alrtemisさんが投稿した銀座 レストラン オザミ(東京/銀座一丁目)の口コミ詳細

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alrtemisのレストラン感動録

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銀座 レストラン オザミ銀座一丁目、有楽町、京橋/フレンチ

2

  • 夜の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2024/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

ハイレベルなフレンチを、ヘヴィになり過ぎず粋にまとめる心意気レストラン‼️

8ヶ月ぶりの東京訪問で、思い切ってこちらの最高のコース、La Memoireのマリアージュコースに挑戦。
結論。心意気とは、全ての面に表れる。こちらに来て期待を裏切られたためしはありません。

キャビアとブリニに、王道ローランペリエ。
キャビアはイタリア産、添えられたレモンを絞って、サワークリームを塗ったブリニにたっぷり乗せて。
お昼、予定外に膨らんでしまった胃袋も新たな産声を挙げる華やかなアミューズ。

ラディッシュの一皿に30ヶ月熟成なのに軽やかな白ワイン、ミュスカデ100%のシャトー・デュ・クレレのミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ。
この白ワイン、時間を置いたら、素晴らしいキャラメル香を放つ蠱惑的な風味に様変わりしました❗️
だからワインって素敵ですよね(^^)

ベーコンのお出汁とガーリック、ハーブを使ったフランの上に鮑、そして生のマッシュルームを薄く削って香りを立てて。
紅茶色のオレンジワイン、JAVA。グロ・マンサン100%。独特の香りと心地良い酸味、バランスの良さ。
マッシュルームの香りと、おとなしく見えてしっかり主張しているガーリックに、オレンジワインのイキイキとした香り、香りの洪水。
そして言われたから気付くベーコンの味の下支えが見事なフランの風味。
ワイン含め全ての食材の存在が必然な、最高の一皿と一杯。
さすが、オザミさんの超ハイレベルなスタンダードここにあり、の1幕。

フォアグラ、レンズ豆とマデイラワインのソースに、無花果、ミルクと蜂蜜のエスプーマ。
ワインはボンゾー、シュナンブランの極甘口ワイン、27歳です。
最初はシェリー酒かと思いました、それくらい濃い褐色です。
べったりとした甘さではなく、洗練された香ばしさと程良く刺激的な甘さを感じます。
フォアグラにしっかりと塩を利かせているので、ソースとエスプーマに甘味を使ってもダレた味にならない、そこにこのワインを合わせると逆に全体が甘さで引き締まります。
フォアグラに何を合わせるか、ソムリエの腕の見せ所かと思いますが、さすがです、ベストチョイス‼️

甘鯛の鱗焼きには、アルザスの偉大な生産者、マルセルダイスのリースリング。
このワインも、時間の経過とともにどんどん変化していき、最後の一滴まで飲み手を飽きさせません。
鱗焼きのソースにベルモットを煮詰めて甘酸っぱくしたものを使っているとのこと、料理に使われているワインとの相性、大事です❗️
付け合わせはトロ茄子‼️初めて聞きました、緑色の綺麗な茄子です。歯触りが正にベルベットのようですね。上等な繻子か、名人理容師に見事に五分刈りされた磯野カツオの頭を撫でてるような食感です(^^;

オマール海老とセップ茸の取り合わせに、ピエドゥモンショーヴのシャサーニュモンラッシェ カイユレ。
オマール海老と共演のホタテ、食べてびっくり(´⊙ω⊙`)
火入れが、火が通り切る正に直前で止めてあるんですよ…生の状態のねっとりとした感触と、火入れしたグラマラスなプリプリ感の両方を味わえ、それをモンラッシェががっつり支える。
めくるめく官能的な体験とは正にこのことですね˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚

メインは大好きな鹿をお願いしました。
ワインはサンテステフのパゴド・ド・コス2013年、コスドゥストゥルネルのスーパーセカンドです‼️
鹿も胡椒を利かせた赤ワインソース。
見事に組み立てられたメニューのメインを飾るに
相応しい一皿。

残ったパンを機嫌良く食べていて、ふと時計見て愕然‼️新幹線の時間まで40分しか無い∑(゚Д゚)
食事が素晴らし過ぎて既に2時間半過ぎちゃってることに気づかなかった…(O_O)
ということで事情を話し、ディジェスティフをお断りする(T_T)
そこからはお店の協力素晴らしく、アミューズデザートと紅茶と変わりモンブランは一瞬でテーブルに並び、ミニャルディーズは持ち帰りお包み、お会計テーブルにて、とトントン拍子、で申告から10分でお店の外へ。無事新幹線間に合いましたー‼️

