この口コミは、きしころりんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.6
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.3
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.3
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク3.5 ]
博多の胃袋をつかんで離さない、昭和香る最強コスパ居酒屋
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2025/07/13 更新
扉を開けた瞬間から“うまい”が確定
中洲川端駅から川端商店街方面へフラッと歩くと、手書きメニューが壁を埋め尽くす小さな店が現れる。木のカウンター越しに立つ大将の威勢の良い「いらっしゃい!」で一気にテンション上昇。年季の入ったダクトと裸電球、所狭しと並ぶ皿や酒瓶――まさに “昭和の酒場” の空気感だが、掃除が行き届いているので居心地は抜群だ。
まずは衝撃の刺盛りで口福スタート
着席5分で運ばれてきた刺盛りは、マグロ赤身・カツオ藁炙り・タイ・サワラ・ブリの5種がたっぷり。このボリュームで450円はどう考えても破格。脂の乗ったブリと、藁の香ばしさをまとったカツオの対比が楽しく、これだけでビール一杯が一瞬で消える。
注文が入ってから切り分けるし、個別にバットに入っており衛生感もすごい◎
“酒のアテ力”が高すぎる一品料理
ハツ焼き
ぷりぷりの牛ハツをレア気味に焼き、ネギと柚子胡椒でシンプルに。肉汁じゅわっ、後味は柚子胡椒でキリッ。ビールにも焼酎にも無限に合う。
鶏天
衣はサクッ、中はふわふわ。胸肉なのにパサつき皆無で、塩だけでもいけるが卓上の辛子ポン酢を絡めるとさらに軽快。
うなぎ白焼き
表面を香ばしく炙り、身はふっくら。添えられた刻みわさびで食べれば脂の甘みが際立つ。これが900円とは正直バグ。
たこぶつ
厚切りのタコはモチモチ食感が主役。噛むたびに海の旨みがじわっと滲み出る。
ごぼう天うどん/梅ぶっかけうどん
シメにも主役にもなる自家製細めん。揚げたてごぼう天のザクザク感と、梅肉×大葉×胡麻の爽やかさ、どちらも甲乙つけ難い。飲んだ後でもスルッと入る喉ごしに感動。
飲兵衛歓喜のドリンク価格
カウンターのポップを覗くと、生ビール500円・ハイボール500円・チューハイ各種500円。焼酎は芋・麦ともグラス400円、ボトルも2,000円台からと気軽。飲み放題プランが無くても財布が痛まないのは最高だ。
サービスも“つきよし”ポイント
常連さんも初見さんも分け隔てなく声を掛けてくれるスタッフ陣。料理が出るテンポは速いし、細かいリクエストにも笑顔で対応してくれる。混雑時でも目配りが行き届いていて、空いた皿は即回収。結果、カウンターなのに窮屈さゼロでストレスフリー。
◆ 初訪問のポイントまとめ
まず刺盛りを頼め! これで店のポテンシャルが分かる。
ハツ焼き&鶏天で揚げ物・肉欲を満たし、ビールが止まらなくなる。
シメは温・冷うどん2択。連れとシェアして食感を比べると楽しい。
席数が少ないので 開店直後か21時以降 を狙うと入りやすい。一週間前から予約可能。
「安くて旨い、しかも早い」――博多の夜に求めるすべてがここにある。
中洲の喧騒から少し外れた路地で、サク飲みもガッツリも叶えてくれる良店。初めての博多飲み歩きでも安心して飛び込める一軒なので、ぜひ覚えておいてほしい。次回は絶対「レバ刺し」と日本酒を攻めると心に誓い、ほろ酔いで店を後にした。
●星の定義
☆3つ以下→一度の訪問でOK
☆3.5つ→ コスパ、味、雰囲気、サービスが平均値をやや上回っている
☆4つ→ コスパ、味、雰囲気、サービスが平均値をかなり上回っており、家族や友人に自信を持っておすすめできる
☆4.5つ → コスパ、味、雰囲気、サービスが平均値を圧倒的に上回っており、誰もが一度は行くべきお店
☆5つ→ 筆舌に尽くしがたい
●自己紹介
年間1,000件程度の外食をさせていただいています。訪問飲食店さんの定量数は必ずしも大事ではないと思いますが、質を求めるにはまず量ということで胃を酷使しています。
自らも猟師を行い肉へのこだわりは人一倍強く、日本全国の生産者のところへ行き食材の勉強も欠かしません。