2回
2024/11 訪問
全てが超ハイクオリティ、感服いたしました
食べログ予約でお一人様。平日18:15。
原宿から迷いながら時間ギリギリに到着。
と、お店の前にコックコート姿の男性が待っていてくださいました(´⊙ω⊙`)
ちょっと無いサービス、お出迎え‼️
カウンター席、入り口近くは寒いので暖かい奥を用意しましたがどちらが良いかと聞いてくださる親切さ❗️
暑がりなため入り口近くの席を選択。
寒い時のためにとブランケットをご用意❣️
メニューにはコースはお2人からと書いてありますが、コースもお選びいただけます、アラカルトは2人前量だけど1人前量でできますと、痒いところに手が届くホスピタリティの嵐・:*+.\(( °ω° ))/.:+
新幹線の時間の都合で1時間強しかないけど、3品間に合うか聞いたら間に合いますと力強く請け合ってくださいました(^^)
グラススパークリングは高級そうなビストロに似合わない表面張力ギリギリのなみなみ注ぎ(´⊙ω⊙`)
全てが規格外のサービスです‼️
突き出し、自家製りんごバターを挟んだグジェール、赤エビのタルタル、ヨーグルトを天面に流した濃厚なレモンプリン。
タルタルとレモンプリンはよく合うので一緒に食べてくださいとのこと。
レモンプリンは滑らかでトロトロで、プリンというよりヴルーテ。レモンを全て使った濃厚な風味ですが、アクはなく爽やかな酸味とピールのほろ苦み。
赤エビのタルタルと一緒に食べるとなるほどの美味しさ❗️
初手からホームラン‼️
ズワイ蟹のコンソメジュレキャビア添え。
コリアンダーと蕪のムースとジュレの間に自家製グレープフルーツジャムを挟む徹底ぶり。
一品一品に一工夫なり隠し味なりを使って味に深みを出しています。
北海道産白子のムニエルポワローのグラチネ。
白子は焦がしバターソース、ポワロー葱のグラタンにはオレンジピールを加えてありますが、オレンジでございと主張するのではなく、何かの拍子にふっと薫る感じ。あくまで主役は白子。
クリーミーな白子と焦がしバター、そしてケイパーが相まってなんとも香ばしく、陶然となってしまいます…(*☻-☻*)
白子食べ終えて、スパークリングあと2口というところでワインはいかがと絶妙なタイミングでお声かけ。
2000年のナパのCSと、サンテステフ。
どっちも捨てがたかったんですが、臆病な私はピノを注文。
私が写真を撮ってるなーと思うと、グラスの横にボトルを置いて撮るのを待ってくださいます。
蝦夷鹿のロティ赤ワインソース。根セロリのピュレを添えて。
鹿肉は内側は暗紅色のレア色、そこから外向きに美しい薔薇色にグラデーション、そして最外0.5mmの焼き色、見事です。
赤ワインソースが食べてびっくり、まるでタルトタタンのような香ばしいキャラメルの風味。
そして根セロリのピュレを食べてもっとびっくり‼️鮮やかなセロリの風味が立ち上り、赤ワインソースのキャラメル風味と見事に響き合い、鹿の味を引き立てます‼️
19:30にはお会計をお願いしたいと伝えてましたが、15分早く食事を終えました。
型にとらわれず、とにかくお客様に喜んでいただくことだけを考えて、できることは全てする、規格外のサービス精神。
素材本来の旨味にピントを合わせて、数々の工夫を忍ばせながらブレずに焦点の味を際立たせる胴上げ型の味の組み立て。
そして、お客様の希望の時間に何がなんでも間に合わせるマネジメントスキル。
毎日お客様全員にこのクオリティで全力サービスをしてたらと思うとその集中力と持久力たるや、凡人には想像もつきません‼️
これがこのお店のスタンダードなら、ほんとに凄いお店です。
感服いたしました。もちろんまた来ます。
ご馳走様でしたm(_ _)m
アミューズ グジェール、赤エビのタルタル、レモンプリン
ズワイ蟹のコンソメジュレ キャビア添え
北海道産白子のムニエル ポワロー葱のグラチネ
蝦夷鹿のロティ 赤ワインソース 根セロリのピュレ
素晴らしい鹿肉の火入れ
ブルゴーニュピノノワール
飲み物 メニュー
前菜 メニュー
温菜・メイン メニュー
デザート メニュー
おせち料理のお知らせ
2024/11/27 更新
食べログで当日予約。
代々木での仕事の後、小田急とメトロを乗り継いで、昨年11月以来忘れ得ぬビストロクプレさんへ、最短でやってきました。
コースは2名からとなっているのですが、おひとり様にもお勧めくださいます。
本日はビストロコースに、雲丹のコンソメジュレキャビア添えを追加注文。
グラススパークリングはシャンパーニュ地方のご近所さん、ぎりぎりヴァン・ムスーの、ドメーヌ カミュ・ルノー。
なみなみ表面張力。
アミューズは甘海老のタルタルとレモンプリン。
相性が良いので一緒に食べてとは前回も聞いた言葉(^^)
追加前菜、雲丹のコンソメジュレ キャビア添え。
二層の下になっているスナップエンドウのムースを掘り起こすように下からすくって食べると、雲丹の味が膨らんで素晴らしい・:*+.\(( °ω° ))/.:+
白ワイン、ブルゴーニュコートシャロネーズ、シャルドネ2023。前菜盛り合わせのお肉にも合う、やや濃厚系の白だそうで(^^)
ただし甘味も感じられて、包容力のある優しい味でした♪
前菜盛り合わせ、パテドカンパーニュ、マグロのトマトジュレマリネ、紫キャベツマリネ、キャロットラペ、グリーンサラダ。
マグロは、トマトジュレプラス、ミョウガのピクルス、オカヒジキ。香草の香りと風味が魅惑的な一皿。
アルザスのリースリング。ほんとはシャルドネより先に飲むべき。重さ的には。
けど、つぶ貝に合わしたかったの。
つぶ貝のブルゴーニュ風。
フレンチにおいて、ガーリックがここまで重要な役割を担う料理はそうあるまい。
文句無し美味しい‼️
リースリングは口触りスッキリやや甘で、つぶ貝のガーリックに負けない存在感があります。
さて、メインの前に赤ワインをお願いします。
ヤン・シャーヴのクローズエルミタージュ。
メインは鹿なのでこれ以外の選択肢は考えられない‼️
ということで即決。
天鵞絨のような、とソムリエさんがよくおっしゃる表現が実感できる心地良く滑らかな舌触り。
優しくエレガントで、深みのある味わい。
ソフトなタンニン。
蝦夷鹿のロティ。
丁寧な火入れによる薔薇色の焼き加減。
塩加減命のシンプルロティ。
クローズエルミタージュはベストマリアージュ❣️
デザートはチョコテリーヌとブリュレ。
カウンターの真ん前にあったデザートワイン、シャトードォリニャックを一緒にいただきました。
ディジェスティフにトロリと甘いワインは最高‼️
自家製りんごバターを購入して、新幹線の時間に余裕でお店を出ることができました。
とても美味しく、セレブな時間を過ごせました。
また来ます、ご馳走様でしたm(_ _)m