Bグル隊のヨシクンさんが投稿した四季菜割烹 伝(新潟/佐渡市その他)の口コミ詳細

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Bグル隊隊長ヨシクンの食べ歩記

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Bグル隊のヨシクン (60代前半・男性)

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四季菜割烹 伝佐渡市その他/日本料理、居酒屋

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

佐渡島で旨い地魚と地酒に酔う

たまったJREポイントで旅行に行こうと、どこかにビューン!を実行して当たった駅はまたもや新潟(爆)
長野県、群馬県、福島県、栃木県の駅を外すと、どうしても新潟県内の駅が候補に入るんだけど、それで試すと1度仙台駅が当たった以外は全て新潟県の駅なんだよね。
おかげで新潟5大ラーメンを全て制覇しちゃったヨ。

で、今回はいよいよまだ行ったことのない佐渡島に行こうと決めてね、(僕にしては)綿密な計画を立てたンだよ。

旅行は1泊2日で、佐渡島の旅館は朝食付きで予約して、あとは1度は行ってみたかった佐渡金山の観光をどう攻略するか?あ、朱鷺も見たいなぁ。

旅館の夕食を付けなかったのは、佐渡島に行ったら夜食(お酒も)はココって決めていた店があったからなんだヨ。
その店は「四季菜 割烹 伝」。僕が居酒屋選びで信頼する居酒屋探訪家太田和彦氏が旅番組でこの店を訪れていてね、その時に佐渡の美味しい海の幸を堪能していたのを観てから、いつか佐渡に行ったら、と思っていたノダ。

店の開店時間17時30分に合わせて店を予約したのが旅館の予約より先だったのは、それだけこの店に期待をしていることが分かるでしょ?
後は予約時間に合わせて金山観光を楽しむノダ。

金山からバスを乗り継いで、店の最寄りのバス停に着いたのは17時前。このバスを逃すと18時近くになるから仕方ないヨネ。田舎のバスは本数が少ないからさ。

バス停周辺の町並を見て回ったり、地元のローカルスーパーを覗いたりして時間を潰してから店に行くとまだ17時20分でヤッパ開いてない(爆)
店の前で待っていると、5分前によーやく開店したンだよ。

カウンターの奥の方に席が用意されて、先ずは「生ビール」(700円)から。

メニューを見ると目当ての地魚刺身盛り「佐渡産 本日の刺身3種」(1500円)があって、(本日の刺身はなんですか?)と訊くと、本日は10種用意されていて、その中から店の大将が選ぶとのことなんだ。でも、続けて(6種で1800円も出来ますよ)なら「佐渡産 本日の刺身6種」(1800円)を注文しなきゃネ。

しばらくすると刺身が到着。僕から見て右から、カワハギ、ソーダガツオ、コブダイ、ヒラマサ、メジマグロ、アラ、アマダイとなかなか良いラインナップだ。

カワハギはやや厚みのあるカットで昆布締めしたかと思うほど意外に旨味が濃いゾ。肝は付いてないけど身だけでこんなに旨いカワハギはメッタに食べられないよね。カワハギの旬は冬で夏に刺身はあまり出回らないし、夏に魚屋で売っていても僕は買おうと思わないンだけど、佐渡のカワハギは夏も旨いンだなぁ。でもコレッて、大将の下ごしらえの賜物だよね?

コブダイは甘みが上品だなあ。コブダイの刺身を食べるのは2度めか3度めカナ?日本全国の沿岸部に生息しているけど漁獲量が少ないからねぇ。岩礁の漁場がある漁港の近くに住んでいないとメッタに食べられないンだよ。

ヒラマサはあっさりとした脂が乗っていて普通に美味しいし、ソーダガツオ、メジマグロはサッパリした旨みで普通に美味しいヨ。

アラとアマダイはイイ魚屋でしかあまり見ない高級魚だけどコレが刺身盛りに入っているのが嬉しいじゃん。期待通りに美味しいヨネ。

刺身に合わせた地酒は「金鶴 純米吟醸 生酒 風和@加藤酒造」(850円)。加藤酒造の普通酒は佐渡島にある5つの酒蔵で一番地元のシェアが高い日常的に呑まれている酒らしいンだけど、その酒蔵の普通酒よりワンランク上の純米吟醸酒生酒を燗で。
燗の温度は40度くらいかな。アルコールは16度で生酒の割には度数が低いかな。呑むと喉の奥に少し辛みと純米らしいコクみがある酒だ。

刺身のカワハギには肝が付いていなかったので、メニューにあった「かわはぎ肝ぽん酢」(700円)を注文したよ。コレが不味いワケがなく、わさびと合わせるとより効果大ダネ。

「金鶴 普通酒@加藤酒造」(700円)はまさに地元民の家庭で一番呑まれるお酒。こちらも燗酒で。先の「金鶴 風和」よりスッと呑めるかな。地魚に合わないワケがないヨ。

女将がオススメしてくれた「飛魚梅しそ揚げ」(900円)。トビウオの淡白な甘みと梅しその酸味のバランスが素晴らしく、それを揚げることで旨味を凝縮させ、また重くならない程度の油感のコクが加わり、サッパリコクうまの一品に。トビウオは刺身でたまに食べるけど、そんなに美味しい魚とは思っていなかったので、工夫して揚げるコトでこんなに美味しくなるとは、まさに目から鱗(魚料理だけに)!

女将が(これを試してみて)と猪口でサービスしてくれたのは「真稜 本醸造 一味の真@逸見酒造」。僕のことを酒好きで魚好きと理解したようだナ?
薄い濁り酒だね。 リンゴ果汁のようなフルーティーなコクが特徴的なお酒だゾ。なかなか旨い。

「鯨うねす燻製」(900円)なんて珍しいメニューを見たら避けて通れないのヨ(笑)
鯨ベーコンと燻製チャーシューの中間のような味わいで美味いし酒に合う合う。コレはビールやウイスキーにも合うかも。

せっかくだからさっきサービスでいただいた「真稜 一味の真」と同じ蔵元の「真稜 本醸造 辛口@逸見酒造」(600円)を燗で。フルーティーさはないけど、辛口で悪くない。

地元のハム・ソーセージ工房「へんじんもっこ」の「へんじんもっこソーセージ盛合せ」(950円)を注文したのは、魚ばかりじゃ脳がないからねぇ。
盛合せにあったのは、僕の右からソーセージのパテ、干し柿とチーズの入った自家製サラミ、ドライトマト入りソーセージ、普通のソーセージ、チキンロール。
どれも美味しいけど、特に秀逸だったのは干し柿とチーズが入った自家製サラミで、干し柿の甘みとチーズのコクと酸味がサラミの脂と肉の味と相まって・・・ウマイナー!そしてコレを辛口の酒で流し込むと最高ナノダ。

そろそろ最寄りのバス停にバスが到着する時刻だゾ。これを逃すと大変なコトになるからね。後ろ髪を引かれるケド、ごちそうさまでした。

2025/09/06 更新

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