如月 来夏さんが投稿したさわやか 長泉店(静岡/長泉なめり)の口コミ詳細

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さわやか 長泉店長泉なめり、三島、下土狩/ファミレス、ハンバーグ、ステーキ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2026/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

さわやかにキメる、県外不出のげんこつハンバーグ

朝の9時ちょうどに着弾し、並び1人に接続。これで1巡目が確定したところでほっと胸を撫で下ろす。
なにせこのためにはるばる静岡くんだりまで来たのだから。

今や泣く子も黙る有名店になった静岡が誇るローカルファミレスチェーン。
その知名度を全国区にまでしたのが同郷静岡出身の女優長澤まさみさんだとされているが、昨今のSNSの影響で人気も爆上がり。

その異常ともいえる人気ぶりを語るうえでのエピソードとして頑なに静岡県外に出店しないことで知られるが、これはセントラルキッチンで加工された肉の鮮度保持に関する輸送時間の問題で県外への出店が困難だというもの。
その裏には地元に育ててもらった恩返しという意味合いもあるみたいだけど。

1977年、静岡県菊川市にオープンした喫茶店「さわやか」を原点とする。

齢四十にして自らの店をもった創業者は、若い頃に大病を患った際に自分は生かされていることを悟り、両親への感謝の思いを店の理念に反映すべく、のちに名物となっていくハンバーグを生み出す。

大サイズのげんこつハンバーグには親父のげんこつ、小サイズのおにぎりハンバーグには母のおにぎりという親の愛情の意味が込められている。
そのため、店員には客を自分の両親だと思って接するよう教育されているので、たいへんアットホームでホスピタリティに満ちた体験をすることができる。


朝10時に整理券の発券が始まるのだけど、その整理券を求めた待機列がちらほら形成される。ので1時間前の9時には店頭に待機しておきたい。
現にこの日もどんどん後続に行列が繋がり、9時半の時点で20台ほどある駐車場が満車になり、10時の時点で並びは50人以上に達していた。
なお、整理券の受け取りに関しては代表者のみでもOKらしいので、並び人数がそのまま客数に反映されるとはかぎらない。家族連れ、カップルが圧倒的に多かったし。

風はないものの日陰になってとにかく寒い!
清掃に出てきた店員が声をかけてくるが、待合室には入れてもらえない。ここは早起き組に特権を与えてくれるなどしてほしいところ。

10時に整理券配布開始。10時半に案内開始。
整理券を受け取ったら開放された待合室で待機してもよし、周辺を散策してもよし。
暇つぶしに駐車場を見てみたら県外ナンバーの多いこと。大宮、練馬、豊橋、宇都宮、新潟、名古屋、はては札幌まで。。。

どこか山小屋というかロッジを思わせるウッディなつくりはファミレスによく見られる意匠。
他と違うのはドリンクバーやサラダバーといったコンディメントバーが一切ないこと。

げんこつハンバーグ@1540
Aセット@530
トマトサラダ@380
三ヶ日みかんの贅沢パフェ@1200

ハンバーグは単品になるので、パンなりライスなりのセットをつけるのが基本。
ここはセオリー通りにライス+ドリンクのAセットにしておくとしよう。ちなみにドリンクをホットコーヒーにした場合、おかわりが自由となる。

先出しのトマトサラダはなかなかのボリュームで、キンキンに冷えたトマトが頭をシャキッと目覚めさせる。またこのトマトが甘くて美味しい!ハンバーグと対峙する前にリコピン摂取で臨みたい。

やがてジュウジュウと音を立てながらげんこつハンバーグが到着。本当にげんこつみたいな大きさとフォルムに思わず笑みがこぼれる。
平べったい基本形や俵型はよく見かけるけど、ここまでまんまるのげんこつ型はなかなかお目にかかれない。

店員が目の前で2つにカットし、鉄板に焼き付けて下地をつくってくれたら戦闘開始。デミグラスソースもあるようだが、ここは特製のオニオンソースをたっぷりかけて。

網の焼き目のついたバーグをカットしてみると、ガワはカリッと香ばしく、中は赤みがかったローズ色のミディアムレア。ウエルダンも指定できるみたいだけど、牛100%の強みを活かしたレアでいただくのが乙ってなもの。

カリカリに焼いたベーコンを外周に巻き付けたハンバーグとでも言おうか。
それくらい部位によってテクスチャが異なる。こんなハンバーグはとんとお目にかかったことがない。
肉は国産牛ではなくオーストラリア産になるが、世界一安全安心とされるクオリティは半世紀に渡るお墨付き。

美味い。

早起きして来た甲斐があった。寒いなか1時間待った甲斐があった。
諸々の苦労が一瞬で報われるとはまさにこのこと。切り出した肉片をしばし眺めてから口いっぱいに頬張る。感無量。
ハンバーグにここまで感激したのっていつ以来だろう。少なくとも大人になってからそんな記憶はない。ライスを大にしなかったことをここまで後悔したのも久しぶり。だって美味しいんだもん。

勢い余って静岡名物の三ヶ日みかんをあしらったパフェなどたのんじゃった。
デザートに関してはファミレスの範疇を出ないけど、あれだけ美味しいハンバーグを食べた後ならなんだって美味しいもの。

それにこの多幸感は単に美味しいだけではなかった。
まわりを見渡すと、本当に心の底から食事を楽しみ満面の笑みを湛えた人たちであふれかえっている。
美味しいね。来てよかったね。また来ようね。
その思いが店内に充満していて、それがさらに店員に伝播し、また別の客をもてなす原動力となっていく幸福の連鎖を生み出している。


呼んでもないのにこまめに店員が様子見にやって来るので何かあっても困らない反面、もうちょっと放っておいてもらってもいいよと思うのはわがままだろうか。。。
各テーブルに決まった店員が担当につくようなシステムらしく、終始笑顔を絶やさない女性スタッフにお世話になった。

会計時には飴までいただいて至れり尽くせり。
この時点で受付するとだいたい70〜90分待ちのようだったが、まだこれはいいほう。GWには8時間待ちを記録したり、店舗によっては整理券配布直後に受付終了となる場合もあると聞く。


発祥の地である菊川のお膝元に近い県央〜西部に店舗が多く集中しているが、最近の過熱人気に応えるかのように県東部にも出店し始めていて、関東圏からアクセスのいい御殿場店&アウトレットモール店がいちばんハードルが高い模様。行きやすいということはみんな考えることは同じ。
公式HPに店舗ごとの待ち時間がリアルタイムで出るので、それを参考にするのもありだろう。


実は当初、御殿場店を狙っていたんだけどいろいろ探っていたらここがヒット。
なんと新幹線の停車駅、三島から徒歩圏内なのだ。あまり教えたくないけど、知ってる人は知ってる穴場店。死ぬまでに一度は行っておきたい人生最高レストランのひとつ。

2026/01/21 更新

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