この口コミは、ペスト・ジェノベーゼ星人さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.3
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.2
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.2
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.2
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.5
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| CP4.2
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| 酒・ドリンク4.0 ]
リアル「魔女宅パン屋の亭主」/素朴な本物/その日まで店主はパンを焼き続けるだろうから
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2023/02/16 更新
なんて言えばいいのだろうか。
こちらは日本パン店の歴史に、名を残す重要な店のような気がする。
以下、ネットで拾った情報を書きつらねてみる。
●「パンとワインの相談所」を名乗る。
●店主は、パン職人であると同時にソムリエでもある。
●「パーラー江古田」及び「清澄白河フジマル醸造所」にて修行。
●麦畑に麦刈りへ行く。また良い食材を探しに、各所に出向く。大地と共にある。
●店主は「自分一人でパン焼いてるんじゃない」なんて気持ちでパンを作っている。
●小麦をブレンドせず、一品種でパンの個性を際立たせる。
●例えば、はるきらりのフォカッチャ、はるゆたかのパンドミ、キタノカオリのリュスティック、ミナミノカオリのカンパーニュ、柳久保小麦のバゲット等々。
●持ち帰りはもちろん、店内でナチュラルワインとパンの角打ちができる…。
という事で、わりかし地元のこちらへ訪問~。
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住所は北葛西一丁目だが、最寄り駅は都営新宿線の船堀駅となる。
ゆっくり歩いて十分程度だろうか。
店舗を正面にすると、左手にオリーブの木が植えられている。
その横の引き戸が、テイクアウト用の窓口となる。
店舗右手の扉が、店内に入る角打ち用。
もちろん、呑兵衛の私は、角打ち用の扉から入店した(笑)。
「いらっしゃいませ」と挨拶する他は、寡黙な店主。
なかなか筋肉質で良いガタイをしている。
どうも『魔女の宅急便』に出てくる、パン屋の亭主に雰囲気が似ているゾ。
ちなみに『魔女の宅急便』の原作者である角野栄子は、三歳から結婚前までを江戸川区で過ごしている。
「角野栄子児童文学館」が南葛西に建設中であり、2023年11月完成予定である。
こちらのパン屋が立ち寄り場所になるかも、なんて妄想が思いうかんだ。
「リアル魔女宅パン屋の亭主がいるよ」、なんて(笑)。
メニューは様々なサンドイッチの他に、パン盛合せ、おつまみ盛合せなど。
お腹が減っていた私は、まずは以下をオーダー。
■サンドイッチ(なすとサラミのマリネ)、白ワインなどを注文
パンでワインを飲ませる店はちらほらあるが、こちらほど「素朴な本物」という言葉がピッタリな店も無いだろう。
サンドイッチをガブりとやる。イタリアの片田舎で、農家が昼食をとる時のようなイメージが浮かぶ。ありあわせのハムやチーズをナイフで切り、パンにはさむ。
その辺に生えている香草を摘まむ。地元のワインで一杯やる…。
最近はパン店も増えて、どう変えようかと悩んている経営者もいるのではなかろうか。
そんな人はこちらに訪問すれば、ヒントを掴めるかもしれない。
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ワインを飲み干す寸前、三人組が入ってきて、ただでさえ狭い店は客でいっぱいに。
あと何杯か、あと何品か、頼みたかった。
店主も気を使って「何か追加しますか?」と声掛けをしてくれたが、お会計をお願いした。
どうせまた来るんだし、世界が滅ぶ日が来るとしても、その日まで店主はパンを焼き続けるだろうから。