3回
2025/08 訪問
百名店で『熟成の魔術師』の握りとおつまみ、そしてカウンターで『松岡劇場』を堪能をした(笑)10月改装後オープン時はコースも値上げとなる。3回目
テーブルセットアップ状況 カウンター席メニューは ◯極(握り)11,000円 と ●極(つまみ+握り) 16,500円 が選択出来るけれど 今回はつまみ+握りのコースを選択した
コース開始前にネタケースを撮影
コース開始前に撮影 天然本鮪
◯ちゃ豆(群馬 加藤農園) 10年位ここのを使っている いろいろと他のちゃ豆も試しているけれど 僕はこれが旨いと思います 確かに豆の味わいがシッカリとしていて 岩塩のミネラル感とも合っていて美味しい
◯鮑 アワビを柔らかく炊いてあります アワビの肝ソースが下に敷いてありますけど そのソースを少し残して頂いて シャリを入れると美味しいので との説明
鮑はクニッと食感で柔らかく煮られていて 肝のソースの磯の味わいほんのり苦味と旨味感がジンワリ 軽く塩味がしていて美味しいなあ♪ 肝ソースに生クリームが入れてあり 肝の苦手な方も食べやすくしてある
取っておいたアワビのソースは 後から皿を大将に返してシャリを載せてもらった
それをサジで混ぜ混ぜして食べてみると シャリの酢飯のスッキリ感と 鮑の肝ソースのコク、旨味感が合っていて 面白く美味しい
◯アジの塩焼き 後でネタで同じ品が出てきますが 塩焼きにするだけで美味しい と話されていた アジの熟成してある品の塩焼きなのだろう 食べてみると普通で食べるアジの塩焼きよりも
アジの旨味が広がる様にシッカリとあり 塩味も丁度よい効きで美味しい ポン酢のおろしも穏やかでスッキリとした味わいになるけれど、必要ない感じ 旨味がジンワリと残るのが心地良いなあ♪
◯松茸の土瓶蒸し 松茸は中国の品との事だけど キチンと管理されている品とのことで そんなに日本産との香りや味の違いは 分からなくなっている と話されていた
具材は松茸、かまぼこ、百合根で 出汁にはこのおっさんには何かが分からないけれど
ジーンと来る深みある旨味感があり そこに松茸の香りと味わいが乗っていて美味しいなあ♪ ライムの切身が付いていたけれど、掛けると この旨味感をスポイルしてしまうだろうから 結局、使わなかった
◯鰻の蒲焼き
割とシッカリ目に皮目が焼かれていて 皮目の軽く焦がしたカリッとスモーキーさと 身はホンワリとジューシーで柔らかく 口溶け柔らかな美味しさだった
使われるネタ
◯めいち鯛(三重県南島町)
◯春子鯛? 小さい小鯛を酢締めした品 これにも熟成による旨味感がある 録音が途中間違えて一旦停止してるので 感想メモが思い出せないw
◯メヒカリ(蒲郡) 大将さんから手渡しで頂いた 三枚おろしに出来る大き目の時だけ購入している 有明の特殊レベルの海苔を使用 と話されていた
パリッとした海苔の味わいと香りの良さ 熟成されたメヒカリの旨味が熟成により 更にマシマシとなり 後味にもジンワリと長く残り続ける旨味感がある❗️
◯アジ(3日熟成) 先程、塩焼きで出てきたアジ 上には葱と生姜を細かく刻んだ品が載っている バジルかと思って摘んで味見しようとしたら それに弟さんが離れていたのにも関わらず 気付かれて教えてくださった
◯鮪(赤身) このお店では熟成しているので 冷凍品は使われない と話されていた 只の赤身なんだけど、普通では絶対に感じない 後からジンワリと来る熟成された旨味感が凄く心地良い
◯岩もずくのお味噌汁 能登の方で上がる少し変わったもずくを入れている との説明 もずくのシャリシャリとした小気味良い食感と
赤出汁で何の出汁かは全く分からないけれど 出汁の旨味感がシッカリとしていて しかも後味の心地良い旨味感が凄く残り続けるよなあ❗️ お味噌汁でここまでの旨味感が出せるんだな
◯甘海老(北海道増毛) 甘エビは握る直前で殻を剥くのが一番香りが良いので 直前で剥いてますとの説明 プリッとしていて熟成により トロッとしている旨味感が マシマシとなっていて独特な美味しさだと思える♪
◯ガリ ナマモノを食べているので ホントはちょくちょくガリを挟んで 食べないといけないのだけど 熟成による心地良い後味が食べる度に続く為 後味を消すのが勿体なくて、珍しく残す事となった
◯琵琶鱒 3.9キロのなかなかいない大物だと説明されていた これも熟成されているので、熟成の旨味感はある 後味は長く続かない感じ
◯ムラサキウニ(利尻島) 海苔は三河産と話されていた 質の低い、変な味わいや苦味感は一切無くて ひたすら、とろけるような旨味感が口の中で広がり 心地良い旨味の後味はかなり長く続いて良い感じ
◯ムラサキウニ(利尻島)別ショット 9月より禁漁となるとの説明
◯キンキ(網走、7日目) 網走一択で日本一だと思っている 深海魚で皮の所に脂が乗っていると話されていた 熟成により脂のジンワリ旨味感が良い感じ やっぱり米粒の粒立ち感があって 噛んでいく感じがまた良い
◯帆立 説明を忘れられていたので、何の鮨かが分からず 大将さんに尋ねてみたら 帆立で繊維に沿ってほぐしている との説明 これにも普通の帆立にはない旨味感があるよねえ
◯新生姜の佃煮の鮨 ガリを漬ける時に出る 新生姜剥いた皮を取っておいて佃煮にした品を 手巻き寿司にされている
