ペスト・ジェノベーゼ星人さんが投稿したNonna Nietta(茨城/つくば市その他)の口コミ詳細

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ペスト・ジェノベーゼ星人 (東京都) 認証済

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Nonna Nietta荒川沖、つくば/イタリアン、パスタ

2

  • 夜の点数:4.4

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.4

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2022/03 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

店の扉は、イタリアへ繋がっている「どこでもドア」である!?

再訪。
前回、私は「また行かなきゃ」と思ったのですが、ようやくそれが叶いました。
こちらは本当におススメです。特にイタリア郷土料理に興味がある方には。

アンティーク家具や、内装の漆喰の原材料などもイタリアから取り寄せて、
ご夫婦で施工までしてしまったとの事。


周りの席の方の会話が耳に入ってきたのですが、
どうやら美味しいものに目がない人々が注目し始めているようで、
遠方からもやって来る方も。


■完全おまかせコースを注文(前菜盛合せ、パスタ3種、メイン1種、デザート、コーヒー)、
 その他、スプマンテやワインなど

川村シェフはイタリアで南から北まで六年間修業したのですが、
今回は前菜やオレッキエッテなど、プーリア料理中心のコースでした。

私はプーリア州に行ったことは無いのですが、
おそらく現地そのままの、寸分変わらない味わいと思われます。
『つくば』という事で、イタリア人研究者がこちらに訪問されたのですが、
「これは真の品質のイタリア料理です」「イタリアのどこかにいるように見えます」
とかなり感動されている様子。


ここで私の妄想が膨らみます。
川村シェフは『ドラえもん』なのではなかろうか?と。
店の入り口となる扉は、実は「どこでもドア」で、その先はイタリアに繋がっているのでは?と。
「イタリアにいるみたい!」と感動する客に対し、
川村シェフは「むふふ(店内は本当に現地のイタリアなんです)」なんて楽しんでいるのではと(笑)。


しかし実のところそんな便利な道具があろうはずも無く、
川村シェフが持っているのは、ただただ、美味しいイタリア料理を作る腕前だけなのだ。

  • 近所の筑波宇宙センター。右手は、はやぶさ2模型

2022/03/26 更新

1回目

2021/08 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

イタリア郷土料理好きの方は一度お試しあれ。私は「また行かなきゃ」と感じました。

つくば市並木にある一軒家イタリアン。今年の3月に開店したばかりです。
イタリア郷土料理好きな方なら、このお店の値打ちが分かるのではないでしょうか。


川村シェフはイタリア各地で学び六年後に日本に帰ってきたのですが、
そのとき一緒にイタリア人の美人奥さんも連れて来ちゃいました。
店名の「ニェッタおばあちゃん」は、奥さんのおばあちゃんから採られています。

こりゃあれですよ、イタリア料理版の「マッサン(連続テレビ小説)」ですよね。
玉山鉄二レベルのイケメンが主人公の、ドラマ化希望ですよー!


パスタはすべて手打ち。
水回し、こね、麺棒での延し、とすべて手作業。
うわー、料理人でありながら、スフォリーノでもあるじゃないですか!

注文が入るたびに大きな生地を
タリオリーニ、タリアテッレ、パッパルデッレなど、幅を合わせて切っていきます。
もう切らなくていいので、この薄くてプルプルの生地をラルギッシメで、今すぐ食べたい!
この生地なら、茗荷谷Baseの辛口スフォリーノも認めるんじゃないかなー。

もちろんショートパスタもすべて手打ちで、オレキエッテ、ニョッキ、トルテッローニなど、
パスタ好きの人間なら悶絶ものの名称が並びます。うほほ。

■ランチ(生ハムサラダとソフトドリンク付き)より
「カヴァテッリ、マダコのトマト煮ソース」を選択。
 また単品で
「タリアテッレ、自家製サルシッチャといろいろなキノコ、
 乾燥ポルチーニのクリームソース」を注文。
 その他スプマンテやワインなど

前菜の生ハムからして美味しい。上品な脂でありながら、力強い旨味が溢れます。
フリルレタスとシンプルなドレッシングの相性もいい。いい、いいぞ。

適度な刺激を受けた胃に向かって、カヴァテッリがやって来ました。
マダコとトマトソースの相乗効果による滋味あふれるソースを、
カヴァテッリがしっかりフトコロに抱え込んでいます。
弾力がありつつも歯切れが良い食感と共に、押し寄せる大地と磯の風味。
うお~、ワインがうまい、ワインが進む。

「こりゃデザートも試さねば帰れない!」という事で「ボネ」を注文。
メニューには「ニェッタおばあちゃんピエモンテ風チョコレートプリン」と書かれています。
プリンといいながらガトーショコラとの中間ぐらいの固さです。
濃厚なチョコに、ラム酒とアマレッティー(ようするに杏仁風味)に
キャラメルソースが複雑に絡み、許容値を超えた旨味が舌の裏側につーんと痛み感じさせるほどです。

つくばということでイタリア人の研究者がこちらに来たことがあるようですが、
「なんで日本の地で『本場そのまんま』が出てくるんだ?」と感動していた模様。
私なんかはただただ「こんな美味しいものを毎日食べているイタリア人、ズルい」なんて思ってしまうだけですが(笑)。


二階にもテーブルが二卓あるようで、個室使いができるようですね。
駐車場は店の隣に3台分、また少し離れた場所にも用意されているようです。

残念ながらリグーリア州での修行経験は無いとの事ですが、
プーリア州は得意のようで、夜は凝ったプーリア料理のコースを出しているとの事です。


イタリア郷土料理好きの方は一度お試しあれ。
「味」というものには好みがあるのでしょうが、
私は「また行かなきゃ」と感じました。

  • カヴァテッリ、マダコのトマト煮ソース

  • タリアテッレ、自家製サルシッチャといろいろなキノコ、乾燥ポルチーニのクリームソース

  • 生ハムサラダ

  • ボネ

2021/08/16 更新

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