2回
2023/05 訪問
地焼きを語る上で欠かせない名店です。
うなぎ巡り3店舗目は山勢さん!
約1年ぶりの訪問で3度目になります。
大将は赤坂の名店「勢きね」さん出身です。
私は元々こちらのうなぎが大好きで、
久しぶりにどうしても食べたくてやって来ました。
GWうなぎ旅の1番のメインのお店です!
今年の4月に駅前から移転されました。
元々呉服屋さんだったという建物は趣きがあり、
店内も広々としていて落ち着きがありました。
温もりを感じる店内で居心地が良かったです。
基本的に予約制なのでネット予約必須です。
この日も飛び込みは全て断られてました。
今回もアラカルトでお願いしました。
本日のうなぎは聞き忘れました 笑笑
山勢さんは電気の地焼きです。
▶︎注文商品
・肝焼き 1000円
・白焼き 5200円
・うな重 5600円
○肝焼き
ここの肝焼きは唯一無二で必食です!笑
身も一緒になってるのでお得感満載。
身はふわふわジューシーで肝はぷりぷり。
たまにくるヒレがパリパリでいいアクセント。
しっかり中までアツアツなんですが、
表面のパサつきもなくしっとりしてるんです。
タレも軽めになっていて食べやすいです。
やっぱりこのアツアツ感がたまりません。
○白焼き
今日1番楽しみにしていた白焼き!
登場したグツグツ感で美味いのを確信 笑
うなぎは3.5Pくらいでしょうか。
山勢さんのは軽く塩を振ってあります。
いただいてみると、、
うんまぁ〜い!!!
いゃ〜これ!これ!これ、なんですよね!笑
表面がサクサクで身はふっくらふわふわ。
ふっくら芯までジューシーでとても滑らかな舌触り。
脂が溶けているだけでなくちゃんと回っていて、
ミルキーな旨味に変わっている感じがあります。
皮も揚げたようにサクサクで芳ばしく、
ちゃんと皮目の美味しさが出ているんです。
皮がとっても美味しいのが素敵です。
火入れが素晴らしいから脂が甘く風味も芳醇、
一気に旨味を閉じ込めてあり余計な焼きがない。
個人的に重要視している食感の一体感も完璧です。
サクッ!ふわッ!パリッ!としていて、
厚みがあるので身の張りも感じられる。
このサイズ感だからこそのバランスですね。
電気って水分がもっと飛びそうなんですが、
やっぱり焼き方でここまで変わるもんなんですね。
何よりやっぱりこのアツアツ感が最高でした。
備え付けのレモンもすごく良くあっていました。
山勢さんでは白焼きはマストです!
○うな重
こちらも3.5Pほどの大サイズ。
白焼きと同じく表面のサクサク感が心地よく、
身も蒸したようにふわふわで滑らかな舌触り。
少し魚政さんにも似た極上のしっとり感。
皮は白焼きより少し焼きを抑えた優しい仕上がりで、
ごはんと食べることを見越した焼き加減でした。
タレはかなりスッキリとしたテイストですが、
ほどよく馴染んでいて芳ばしさがあります。
うなぎの旨さをアシストしてて美味いですね。
しっかりと周りをコーティングされているからか、
ずっと時間が経ってもアツアツでビックリしました。
ごはんは柔らかめでこちらもアツアツ。
お米自体に甘味がありました。
山勢さんはいつも柔らかめなんですが、
うなぎのふわふわ感と合わせてるんだと思います。
あと、山椒がなんか抹茶みたいな風味で激ウマ 笑
いゃ〜大満足でした!
松本まで来た甲斐がありました。
全部最高でしたが特に白焼きは神ですね 笑
う嵐、かぶと、麟、勢麟、そして山勢さん。
これらの白焼きはマイベスト5です。
白焼きが美味しいお店こそホンモノですね。
共通しているのは全て温度が高いこと。
やっぱり温度って大事なんだなとしみじみ感じました。
大将も久しぶりにお会いしましたが、
とても親切にしてくださって嬉しかったです。
また絶対食べに来させていただきます!
ごちそう様でした〜!
2023/05/04 更新
めっちゃ楽しみにしてました〜笑
本日は久しぶりに山勢さんに再訪。
大将のうなぎ大好きなのですが、
なかなか遠いのでなかなか来れてません 笑
松本とといえばやはり山勢さんですね。
移転前から数えて4回目の訪問となりました。
もう大将に忘れられてるかと思いましたが、
まだ覚えててくださってて嬉しい 笑
今日は大将の顔馴染みのお客さんも多く来られてるようで、リピートされてる方も多そうです。
店内は居心地がやっぱり良くて素敵ですね。
とても落ち着いた雰囲気です。
本日も当たり前に予約で満席でした。
こちらはネットから予約できますので、
早めの予約が吉ですね。
飛び込みの方はお断りされてました。
コースも試してみたいのですが、
今回もアラカルトで白焼とうな重を!