生姜の爽やかさと甘みのあるサッパリとした味わいで 後味スッキリで美味しい
◯だし巻き卵 これでコースの〆となる 甘みが自然で出汁感も効いてて美味しい
◯イワシ(追加) 最初にイワシの独特な味わいが来るけれど 後からシッカリした熟成の旨味感に包まれて 後味もジンワリと来る良い感じ♪
▶デザート ◯水まんじゅう 大垣市では有名となる夏のデザートで 水まんじゅうも氷水に浸されて キンキンに冷えていて美味しい
今回の伝票
支払い金額
今年から食べログ百名店となっている
店内 テーブル席
本日の寿司ネタ(2025/08/14)
改装のお知らせ 極コースの値段も改装後は ◯極(握り)14,000円 ◯極(つまみ+握り) 19,500円 と値上げされる いろいろと物価高だからなあ 今日値上げ前に来れて、ありがたい❗️
メニュー(2025/08)
メニュー(2025/08)
メニュー(2025/08)
メニュー(2025/08)
メニュー(2025/08)メニュー(2025/08)
メニュー(2025/08)
メニュー(2025/08) カウンターコース以外のメニューは2025/08/31 で終了となる
店舗裏の駐車場
2025/08/15 更新
2023/12 訪問
これは『ランチ』とは別物❕『熟成の魔術師』が厳選ネタから極限の旨味を引き出す『魔術』を堪能することに♪ 特に鰯は食べてビックリしたなあ、もう❕イワシなのに(笑)
岐阜県大垣市南頬町にある高級なお寿司屋さん
このお店の大将さんは
『熟成の魔術師』と言われている
厳選されたそのまま握っても旨いネタを
更に熟成させて素材の旨味を極限まで引き出される
■このお店の概要(Google生成AIから抜粋)
大垣市民病院の目の前にあり、好立地です。
店内は、テーブル席5席、カウンター席6席で
カウンター席からは
握っている風景を見ることができます
テーブル席は少人数宴会におすすめで
最大20名まで利用できます
大将は3代目の林幸生氏で
先代より名古屋駅の松岡旅館から始まり
大垣へ移り割烹料理屋を経て今の鮨店を営んでいます
大将の名字が「林」ですが
「松岡」は先代の松岡旅館から来ているようです
■魚の熟成とは(Google生成AIから抜粋)
魚の旨味の元と言われている「アデノシン三リン酸(ATP)」が時間を経て「イノシン酸」に変化し、その旨味により食味を向上させた状態です
また、魚の持つタンパク質が変化することで「グルタミン酸」や「アスパラギン酸」などの遊離アミノ酸類が優位に味覚に影響を及ぼす状態です
イノシン酸は海産物類と畜肉類に多く含まれています
海産物の中イノシン酸の多い順の上位3位はマグロ節、鰹節、煮干し節です
■魚の熟成の段階(Google生成AIから抜粋)
①イノシン酸の旨味が優位に働く状態
②イノシン酸の旨味が働きつつも食感の変化により
食材の状態が変化する状態
③イノシン酸と遊離アミノ酸類の複合により
旨味が複雑化する状態
④遊離アミノ酸が味覚に優位に働く状態
一般的にお店では主に②③の熟成状態で出される
◆
先月知り合いの方にお誘い頂き
このお店の江戸前寿司の握りコース『極み』を
食べてみることが出来た
この日は火曜日だったけれど
これはもう、仕事どころではない❔(笑)
2回目は熟成のコースを食べようとは
前々から思っていたのでこれは絶好のチャンスだよねえ
以前にランチでこのお店に来た時は
確かに味わいは良いとは感じた
けれど味わいが一定レベルということだけであり
それ以上の思い入れ出来る事柄もなく
そうなるとランチに対するコスパに目が行き
値段に対してのコスパが悪いと書いた
ちなみにランチのネタは熟成はされていないと
大将さんから前回、聞いている
今回はこのお店の
『熟成』されたネタを味わえるコースであり
本当のレベルを知ることの出来る機会なので
シッカリと味わってみることにする
そして接客も前回は作業服ということあり
普通な印象しか持てなかったので
今回はスーツでお伺いし接客対応がどう変化するのかも
同時にレビューしていきたい
◆
火曜日11:30 、お店に入店し
カウンター席に案内された
■ランチの場合は基本、テーブル席
おまかせ握りの場合はカウンター席へと案内される
メニューは既に
●おまかせ握り 極み(握りのみ)11,000円
が予約されていた
▶おまかせ握り 極み(握りのみ)の内容
大将さんがネタケースを出され
熟成された魚の数々を拝見し
コースが開始となった
◯ガリ
赤酢と米酢のガリとなり
赤酢の方は酸味爽やかで甘味控えめな味わいで
米酢の方はガリの辛さの中に
穏やかな酢の効きの味わいと甘さとなり
対照的な味わいで面白い♪
◯あんこうの肝(北海道余市)
今の時期、青森、宮城の品はまだレベルが低いので
現在一番良い品の北海道産を選択されている
少し経つと青森、宮城も良くなってくる
軽く味付けして炊いてある
相性の良い奈良漬を添えてある
との説明
旨味の塊みたいなバターみたいなコクと
とろける旨さが口の中で飽和してる❕
シッカリと熟成されてる円やかさ感のある
奈良漬で味わいが締められて美味しいねえ
しょっぱさと甘さの対比も面白い
これは絶対に日本酒に合うであろう味わいだよねえ♪
◯石垣鯛(鹿児島内之浦 熟成10日目)
今が旬で熟成と相性がよい魚 2.6kg
