島飛行機は富士重工業(後にスバル)と富士精密工業(後にプリンス自動車→日産自動車)に分裂し、もうひとつの件である清水トンネルはその後、新清水トンネルや大清水トンネルが開通。清水トンネル開通遥か後に開通をみた国道17号線三国隧道も、新三国トンネル開通により近々廃道になると聞いております。
昭和平成令和と続き、そんな年からやっている来々軒支店さん、開業当初から在ったメニューかは判りませんが、本日はチャーシューメン大・タンメン並・餃子をいただきます。
先客の紳士、餃子とオムライス+αでお会計が¥1800…多分、お酒かなにかを召し上がっていたのだと思います。ビールなのか、日本酒なのかは知りませんが…
そういえば、ワタシはコチラで半炒飯以外の飯モノ、食べた事がありません、いつかカツ丼やらカツカレー、その他の飯モノを食べてみたいと思います。
ラーメン、佐野ラーメンと打ち方を同じくする青竹踏みによる自家製手打ちながら、強打ちで加水率少な目、食べると真逆な、包丁手切りで角のエッヂがスパッと利いた、シコシコの歯応え。スープは鶏ガラと香味野菜にかつお節のスタンダードなダシに生醬油ベースの醤油ダレの、悪く言えば古臭い、良く言えばクラシックな味わい。ダシと一緒に煮込まれたチャーシューは、縁を紅く染めた中華料理店風のもの。焼き豚ではないので、あくまでもラーメン添え物用の出汁ガラではありますが、最近人気のチャーシューやブタの様にしてしまうとラーメンのバランスは間違いなく壊れてしまうと思います。
以前ワタシも食べたタンメン、コチラはモヤシが入る代りにざく切りネギが入るスタイル。最近、タンメン人気により、いろいろなタンメンが出ていると思いますが、昔ながらのタンメンにも背を向けた、コチラ独特の野菜使い。勝手な想像ですが、多分、「ラーメンでモヤシが食べたきゃ、モヤシラーメンがあるからソレを食べてちょうだいな」という方針なんだと思います。
餃子、コレはもう…小ぶりながら6カンで¥320、それで十分に旨いんだから何も言う必要無いと思います。
いつも食後に違うメニューを食べようと考えながら帰路に付きますが、来るとまたおんなじメニュー食べちゃうクセ、何とかならんかな…
途中引用した1931年の出来事、全文で2000文字越えなので、本文に載せる事は止めておきます。もったいないので、そっくりコピペしたモノをコメント欄に記載しましたので、お暇つぶしにでもご覧いただければ、ワタシ的には特段幸いでもなんでもありませんが、オマケとして記載しました。
また、写真後半部はまいばしが誇る敷島公園の桜を一部抜粋で掲載してあります。お時間があるようでしたら、近隣の花見スポットであるさちの池と併せ、今週末までにご訪問お楽しみください。
ごちそうさま。
丼の縁に…
裏口
餃子側面
タンメン並みとチャーシューメン大。そして餃子を配膳する女将さん
餃子
チャーシューメン大
タンメン
麺
支那チク
麺
先日食べたニクとは違い、コチラは肉
断面
箸袋(表側)
箸袋(裏側)
空の丼
壁
お品書き
お品書き
青竹手打ち(佐野ラーメンではありませんが)
暖簾を外す前に撮影
マスクしなさいってさ
暖簾は外した後に撮影
本日最後の客
向かいの松葉屋
敷島公園の桜
敷島公園の桜
敷島公園の桜
敷島公園の桜
敷島公園の桜
敷島公園のサクラ
来々軒支店品質保証宣言
群馬県の方言
龍
2022/04/03 更新
2021/03 訪問
2日連続タンメンと炒飯
20210307 晴れ 昨日よりは気温低い でも、昨日ほどじゃないけどそれなりに風強め
本日の昼食は妻たっての希望で、昨年暮れ以来の来来軒支店さん。
コチラの餃子が食べたくて食べたくてたまらなかったそうです。
妻の注文、特別対応のチャーシューワンタン。ワタシは昨日の高原飯店さんと同じくタンメン。それから各自餃子と半炒飯。
店は違えども、ワタシは二日続きでタンメン炒飯。
タンメンって、二日続けて食べても罪悪感が無いっていうか、カラダに良いもの食べた気がすると思うのはワタシだけでしょうか?二十代の頃、連続した14日間のうち、8日間モツ焼き屋や焼肉屋の流れから〆の真夜中ラーメンという、オフィシャルな晩餐(早い話、接待)をした経験のあるワタシとしては、清く正しい食事をしていると考えるワケであります。
注文後、およそ10分タンメンとチャーシューワンタンから配膳されました。
タンメン、蕎麦屋さんみたいな丼で届きます。ただ、量は少なかった…大盛りにしときゃ良かったと、若干後悔。ワンタンは普通の街中華らしい丼でした。
その後餃子、それから少し間を空けて半炒飯の配膳。
タンメン、昨日の高原飯店さんの素朴だった味よりも更に素朴。キャベツとモヤシじゃなく、白菜とざく切り長ネギというのが来来軒支店流ですかね。
