5回
2021/11 訪問
美味い、やはり美味い。
少し久しぶりに。
冬になり、満を持して予約。
変わらず優しい照明の店内。
BGM無しも好き。
予約のお客さんでカウンターは一杯。
いつも通りのコースが始まります。
もちろんいつも通りですが、絶品の数々。
いや本当に美味しい。
料理長の独創性には心より驚きます。
素材を活かしに活かし、命を吹き込まれている感覚。
白子豆腐から、コッペ蟹、牡蠣。
大ぶりの牡蠣は濃厚な旨味と昆布出汁のマリアージュ。
鰹は炙り、脂と藁の香りが絶品。
鰆、あん肝。
ナメコはすっぽん出汁で。
伊勢海老は海老芋と白味噌で。
これがまた旨い。
秋冬の味覚の王道を堪能し、蕎麦で締め。
完璧です。
完璧でした。
2021/11/27 更新
2020/12 訪問
秀逸過ぎる料理の数々。
久々に予約をしていつつさんへ。
お店は他のお客さんとしっかり距離を取って頂いております。
嬉しいですね。
ここの料理への一仕事は本当に素晴らしい。
パーフェクト。
なかなか他所では味わえない一仕事が大好きです。
蟹には少し存在感のある生姜。
お造りの鯛には生のカラスミ。
ホワホワのアナゴには少し硬めに炊いた餅米。
どれもが絶妙。
こういうのをセンスと呼ぶのだと思います。
熊とカブのお鍋も美味しかった。
それぞれの量や順番も絶妙。
締めはいつもの蕎麦。
香り高い冷蕎麦から、深い味わいのつゆを蕎麦湯でキュッと締める。
これは五いつつさんでしか楽しめない味わいです。
御馳走様でした。
2020/12/07 更新
2020/03 訪問
ここまで満足したコースはかなり久々。
京都の最高峰、和久傳の系譜の五。
噂通り、ではなく噂より遥かに上でした。
ひとつひとつ細かい仕事が行き届いた料理の数々。
特筆すべきは「イノシシの出汁と椎茸」。
和食なのに洋を感じる、出汁というかスープという感じの濃厚さ。
これは他所では味わったことのない深い味わいでした。
赤貝は季節の山菜と、ボタンエビは卵黄とカラスミと。ただ普通に醤油で食べるわけでなく、それぞれにワクワクが詰まった逸品。
名物の鯖寿司は、甘過ぎないシャリと鯖のバランスも絶妙。
老若男女、誰が食べても美味しいと言いますねこれは。
ご飯ものでなく蕎麦で〆る和食のコースは、想像より遥かに満足出来るものでした。
料理長の人柄も素晴らしく、リピート確定です。
すぐまた行きます!!
2020/03/29 更新
何度も来てますが、常にアイデアが込められた秀逸なコースです。
五さんではよく出される胡麻ペーストの味を是非とも皆様には味わっていただきたい。
全体的に派手さはないが、素朴でありながらしっかりと味覚にインパクトを残してくれる料理です。
なんというか、料理長の人柄がよく出ているなといつも思わされます。
締めの蕎麦→蕎麦湯→七宝→お茶。
毎度、日本人で良かったと思わされますね。