2kg超えの石垣鯛は名古屋で1年で
1枚見るか見ないかの個体となる との説明
白身だけど淡白な旨味ではなくて
熟成されてるシッカリ目な旨味がじんわりとやってくる
鯛であってもランチとは別物な味わいがしてる
◯コハダ(千葉県船橋 熟成5日目)
これは円味のある旨味だよねえ♪
白身魚らしからぬ
コハダらしい味わいもシッカリとあり
その上でコハダの旨味が
最大限にマシマシされてる感じで美味しい味わい
◯マルコバン(鹿児島内之浦 熟成14日目)
縞鯵に感覚的に仕込みと味わいが似てると
大将さんが話されていた
上にはネギと生姜の薬味との説明
■マルコバンとは(Google生成AI)
アジ科の珍しい魚で、コバンアジの仲間です。
あっさりとした味わいで、皮目の脂がノリノリです
モチモチしていて
旨味がシッカリと増してるのがよく判る美味しさ
まるこばんが食べて無くなっても
口の中に長く旨味が残るねえ
◯あこや貝柱(愛媛県宇和島)
真珠を作る貝の小柱
皆さん、あまり使われないけれど
食べてみると美味しいと言われる
との説明
食べてる時の食感が良く
旨味がギッシリ熟成されてる旨味が
じんわりと舌に広がる味わい
◯メヒカリ(愛知県三河)
深海魚で普通は唐揚げとかに使われる
握りではあまり使われないけれど
大将さんは旨い魚だという認識
仕込みに手間を入れてる
普通は脂の味わいしかしない との説明
炙られてるので旨味が増して
余韻の残る脂感がとろける美味しさ♪
ほんのりと醤油とあっててこれは美味しいぞっ❕
これもまるこばん同様、珍しい魚だよねえ❕
◯剣先烏賊とからすみ
ワインで漬けられてるからすみと
イカには隠し包丁が凄く入れてあるので
溶けるぐらいの味わいにしてある との説明
きれいな見た目だねえ
からすみの旨味がふんわりと広がり
後から剣先イカの旨味
隠し包丁が細やかに入っていて
ホントに、とろけるような烏賊の旨味がある
旨味の組み合わせと後味が凄く良い❕
◯トロさわら(三重県答志島 熟成12日目)
一本釣りされてるブランド鰆となる
普通のトロさわらは有脂量10%以上だけど
このお店の鰆は15%を超えてる
との説明
熟成させるとバターの様に溶ける
食感は『海のバター』との説明
皮が藁で炙られていて燻製っぽい香りと
香ばしさがいい感じ♪
これもとろける濃厚な熟成の旨味が
じんわりとやってきて
その旨味が舌にずっと残る幸せな味わい
◯鯖
サバの棒寿司を切った品
凄え旨味の鯖でこれは口の中に入れてビックリした❕
半生な焼き加減のサバで
炙られてる香ばしさと鯖の旨味の洪水❕
これは旨いぞっ❕
◯鮪 中トロ(宮城県気仙沼 熟成18日目)
冬の鮪のタップリな脂の味わいに負けないよう
バランスを取るのにシャリが10粒ほど多い❔
少し温かめな握り方
温度が20度を超えてる位で脂が溶け出す
鮪は味と柔らかさが大事
との説明
味付け薄めで、もともと旨味が凄い鮪だろうけれど
旨味感が物凄くやってくる❕
これは至福な味わいだよねえ
◯赤出汁
赤出汁でさえ飲んだあとの旨味が
口の中にシッカリと残るねえ❕
いろんな会席料理を食べに行くけれど
案外満足出来る味わいの赤出汁には出会わない事が多い
けれどこのお店の赤出汁は良いねえ❕
前回こんな感想ではなかったので、大将さんに
「この赤出汁はランチと同じですか❔」と尋ねてみた
すると「赤出汁はランチと一緒です」と話された
前回のレビュー、見られたのかな❔
前回ランチの赤出汁は
薄味でそんなに美味しいとは思えなかったからねえ
◯ウニ(北方四島)
川村水産の『無添加の雲丹』
ミョウバンなどの添加物が一切無い
無添加にこだわられている
それでいてシッカリと形は保っているので
ロシアからなのに
加工からシッカリと管理されてる
との説明
■SG325さんからの補足(コメントから)
『無添加とは指定102種類の添加物が使われていない』
ということだけであり
川村水産の雲丹は確かにミョウバンは不使用だけど
102種類の指定外の
『にがり水』を使用されてるとのこと
これはご飯はチョロっとだけでほとんどウニだねえ❕
無添加の雲丹の旨味、甘味がガッツリな味わいで
濃厚なコクの余韻が長く続くよねえ♪
◯だし巻き卵
甘味ほんのりな出汁のじんわりと染み渡る美味しさ
◯穴子(長島県対馬)
ホンワリと煮られてる穴子
旨味感も良く美味しい
−
ここでコースの握りは終了となった
なので追加注文することに
大将さんには
「このお店で食べておくべき
おすすめのネタをお願いします」とは話している
▶追加注文品
◯車海老(愛知県三河)1,400円
このお店の水槽で生かされている活き海老となる
それを半茹でされ調理されるとのこと
頭はカリッと焼かれてないんだねえ❔
それは後から理由が判ったんだけど、、、
半生な湯がき具合で
頭の方は海老味噌を含めた
トロ〜っとしてる凄い旨味がある❕
ハッキリ言って、身の方よりもこの頭の方が
メインじゃないかとさえ思えるよねえ
またまたその旨味が口の中で
長く余韻として残る味わいだし
身の方は半生でプリッとした食感も残されてて
海老の旨味がシッカリとしている美味しい味わい
◯鰯(北海道浜中 熟成1日、酢締め1日)800円
まず口の中に頬張り噛んでみると、、、
なんじゃあ、これっ❕
おいおい、これってイワシだろ❔
なんでこんな凄い旨味が飽和してるんだ❕