ワンタン、麺が無いとスープが濁らないんですね。前回ワタシが食べたチャーシューワンタン麺と違い、飲み干す最後の、最後まできれいなままでした。
餃子、前回同様美味しくいただけました。
炒飯、美味かった。でも、半じゃなく並盛りにしときゃ良かった。
料理は全部美味しくいただきまたが、味と値段のバランスを考えると、むちゃくちゃ安いお店なので、一品の量は大した事ありません。というか昭和基準のボリウムなので、複数人で満腹になりたいときは品数を多く頼むとか、何かを大盛りにした方が良いのではないかと思います。どちらにせよ元々の価格が価格なので、大した出費にはなりませんから…だったら品数頼んで豪遊気分を味わう方がより楽しいか…
ご馳走さまでした。今度は隣りの席にいた紳士が注文したカツ丼でも食べてみようかと思います。美味そうに、見えたので。
2021/03/07 更新
2020/12 訪問
老舗街中華に久しぶりの訪問、そして支那そばを
20201227 昼食 本アカウントからも妻が書いてます
午前中、近所のスーパーで食材と日用品を購入し、昼食へ。
いつも同じメニューばかり食べている蘭蘭さんに出かけるも、本日は臨時休業…この秋から昼食臨時休業攻撃に晒されている難民気味のワタシ…という事で、久しぶりに来々軒支店さんに行ぐんべェという運びとなり、一旦北上した前橋市中、国道17号本線を南下します。何故か今まで訪問機会も殆ど無く、妻を連れて行くのは今回が初めてです。お店裏手の駐車場にクルマを停め、二カ所ある出入り口の南側から入店します。
おそらく居ないとは思いますが、ワタシのレビューを読んでコチラに訪問を希望する、奇特な人に注意点をひとつ…駐車場までのアプローチは一方通行なので、(ナビに従って)店舗南側から回り込んで駐車してください…お店は2箇所の出入り口がありますが、どちら側からでも任意で入店可能です。まぁ、普通は南側というか、余程の常連客でも無い限り、良い子は正面から入るよね…
12時半頃入店し、テーブル席に。ご飯モノはラストオーダー後のようでした。妻はラーメン(普通盛り)ワタシはワンタンチャーシュー麺(大盛り)に餃子と野菜炒めを注文。10分少々で麺類と餃子、それから少しで野菜炒めが配膳。ワタシの大盛りは普通の大丼ですが、妻の並サイズラーメン、丼が可愛い。
昨日食べたラーメンと今日のラーメン、実はどちらも青竹手打ち麺。小麦粉のブレンドの都合か加水率や塩分添加率の関係か、麺の具合や風味は全く違うものであります。アチラは滑らかなうどんだとすると、コチラは地粉うどんのようなカッチりとした食感。スープは鶏ガラと煮干や鰹節に香味野菜と干し椎茸に昆布…で油脂分の少ない正油の赤茶色スープ。昭和50年ちょっとまでの前橋って、こういうラーメン屋がいっぱいありました。
餃子は野菜餡で、韮は強めではありません。野菜炒めもシンプルな優しい味。
妻は大いに気に入ったようでした。ここならハードな方向音痴の妻も、多分、独りで来れることだろうと思います。
ふたりとも完食しました。完食しましたが、多分、最近完食した中華屋さんのなかでは、油脂による摂取カロリーはいちばん低いと思います。昭和も昭和、来年は創業90年という、長い歴史が刻まれた大衆街中華の凄みを感じます。
昭和6年、満州国成立や支那事変の頃から営業されているお店。このお店の支那そばを食べて出征なさった兵隊さん、いらっしゃたに違いない。無事に任期を終え、帰郷した兵隊さんも、おそらく帰りに寄った事でしょう。もしかしたら、帰郷を望み、このお店での再度の食事を望みながらも英霊として散った若いもののふも、きっと居たに違いません…
そんな歴史を感じるお店、今いるお客さん達に、店内厨房内で働く人達も、創業の年には誰も生まれていない…できれば今日、お店で過ごした人達の全員が世の中から去ってもなお店舗が残り、お客さんが絶えない。ここはそんなお店であって欲しいと思う場所です。
現存する、群馬県でいちばん古いラーメン屋さん。戦前戦中戦後の荒波を幾つも乗り越えた来々軒支店よ、いつまでも!
2020/12/27 更新
20230914 晴れ 冷やしビールなるモノを見つけた(呑んでない)休みの日の昼飯
という事でありまして、(多分だけど…少なくともワタシは)大多数の来々軒支店ファンの皆様から惜しまれながらも餃子がメニューから外れてしまいました。
冷やし中華を夏季限定でやっておられましたが、メニューにあった『冷やしビール』が気になってしまいました。
餃子は残念ながらなくなりましたが、来々軒オリヂナルの麺はワタシの幼少期から変わらずの、懐かしウマでありました。
ごちそうさまでした。
先月宣言しましたが、未だ終われてません。終われないならば、半分は諦めつつも〇〇を再教育するしかないですね。ワタシの心身が保つ限り。