2回
2025/08 訪問
万博で終わるのもったいない〜
この日は夕方から友人と食事目的で万博へ。
ポルトガル館併設のレストランでディナーをいただきました。
色々食べてみたかったのでシェアしながら。
こういう雑駁な行為ができるのも万博ならではかも。
この日は8月の終わりでもかなり過ごしやすく
次第に暮れ行く空を眺めながらのテラス席ディナーは格別でした。
✴︎アルガルヴェ風ガスパチョ
酸味とオリーブオイルが効いていて、まるでドレッシングのような濃厚な冷製スープ。
上には玉ねぎとパン粉風クルトンがのっており、サラダ感覚で楽しめます。
✴︎エビのバター炒め(コリアンダーとレモン風味)
バターのコクとパクチー(コリアンダー)の香り、レモンの酸味が心地よいバランス。
海の香りとハーブの香りがふんわり広がる一品。
✴︎ステーキ(生ハム&ねっとりじゃがいも添え)
ステーキはやわらかく、マスタードソース。
添えられたじゃがいもはねっとりでとても美味。
生ハムの塩味がアクセントになっていて、ワインが欲しくなります。
✴︎タコごはん(Arroz de Polvo)
タコの風味がとにかく濃厚で、いい意味で「くさみ」があるほど。
煮汁がしっかりごはんに染みていて、素朴なのに記憶に残る味わい。
✴︎半熟カステラ
上にふわっと塩がふられていて、甘さを引き立ててくれます。
半熟というより7割熟(笑)
✴︎エッグタルト
ほんのり温められ、シナモンがかかっています。
万博で大人気の一品。
✴︎ポルトガルの生ビールと麒麟一番搾りを1杯ずつ。
グラスの形が違ってかわいい。
食器はすべてCOSTA NOVA(コスタノヴァ)で、白や青、ターコイズ色の陶器。
料理の色を引き立てるような盛りつけでした。
店名も、「まるでポルトガル」+「mar=海」からきているような印象。
実際、魚介メニューが多く、風に吹かれながら、海辺の町で食事をしているような気分でした。
「テーマパークのごはん」ではなく、
ちゃんとポルトガル料理として成立しているところが素敵。
タコごはんやガスパチョなど、ポルトガルの地方色も感じられ、
器・料理・構成すべてが「旅の途中」を演出してくれる内容でした。
次はあのバカリャウ(干した鱈)のコロッケ(この日は品切れ)をリベンジしたいです!
2025/08/27 更新
先日とても美味しい体験をしたことが忘れられず
別の友人2人と一緒に再訪。
今回は室内で、涼しく楽しく居心地良く過ごしました。
(前回の夕方のテラスもよかった!)
前回と同じものはなるべく避けたかったけど
ガスパチョをどうしてもリピしたくなってしまいました。
さらに、前回品切れだったバカリャウのコロッケに
タコのマリネ
気になっていた、豚とアサリのアレンテージョ風と
バカリャウとブロアの2品を選択してシェア。
豚とアサリを一緒に炒めるって、なかなか珍しいですよね。
ごろごろ入ったオリーブと、パプリカ風味のソースがおいしい。
バカリャウとブロアは上にサクサクのパン粉がかかっていて、独特の塩気と風味がたまらない。
今回はタコごはんではなく、海鮮ごはんを。
白身魚やエビ、イカ、アサリなど、たくさんのシーフードが入っていて、旨味がすごい。
タコごはんもいいけど、こっちもいい、選べない…。
飲み物は、ポルトワインのトニック割りと、マディラワインのソーダ割り。
ポルトワインのトニック割りは、甘酸っぱいなかにほんのり苦味。
杏露酒にカシスの苦味を加えたような。
マディラワインのソーダ割りはデーツのようなコクがあり、すっきりしているのに満足度が高い。
デザートは先日ハマった半熟カステラを。
ほのかにかかった塩がまたたまらない。
ああ、接客もよくて、本当に良いお店。
あと1回まだなんとか訪れたい…。