この時に隣のグルメな女性から
「イワシは酢締めされてますか❔」
と尋ねられたけれど
この口の中で凄い勢いで飽和してる旨味の為か
このイワシが酢締めしてあるかどうか、良く判らない❕
そしてこの、予想してなかった旨味の為か
確実に頭の中が混乱してて
その女性の問に答える余裕もない❔(笑)
だって、只のイワシだぜ❔w
しかし食べたイワシは只のイワシではなかった
開口一番、物凄くとろけるような旨味に包まれる
冗談無しに中トロなんかよりも❔(笑)
一番印象に残る味わい❕
これはイワシなのに、凄い味わいだよねえ❕
◯水物
いちごと富有柿となる
いつも食べてる柿とは食感が違ってる
食感があるのに甘味シッカリで良い柿の味わい
いちごは普通
■総括
名古屋市のフレンチ『レミニセンス』さんは『余韻』
をテーマにされたコースを提供されていて
実際に食べ物を飲み込み、口の中に何も無くなった後も
長く続く『旨味の余韻』を堪能することが出来た
ジャンルの違いはあれど
このお店の江戸前鮨も『熟成』という武器により
長く続く『旨味の余韻』が
シッカリと堪能出来るよねえ❕
それと江戸前鮨としては
『お安め』な値段設定とは思える
僕にはこのレベル味わいがこの値段で食べられることが
凄く高コスパに感じるんだよねえ❕
このお店は おまかせ握り『極み』 を食べてこそ
このお店本来のポテンシャルを発揮されてると思えた
■支払い方法は現金の他
各種クレジットカードが使用できる
入店時の服装はスーツ
前回の接客との違いを見たかったからねえ
対応はほぼ、大将さんで
たまに女将さんだった
多分ねえ、前回作業服で今回はスーツなので
このおっさんが
ドカチン食べロガーだとは気付かれてない❔
馬子にも衣装❔(笑)
スーツ着ればそれなりに
ジェントルマンに見える❔からねえ
前回とは打って変わって、凄く良い接客対応だった
まあ確かに高級なお店に行けばそれなりの服装だと
キチンとした接客は受けられるのだけど
気分の良い食事の時間を過ごさせて頂き
ありがとうございました!
またお伺いしたいですねえ\(^o^)/
(2023/12/12)
テーブルセットアップ状況 ●おまかせ握り 極み(握りのみ)11,000円
大将さんがネタケースを出され 熟成された魚の数々を拝見し コースが開始となった
天然本鮪 気仙沼 魚体114.6kg 熟成18日目
◯ガリ 赤酢と米酢のガリとなり 赤酢の方は酸味爽やかで甘味控えめな味わいで 米酢の方はガリの辛さの中に 穏やかな酢の効きの味わいとなり 対照的な味わいで面白い♪
◯あんこうの肝(北海道余市) 軽く味付けして炊いてある 相性の良い奈良漬を添えてある との説明 旨味の塊みたいなバターみたいなコクと とろける旨さが口の中で飽和してる❕
シッカリと熟成されてる円やかさ感のある 奈良漬で味わいが締められる美味しいねえ しょっぱさと甘さの対比も面白い これは絶対に日本酒に合うであろう味わいだよねえ♪
◯石垣鯛(鹿児島内之浦 熟成10日目) 今が旬で熟成と相性がよい魚 2.6kg 白身だけど淡白な旨味ではなくて 熟成されてるシッカリ目な旨味がじんわりとやってくる 鯛であってもランチとは別物な味わい
◯コハダ(千葉県船橋 熟成5日目) これは円味のある旨味だよねえ♪ 白身魚らしからぬ コハダらしい味わいもシッカリとあり その上でコハダの旨味が 最大限にマシマシされてる感じで美味しい味わい
◯マルコバン(鹿児島内之浦 熟成14日目) 上にはネギと生姜の薬味との説明 モチモチしていて 旨味がシッカリと増してるのがよく判る美味しさ まるこばんが食べて無くなっても 口の中に長く旨味が残るねえ
◯あこや貝柱(愛媛県宇和島) 真珠を作る貝の小柱 皆さんあまり使われないけれど 食べてみると美味しいと言われる 食べてる時の食感が良く 旨味がギッシリ熟成されてる旨味が じんわりと舌に広がる味わい
◯メヒカリ(愛知県三河) 炙られてるので旨味が増して 余韻の残る脂感がとろける美味しさ♪ ほんのりな醤油とあっててこれは美味しいぞっ❕ これもまるこばん同様、珍しい魚だよねえ❕
◯剣先烏賊とからすみ からすみの旨味がふんわりと広がり 後から剣先イカの旨味 隠し包丁が細やかに入っていて ホントに、とろけるような烏賊の旨味がある 旨味の組み合わせと後味が凄く良い❕
◯トロさわら(三重県答志島 熟成12日目) 一本釣りされてるブランド鰆 普通トロ鰆は有脂量10%以上だけど このお店の鰆は15%を超えてる 熟成させるとバターの様に溶ける 食感は『海のバター』との説明
皮が藁で炙られていて燻製っぽい香りと 香ばしさがいい感じ♪ これもとろける濃厚な熟成の旨味が じんわりとやってきて その旨味が舌にずっと残る幸せな味わい
◯赤出汁 前回そんなに美味しいとは思わなかったので、大将さんに 「この赤出汁はランチと同じですか❔」と尋ねてみた すると「赤出汁はランチと一緒です」と話された
けれど今回の赤出汁は良いねえ❕ 赤出汁でさえ飲んだあとの旨味が 口の中にシッカリと残る❕
大将さんから手渡しで鯖の鮨を頂けた (撮影許可はもらっています)
◯鯖 サバの棒寿司を切った品 凄え旨味の鯖でこれは口の中に入れてビックリした❕
半生な焼き加減のサバで 炙られてる香ばしさと鯖の旨味の洪水❕ これは旨いぞっ❕