急いで食べたとは言え、デザートの変わりモンブランも素晴らしかったです‼️
表面に飾った真っ白極薄の甘いプレート、モンブランペーストに忍ばせた栗の甘露煮など、これも絶妙な甘さのデザート、全てが計算されたコース。

素晴らしいお店ですね、本当に。
また帝国が広がった旨お手洗いにインフォメーションありました。
生きてる限り東京行ったらここで食事します(^^)
ご馳走様でしたm(_ _)m

  • キャビア、ローランペリエ

  • ラディッシュ、シャトー・デュ・クレレ ミュスカデ100%

  • 鮑とマッシュルームのフラン、JAVA

  • フォアグラと無花果、ボンゾー シュナンブラン

  • 甘鯛鱗焼きとトロ茄子

  • マルセル・ダイス リースリング

  • オマール海老とホタテとセップ茸、レンズ豆とマデイラワインのソース、シャサーニュモンラッシェ カイユレ

  • 蝦夷鹿のロースト黒胡椒と赤ワインのソース、パゴド・ド・コス

  • アミューズデザート

  • デザート 変わりモンブラン

  • La Memoire メニュー

  • クリスマスな外観

  • 窓際席

2024/11/20 更新

1回目

2024/02 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-

全てが素晴らしい❣️

とにかく大好きなんです、レストランオザミ…。東京行くと可能な限り訪れたいお店。
今回は鹿肉が選べるルロワを選択。ワインはマリアージュセットをお願いしました。
いつもの窓際席にご案内いただきました。眼下には向かいの美容室、LIPPS Ray GINZA店が見下ろせます。
アミューズはラディッシュを花びらのようにして野菜のムースかな?とともに小さなスプーンに盛ったもの。乾杯シャンパンと合わせて。
1皿目はフォアグラと根セロリのムースの上にりんごの角切りとゼリーを乗せたもの。ワインは20年熟成のアルザスのリースリング。濃い黄金色、甘さと深みが共存してこっくりとした味わいですが、りんごや根セロリの風味を邪魔せず、絶妙に食欲を目覚めさせてくれました。
2皿目は帆立貝を軽く炙ってサフランと柑橘と帆立のヒモ?で出汁をとったジュをかけてキャビアを乗せたもの。ワインはアレクサンドル・バンのピエール・プレシューズ。ジュの複雑な味がミネラリーなソーヴィニヨンブランの白ワインとマッチ。ワインの名前は、ワイン畑の特徴である石の多い土壌とワイナリーオーナーに誕生したご子息の名前から『大切なピエール=石』なんだとか。
3皿目はオマール海老と海の幸のゼリー仕立てにオマールのソースをかけたもの。ワインは1皿目に合わせたのと同じアルザスのワイナリー、クリスチャンビネールのオレンジワイン、SI ROSE。シ-ローズには薔薇の意味もあり肝硬変の意味もあるそうです。飲み過ぎ注意。
4皿目は昆布締めのフグの身に軽く火を通してナスを敷いてビネガーをかけたもの。和食なら酢の物代わり。さっぱりした白身魚の料理にはマルサネを合わせて、次の皿までに胃をリフレッシュさせます。
魚のメインは甘鯛の鱗焼き。品数が多いコースなので油の量に気を遣っているのか、ブールノワゼットではなく優しい味の緑のソース。ワインはドメーヌ・アンドレ・ペレの畑でも最上級のコトー・ド・シェリーで生まれる最上級コンドリュー。ここまで出てきた5杯を締め括る素晴らしく豊潤な白ワインでした‼️
さていよいよ鹿肉‼️最高の焼き加減で正に薔薇色‼️塩加減がまた絶妙です。ソースには鹿肉のジュが使われていると思うのですが、肉自体に仕掛けられた塩がソースと相まって膝の力が抜けるほど美味しい‼️合わせるワインはサンテステフのメイネイとシャトードラボルドのジュブレイシャンベルタンvvで迷い、どちらもいただくことに…メイネイは2019と若いこともあり、しっかりしていますが鹿肉の風味を打ち消すほどの重みはなく、野生の血の味を良く支えてくれました。ジュブレイはブルゴーニュのピノらしく華やかで優雅で、鹿肉の風味を引き立ててくれます。
プレデザートのローリエとブラッドピーチのヴェリーニ、デザートがおそらく、さくらんぼの味がしたからフォレノワールかと思うのですが…。
これだけいただいても満腹で動けなくはならないで、深い充足感だけが全身を満たします。
料理はもちろん、ワインのマリアージュ、接客、サービス、お店の雰囲気、とにかく全てが素晴らしい‼️また来ます‼️ご馳走様でした。

2024/02/29 更新

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