肝焼は当日あればなんですけど、
今日は運良くありました〜
お酒は都合があり我慢しました 笑
本日のうなぎは浜松産とのこと。
地焼きで焼きは電気です。
▶︎注文商品
・うな重 5800円
漬物、味噌汁
・白焼 5500円
・肝焼 1000円
○白焼き
山勢さんでは外せない白焼き。
焼き切ってあって見た目から勝ち確!笑
香りも食べる前からしっかり甘く立ってます。
いやー、やっぱり素晴らしい!!!
アツアツ!めっちゃ美味しいです 笑笑
なかなかこのレベルはないですよね。
表面は心地よくサクッとしており、
身は脂がしっかりと回ってしっとりフワトロ。
とても滑らかな口溶けで鰻汁が迸る 笑笑
柔らかなほぐれ加減がとても素敵です。
皮はちょうど良いパリパリ仕上げでして、
コラーゲンがとろけるのがわかって素敵。
脂がかなりのってましたが重たくない。
いつも通りムラのない素晴らしい火入れでした。
身のしぼみもなく、厚みもありますので、
サクフワパリのコントラストも綺麗なんです。
食感のバランスが良いですよね。
電気なのである種、風味に余計なものもなく、
そこがまた綺麗さも演出してる気がします。
豪快さと綺麗さの共存、私の好きなやつ。
こちらの白焼きは初めからほんとに軽く塩をあててあるので、そのままでも十分美味しいです。
追い塩、信州の本わさび 、醤油どれもよく合う。
山葵も香りが良いし、醤油も甘すぎない。
お酒でもご飯でもいけそうですね。
やっぱり大将の白焼きは激ウマです 笑笑
ここに来て、白焼なしは考えられません。
○肝焼き
これもやはり良いですね〜ウマ!笑
白焼き同様にやっぱりアツアツ。
身も刺さってるのがこちらの特徴でして、
肝も弾けるような火入れで秀逸です。
まさに甘みと苦味のハーモニー。
フレッシュな美味しさでした。
タレもサラッとした塩梅でほどよい。
ちゃんと肝焼のお皿までアツアツなのもさすが。
隙がありません 笑
肝焼きにも大将らしさを感じるのがすごい。
○うな重
いやー、これもまた素晴らしいです 笑
まず白焼と同じくちゃんとアツアツ。
やっぱりここの部分はマストですよね。
変わらず素晴らしい火入れなのですが、
タレを上手く使いこなして、蒲焼きに昇華。
表面には焦げが適度に付けられており、
サクッとした芳ばしさがファーストタッチ。
スッと入ってくるような焼き目のキレですね。
強めな焼きでも中はしっとりふわっと、
飲めるような口溶けは変わってません。
溢れる脂がタレと口の中で合わさりまして、
しっかり蒲焼きとして美味しいです。
タレと脂の一体感こそ蒲焼きですよね。
皮もご飯の湿気に負けずパリパリで良き食感。
こちらも豪快さと繊細さを兼ね備えた蒲焼き。
キリッとした香りにも雑味はなく、
そこがまた良いんだろうなとも思いました。
タレは醤油のキレありつつ、
甘みのバランスもとれていて味わいもあります。
芳ばしく、うなぎとも馴染んでまして、
うなぎをしっかり引き立ててましたね。
あと、またまた素晴らしいのはお米。
粒立ちが良くて、ツヤツヤ、甘くて美味い。
炊き加減もバッチリでやっぱりアツアツです。
しばらく湯気が立ってるくらいなんですが、
そこがまた大将のうなぎと良くあってます。
焼きが強い、こと地焼きですと、
ごはんと合わせると皮の食感とか難しそうなんですけど、ここは蒲焼きとご飯の一体感も完璧でした。
しっかりごはんと食べて美味しい蒲焼き。
力強い蒲焼きをしっかりとお米が受け止めてる。
口の中で蒲焼きとご飯が一体となることで、
相乗的に美味しくなってます。
まさに、脂、タレ、お米のハーモニーです。
うな重としての完成度も高いです。
お漬物も美味しかったなぁ。。
お味噌はなめこ汁でした。
いやー、今回も素晴らしいうなぎでした。
美味しいのはわかってたんですが、
久しぶりで更に美味しく感じました 笑笑
やっぱり唯一無二のうなぎでしたね。
たくさんのこだわりを感じました。
この鰻のために松本まで来る価値あります。
さて、東京に帰るとしますか 笑笑
帰りには大将が近くで営まれてます、
お餅屋さんにも寄ってみる予定です。
本日も素敵なうなぎをありがとうございました。
今日はかなりお忙しそうでしたが、
少しでもお話しできて良かったです。
またぜひよろしくお願いします!!!
ごちそう様でした〜!