◯鮪 中トロ(宮城県気仙沼 熟成18日目) 冬の鮪のタップリな脂の味わいに負けないよう バランスを取るのにシャリが10粒ほど多い❔ 少し温かめな握り方 温度が20度を超えてる位で脂が溶け出す 許可あり
味付け薄めで、もともと旨味が凄い鮪だろうけれど 旨味感が物凄くやってくる❕ これは至福な味わいだよねえ
◯ウニ(北方四島) 川村水産の『無添加の雲丹』 ミョウバンなどの添加物が一切無い 無添加にこだわられている それでいてシッカリと形は保っているので ロシアからなのに 加工からシッカリと管理されてる
これはご飯はチョロっとだけでほとんどウニだねえ❕ 無添加の雲丹の旨味、甘味がガッツリな味わいで 濃厚なコクの余韻が長く続くよねえ♪
◯だし巻き卵 甘味ほんのりな出汁のじんわりと染み渡る美味しさ
◯穴子(長島県対馬) ホンワリと煮られてる穴子 旨味感も良く美味しい
▶追加注文品 ◯車海老(愛知県三河)1,400円 半生な湯がき具合で 頭の方は海老味噌を含めた トロ〜っとしてる凄い旨味がある❕ またまたその旨味が口の中で 長く余韻として残る味わいだし
身の方は半生でプリッとした食感も残されてて 海老の旨味がシッカリとしている美味しさ
赤貝(隣のグルメな女性の注文品)
◯鰯(北海道浜中 熟成1日、酢締め1日)800円 まず口の中に頬張り噛んでみると、、、 なんじゃあ、これっ❕ おいおい、これってイワシだろ❔ なんでこんな凄い旨味が飽和してるんだ❕
開口一番、物凄くとろけるような旨味に包まれる 冗談無しに中トロなんかよりも❔(笑) 一番印象に残る味わい❕ これはイワシなのに、凄い味わいだよねえ❕
◯水物 いちごと富有柿となる いつも食べてる柿とは食感が違ってる 食感があるのに甘味シッカリで良い柿の味わい いちごは普通
今回の伝票
メニュー(2023/12/08)
店舗入口
お店前のメニュー(2023/12)
店内カウンター席
今回のレシート これだけ褒めちぎっていても キチンと支払いはしてます(笑)
2023/12/26 更新
2023/09 訪問
『熟成の魔術師』❔がいる寿司屋で握りランチを食べてきた。金額の割に満足出来ない❔このお店のホントの実力は、金額を出さないと垣間見れ無いのかもしれない❔
岐阜県大垣市南頬町にある高級なお寿司屋さん
このお店の大将さんは
『熟成の魔術師』と言われているらしい
ネタを熟成させて旨味を引き出されるのだろう
■これは握りランチBコースのみの評価となります
金額を出せば評価が変わる可能性があるので、、、
◆
この日は突然掛かってきた電話に応対し
大垣市で現場下見
実は朝といってもさっき
大量のパンのモーニングを食べてるので
あまりお腹か減ってないんだよねえ
近くの会席料理に行くも「予約のみです」と断られる
なので火曜日の予約をしてきた
中村屋さんにつけ麺食べようと行くも
大行列を見たら並ぶ気にはならない
このおっさん、基本並ぶの大キライだから(笑)
そこでこの前、滋賀県にある『京極寿司』さんで
丸吉寿司さんと共に名前が出ていたこのお店が浮かんだ
ホントはこのお店では
一万円以上のコースを食べたいと思ってたけれど
とりあえずランチを食べてみよう
ということで行ってみることに、、、
◆
金曜日12:00頃、駐車場に到着
■駐車場
建物北側の建屋1階に3台
周辺に3台、6台停められる
(駐車場地図参照)
お店の外観撮影をしてから南側から入店する
通路を進み左手前に店内入口
入ると右側にカウンター席、正面にテーブル席がある
テーブル席に案内された
店内には先客が居なかったけれど
後からテーブル席に一組のお客が来てた
お高めなコースからカウンター席に座れる様で
後からの客もお安い方のランチだったのだろう
メニューを拝見する
寿司ランチ、チラシランチ、うなぎランチ
そしてそれぞれにAコースとBコースがある
折角寿司屋さんに来てるので握りランチで
前菜盛り合わせも付いてる
●握りランチBコース 2,420円
を注文してみた
▶握りランチBコース の内容
◯しらすのサラダ
載ってるしらすが旨味シッカリで品の良いお味
甘味、旨味のある和風ドレッシング
何の味だろうか❔
よく判らんが美味しい♪
▷前菜盛り
◯キムチ大根
これ何の旨味だろう❔
普通のキムチとは明らかに違うねえ
辛さと旨味がシッカリしてて美味しい❕
◯ゴーヤの煮物
甘い醤油味で煮られてて
苦みと甘味が入り混じって美味しい
これは魚の煮汁で煮られてる様な味わいだよねえ
◯レンコンの挟み揚げ
ミンチと枝豆❔
カラッと揚がってて温かくて美味しい
◯だし巻き卵
甘さほんのりな出汁で優しい味わいとなっている
◯練り物
人参などのサイコロ状の野菜入りで美味しい
◯お揚げ
巾着の中に野菜が入ってて
薄味な醤油出汁で煮られてて美味しい
◯鴨ハム
心地よい燻製の香りと味わいがして
肉自体にも旨味があり美味しい
◯里芋
程よいシャリシャリ感があり
絶妙な煮具合でいいお店に来たなあ、と思える
甘い赤味噌ダレで美味しい
▷蕎麦
◯冷やし掛け蕎麦
蕎麦の香りや味わいはよく判らないけれど
シッカリとした腰はあるよねえ~
胡麻の味わいと深みある醤油出汁感あるカエシで
甘味はシッカリ目となる
▷寿司
◯鮪
マグロの旨味がシッカリとある感じ
口の中で旨味がじんわりと広がるよねえ!
