3回
2020/03 訪問
接客は事務的ですが、うなぎは満点。
日曜日のお昼に知人との会食で利用しました。アルコール抜きで『特うな重』をオーダー。たまにしか来れませんので、いつもボリューミーなものを頼んでしまいます。
10分程で登場した鰻。このお店、いつも混んでいる割には出来上がりが早いのです。独特の長方形の断面はこんがり鮮やか。いつものように外側はカリカリ、内側はフカフカの絶妙なバランス。
特にパリパリの皮が秀逸な出来映えで、しっかりとしたタレの甘味が染み込んでいますので、これだけでもビールの立派なツマミになりそうです。
別皿でタレが付いてきますが、ここの鰻はタレ無しでも格別に美味しい。最後までご飯には乗せずにおかずとして頂きながら完食。正に「あぁ、博多に滞在しているんだなぁ」と実感する瞬間です。
唯一残念なのが、店員さんが皆、無愛想で事務的なこと。もう少しホスピタリティーを感じさせてくれたら、完璧な名店なのですが....。それでも星4つ。立派なもんです。
2020/06/27 更新
知人と福岡観光の折、一番に思いついたのがこちらのお店。博多を代表する行列店で、土日平日問わず何曜日に来ても何時に来てもお店の前には人集り。チケットシステムになってからは、幾分か待ち易くなりましたが。
この日は平日の開店間もない10時45分頃でしたが、25組待ち。約1時間周辺をウロウロして時間を潰し、ようやくの入店。待った甲斐があり、初めて3階のゴージャスな半個室に通されました。
先ずは食事の前に、『うざく/960円』と瓶ビールで乾杯!この値段で2切れも入ってるのはお得ですねぇ。脂の乗った鰻をサッパリと頂きました。昼間から贅沢や!
食事は自分が『特うな丼/3,570円』、連れは基本形の『上うな重/4,280円』をオーダー。さっきのうざくの残りや、先に配膳されたお新香を突きながら焼き上がりを待ちました。
お待ちかねのうな丼は重箱で登場。このお店の「うな丼」は一般的なうな重と同じ。「うな重」は鰻とご飯が別々のお重に入りセパレートで出てきます。
蒸さない直焼きは西日本の証。鰻は硬めの表面に甘辛いタレが芯まで浸透していて絶品。最初からカットされているのも、吉塚うなぎ屋独特のスタイルかな。これはビールよりご飯を頬張る方が幸せかも。
汁物はいつもの肝吸いではなく敢えて赤出汁をチョイス。おすましよりも主張のハッキリした味噌汁は、濃い口の鰻のタレによく合いますよ。
トータル1時間の昼の宴。真っ昼間からこんなん幸せになっちゃっていいのかな?福岡に来たら必須のお店。博多ならではの鰻を味わえます。