もしかしたら熟成されてるかな❔
と思って女将さんさんに尋ねてみたら
代わりにカウンターにいた若い大将さん❔が答えられた
熟成はされてないとのこと
それでも適度に寝かして旨味は増してるのだろう
◯鉄火
海苔の炙った香ばしい感じはそんなにないけど
鼻に近づけると
ほんのりと上質感ある海苔の香りがしてる
これも鮪が旨味あって美味しい
◯玉子
玉子焼の中にシャリが入ってた
前菜の玉子と同じで美味しい味わい
◯ブリ
じんわりと、そしてシッカリと旨味が来る
寝かした感のある味わいで美味しい
◯大根
薄切り大根の甘酢漬けな感じ
たくあんみたいなシャキシャキ感もあり
酢飯にも合ってる
◯海老
隠し包丁が少々入ってた小振りな見た目
味わいは普通な海老な感じ
◯イカ
ネットリ感のある質の良さを感じる食感と味わい
▷赤出汁
出汁感は際立ってないけどまとまりの良い味わい
作りたてではないけど薄味気味で美味しい
▷デザート
◯抹茶のわらび餅
モッチリ食感で甘味とほんのりと
抹茶の苦みがあって美味しい
■総括
出汁感シッカリな手の込んでる
美味しい前菜盛り合わせだった
しかし寿司や料理に上質さがあるのは判るが
お寿司は量も少なく、コスパが悪いのが気になり
これでは満足は出来なかった
本来は高級寿司店なので
それなりの金額を出さなければ
このお店の本来のポテンシャルは発揮されない印象
その割にランチのお客はあまりいないし、、、
カウンターのお客は誰もいなかった
京極寿司さんのカウンター席は(江戸前鮨コース)
1ヶ月位、予約で埋まってるのだけど、、、
(テーブル席は空いてる事が多い)
次回はお高めなコースを予約注文して
このお店の最大のパフォーマンスを実感してみたい
■支払いは現金の他、クレジットカードが使用できる
入店時の服装はドカチンズボン、Tシャツ、首にタオル
見た目どう見ても
田舎のドカチンのおっさんそのものである(笑)
最初は話してはいないが
カウンター内の職人さん❔の表情を見てると
こちらのレベルを軽く見てるかな~といった印象
ただインスタの為の動画撮影したり
若い大将さん❔に寿司ネタの熟成の事を尋ねると
そういった軽視してる雰囲気は
その時点で無くなった感じがする
このおっさん、服装で接客対応の変わる人を
観察して文書化するのが趣味❔(悪趣味❔笑)
だからねえ
女将さん、若い男性店員さんは丁寧な接客対応だった
気分の良い食事の時間を過ごさせて頂き
ありがとうございました!
(2023/09/01)
●握りランチBコース 2,420円
◯しらすのサラダ 載ってるしらすが旨味シッカリで品の良いお味 甘味、旨味のある和風ドレッシング 何の味だろうか❔ よく判らんが美味しい♪
▷前菜盛り ◯キムチ大根 これ何の旨味だろう❔ 普通のキムチとは明らかに違うねえ 辛さと旨味がシッカリしてて美味しい❕
◯だし巻き卵 甘さほんのりな出汁で優しい味わいとなっている ◯練り物 人参などのサイコロ状の野菜入りで美味しい ◯お揚げ 巾着の中に野菜が入ってて 薄味な醤油出汁で煮られてて美味しい
◯鴨ハム 心地よい燻製の香りと味わいがして 肉自体にも旨味があり美味しい ◯里芋 程よいシャリシャリ感があり 絶妙な煮具合でいいお店に来たなあ、と思える 甘い赤味噌ダレで美味しい
◯ゴーヤの煮物 甘い醤油味で煮られてて 苦みと甘味が入り混じって美味しい これは魚の煮汁で煮られてる様な味わいだよねえ ◯レンコンの挟み揚げ ミンチと枝豆❔ カラッと揚がってて温かくて美味しい
▷蕎麦 ◯冷やし掛け蕎麦 胡麻の味わいと深みある醤油出汁感あるカエシで 甘味はシッカリ目となる
蕎麦リフト 蕎麦の香りや味わいはよく判らないけれど シッカリとした腰はあるよねえ~
握り提供時の全景
▷寿司 ◯鮪 マグロの旨味がシッカリとある感じ 口の中で旨味がじんわりと広がるよねえ! もしかしたら熟成されてるかな❔ しかし熟成はされてないとのこと それでも適度に寝かして旨味は増してるのだろう
◯ブリ じんわりと、そしてシッカリと旨味が来る 寝かした感のある味わいで美味しい
◯大根 薄切り大根の甘酢漬けな感じ たくあんみたいなシャキシャキ感もあり 酢飯にも合ってる
◯玉子 玉子焼の中にシャリが入ってた 前菜の玉子と同じで美味しい味わい
◯鉄火 海苔の炙った香ばしい感じはそんなにないけど 鼻に近づけると ほんのりと上質感ある海苔の香りがしてる これも鮪が旨味あって美味しい
◯海老 小振りな見た目で味わいは普通な海老な感じ ◯イカ ネットリ感のある質の良さを感じる食感と味わい
▷赤出汁 出汁感は際立ってないけどまとまりの良い味わい 作りたてではないけど薄味気味で美味しい
海老には隠し包丁が少々入ってた
▷デザート ◯抹茶のわらび餅 モッチリ食感で甘味とほんのりと 抹茶の苦みがあって美味しい
今回の伝票 表示は税別価格となる これって僕はあまり好きではない 後から請求金額みて『おっさんショック〜❕』(笑) となるから❔
駐車場の地図(2023/09)
テーブルセットアップ状況
ランチメニュー(2023/09)
ランチ、極コースメニュー(2023/09)
メニュー(2023/09)
メニュー(2023/09)
メニュー(2023/09)
メニュー(2023/09)
メニュー(2023/09) 更に高額なコースが食べログに載ってる
メニュー(2023/09)
メニュー(2023/09)
店内テーブル席
店内カウンター席
店舗外観
2023/12/14 更新
岐阜県大垣市南頬町にある高級なお寿司屋さん
■食べログ寿司百名店EAST 2025 に選ばれている
■2025/08/31まで営業し
9月中は改装工事で休業
10月からはラグジュアリー感ある
カウンター席に改装されるらしい
■2025/10/01よりカウンターメニューのみとなり
予約のみの営業に変更され
◯極(握り)14,000円
◯極(つまみ+握り) 19,500円 へと値上げされる
いろいろと物価高だからなあ
今まで値上げを据え置かれているし
今日値上げ前に来れて、ありがたい❗️
◇
このお店の大将さんは
『熟成の魔術師』と言われている
厳選されたそのまま握っても旨いネタを
更に熟成させて素材の旨味を極限まで引き出される
■1人でも『極コース』(カウンター)
は予約可能となる
■このお店の概要(Google生成AIから抜粋)
大垣市民病院の目の前にあり、好立地です。
店内は、テーブル席5席、カウンター席6席で
カウンター席からは
握っている風景を見ることができます
テーブル席は少人数宴会におすすめで
最大20名まで利用できます
大将は3代目の林幸生氏で
先代より名古屋駅の松岡旅館から始まり
大垣へ移り割烹料理屋を経て今の鮨店を営んでいます
大将の名字が「林」ですが
「松岡」は先代の松岡旅館から来ているようです
■魚の熟成とは(Google生成AIから抜粋)
魚の旨味の元と言われている「アデノシン三リン酸(ATP)」が時間を経て「イノシン酸」に変化し、その旨味により食味を向上させた状態です
また、魚の持つタンパク質が変化することで「グルタミン酸」や「アスパラギン酸」などの遊離アミノ酸類が優位に味覚に影響を及ぼす状態です
イノシン酸は海産物類と畜肉類に多く含まれています
海産物の中イノシン酸の多い順の上位3位はマグロ節、鰹節、煮干し節です
■魚の熟成の段階(Google生成AIから抜粋)
①イノシン酸の旨味が優位に働く状態
②イノシン酸の旨味が働きつつも食感の変化により
食材の状態が変化する状態
③イノシン酸と遊離アミノ酸類の複合により
旨味が複雑化する状態
④遊離アミノ酸が味覚に優位に働く状態
一般的にお店では主に②③の熟成状態で出される
◆
今日はお盆休み5日目/8日となり
以前食べた
イワシの寿司の旨味のインパクトが凄かったので
それを再度味わうべく
盆休み始めの頃に予約させてもらっていた
このお店へとやって来た
◆
木曜日11:20頃、駐車場に到着
■駐車場
お店の裏の建物内に4台
他にも駐車場地図を見つけたけれど
撮影を忘れた(いつも通り?w)
店内は裏の駐車場からもアクセスできて
カウンター6席とテーブル席もある
カウンターメニューの予約は1日前以上となり
◯極(握り)11,000円 と
●極(つまみ+握り) 16,500円
が選択出来るけれど
今回はつまみ+握りのコースを選択した
京極寿司さんに1週間後に行くと話していたら
京極寿司さんの大将とはお友達で
松岡さんにも京極寿司の若い職人さんが
1週間前に来ていた と大将さんが話されていた
▶極(つまみ+握り) の内容
▶おつまみ
お酒に合いそうなおつまみが揃っていた
お酒無しでも、十分に楽しめるけれどw
◯ちゃ豆(群馬 加藤農園)
10年位、ここのを使っている
いろいろと他のちゃ豆も試しているけれど
僕はこれが旨いと思います
他のは、これを超えない と話されていた
■ちゃ豆(ちゃまめ)とは
枝豆の一種で、薄皮が茶色っぽく
風味豊かで甘みが強いのが特徴です
確かに豆の味わいがシッカリとしていて
岩塩のミネラル感とも合っていて美味しい
◯鮑
アワビを柔らかく炊いてあります
アワビの肝ソースが下に敷いてありますけど
そのソースを少し残して頂いて
シャリを入れると美味しいので との説明
鮑はクニッと食感で柔らかく煮られていて
肝のソースの磯の味わい
ほんのり苦味と旨味感がジンワリ
軽く塩味がしていて美味しいなあ♪
後からの大将さんの説明では
肝ソースに生クリームが入れてあり
肝の苦手な方も食べやすくしてあると話されていた
取っておいたアワビのソースは
後から皿を大将に返してシャリを載せてもらった
それをサジで混ぜ混ぜして食べてみると
シャリの酢飯のスッキリ感と
鮑の肝ソースのコク、旨味感が合っていて
面白く美味しい
◯アジの塩焼き
後でネタで同じ品が出てきますが
塩焼きにするだけで美味しい と話されていた
アジの熟成してある品の塩焼きなのだろう
食べてみると普通で食べるアジの塩焼きよりも
アジの旨味が広がる様にシッカリとあり
塩味も丁度よい効きで美味しい
ポン酢のおろしも穏やかでスッキリとした味わいになるけれど、必要ない感じ
旨味がジンワリと残るのが心地良いなあ♪
◯松茸の土瓶蒸し
松茸は中国の品との事だけど
キチンと管理されている品とのことで
そんなに気にしていない と話されていた
具材は松茸、かまぼこ、百合根で
出汁にはこのおっさんには何かが分からないけれど
ジーンと来る深みある旨味感があり
そこに松茸の香りと味わいが乗っていて美味しいなあ♪
ライムの切身が付いていたけれど、掛けると
この旨味感をスポイルしてしまうだろうから
結局、使わなかった
◯鰻の蒲焼き
割とシッカリ目に皮目が焼かれていて
皮目の軽く焦がしたカリッとスモーキーさと
身はホンワリとジューシーで柔らかく
口溶け柔らかな美味しさだった
▶握り
シャリは硬めに炊かれていて
米の一粒一粒の粒立ちが感じられ
食べてみても食感が心地良い
◯めいち鯛(三重県南島町、7日熟成)
夏場に少しだけ漁獲のある魚
漁師達には夏の幻の魚と言われている との説明
煮切り醤油が塗られていた
やはり熟成されていている
普通の鯛にはない旨味感があり
昆布締めされているかの様な旨味感
ずっと続いていきそうな後味の旨味感があったので
大将さんに
どかちん)「鯛は昆布締めをされているのですか?」
大将さん)「いえ、昆布締めはしていません
熟成だけです
熟成するとアミノ酸がシッカリと出ますので
その旨味と昆布の旨味は一緒な味わいですから
たまに昆布締めはお尋ねになる方もいて
至極真っ当な感想です」
と話されていた
やはり、昆布締めされていると
間違われる方もいるのだな
それほど熟成すると、旨味感はマシマシとなる❗️
◯春子鯛?
小さい小鯛を酢締めした品
これにも熟成による旨味感がある
録音が途中間違えて一旦停止してるので
感想が思い出せないw
◯メヒカリ(蒲郡)
大将さんから手渡しで頂いた
三枚おろしに出来る大き目の時だけ購入している
有明の特殊レベルの海苔を使用 と話されていた
パリッとした海苔の味わいと香りの良さ
熟成されたメヒカリの旨味が熟成により
更にマシマシとなり
後味にもジンワリと長く残り続ける旨味感がある❗️
◯アジ(3日熟成)
先程、塩焼きで出てきたアジ
上には葱と生姜を細かく刻んだ品が載っている
バジルかと思って(笑)摘んで味見しようとしたら
それに弟さんが離れていたのにも関わらず
気付かれて教えてくださった
ありがたい♪
これも熟成の旨味感が心地良く
塩焼きにも、この旨味感があったのだな、と思える
葱と生姜でサッパリと食べる事ができる
◯鮪(赤身)
鮪は脂の薄い時期なので
赤身を食べて頂こうと思っています
今があまり脂の乗っていない時期で
東京では今の時期
冷凍物を出している筈
このお店では熟成しているので
冷凍品は使われない と話されていた
只の赤身なんだけど、普通では絶対に感じない
後からジンワリと来る熟成された旨味感が凄く心地良い
◯岩もずくのお味噌汁
能登の方で上がる少し変わったもずくを入れている
との説明
もずくのシャリシャリとした小気味良い食感と
赤出汁で何の出汁かは全く分からないけれど
出汁の旨味感がシッカリとしていて
しかも後味の心地良い旨味感が凄く残り続けるよなあ❗️
お味噌汁でここまでの旨味感が出せるんだな
◯甘海老(北海道増毛)
甘エビは握る直前で殻を剥くのが一番香りが良いので
直前で剥いてます との説明
プリッとしていて
熟成によりトロッとしている旨味感が
マシマシとなっていて独特な美味しさだと思える♪
◯琵琶鱒
3.9キロのなかなかいない大物だと説明されていた
これも熟成されているので、熟成の旨味感はある
後味は長く続かない感じ
◯ムラサキウニ(利尻島)
海苔は三河産と話されていた
質の低い、変な味わいや苦味感は一切無くて
ひたすら、とろけるような旨味感が口の中で広がり
心地良い旨味の後味はかなり長く続いて良い感じ
◯キンキ(網走、7日目)
網走一択で日本一だと思っている
深海魚で皮の所に脂が乗っている と話されていた
熟成により脂のジンワリ旨味感が良い感じで
やっぱり米粒の粒立ち感があって
噛んでいく感じがまた良い
後味の残り感はそんなに無かった
◯帆立
説明を忘れられていたので、何の鮨かが分からず
大将さんに尋ねてみたら
帆立で繊維に沿ってほぐしている との説明
他の2組のお客とバラバラなスタートなので
前回の細やかな説明は、今回はない
これにも普通の帆立にはない旨味感があるよねえ
◯新生姜の佃煮の鮨
ガリを漬ける時に出る
新生姜剥いた皮を取っておいて佃煮にした品を
手巻き寿司にされている
生姜の爽やかさと甘みのあるサッパリとした味わいで
後味スッキリで美味しい
◯だし巻き卵
これでコースの〆となる
甘みが自然で出汁感も効いてて美味しい
▶追加
◯イワシ
箱に20匹入っていても、いい品が2、3匹しかなく
その中のいい品を選んで買われているとのこと
最初にイワシの独特な味わいが来るけれど
後からシッカリした熟成の旨味感に包まれて
後味もジンワリと来る良い感じ♪
だけど前回、一番最初に感じた凄い旨味感は
この熟成の味わいに慣れてしまった為か
前回ほどの旨味への感動まではなかったかな?
熟成の旨味にまで慣れてしまうとは
慣れとは恐ろしい?(笑)
▶デザート
◯水まんじゅう
大垣市では有名となる夏のデザートで
水まんじゅうも氷水に浸されて
キンキンに冷えていて美味しい
■支払い方法は現金の他
各種クレジットカードが使用できる
入店時の服装は私服
対応は大将さんと、大将さんの弟さん
おかみさんだった
今回もカウンターに座ることにより
大将さんの『松岡劇場』を楽しむ事ができ
弟さんは割と細やかにお客の所作を観察されていて
気の利いた対応をして頂ける
おかみさんは丁寧な対応だった
◇
このおっさん、鮨屋さんではあまり高評価されない
見た目と言動のお客に見えるらしい?(笑)
そんな雰囲気を、いつも感じるんだよなあ
フレンチみたいな全てのお客に対して平等に認め
ひたすら丁寧な接客とは、また違う雰囲気はある
やっぱりこのおっさんの見た目
重みもなく、グルメには見えないのかねえ?www
他の鮨店(京極さん)でも、案外そう感じるから
このおっさんもお店側から目利きされているのかも?w
その目利きは案外、当たっていたりしてwww
カウンターでの楽しい食事の時間を過ごさせて頂き
ありがとうございました!
(2025/08/14)