tatu8343さんが投稿した松の樹(神奈川/川崎)の口コミ詳細

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松の樹京急川崎、川崎、港町/中華料理、四川料理、担々麺

1

  • 昼の点数:3.8

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 3.8
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/02 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

川崎の本格中華は、“辛さ”・“痺れ”に、加え“旨さ”の三拍子が揃っています。

2月の中旬となり、何故か?とても辛いものが食べたくなりました。
1月に食べた“四川マーボー豆腐“が、思い起こされてきたのです。
横浜中華街には前回お伺いしたお店以外にも“本場四川麻婆豆腐”を食べさせてくれる“料理の鉄人”のお店等があるのですが、旧正月・春節に当たることなどから、一旦は横浜中華街からは離れてみたいと思い、色々と調べてみると・・・ありました。
川崎です。
そのお店は、食べログTOP5000で、評価点もこの時点では3.71とかなりの高評価です。
“松の樹 (マツノキ)“さんです。
この時点では“料理の鉄人”のお店と、全く同じ評価点でした。
そして両店とも食べログTOP5000になっています。

早速に検討を開始します。
食べログの口コミなどを参考に色々と調べます。
1番楽しい時間です。
  ・あれを食べよう!
  ・これも美味しそう!!
  ・そっちも食べてみなければ!!!
  ・多過ぎないか!!!!
  ・じゃー、これを止めて、こっちにしようか!!!!!
等々と、妄想し放題です。

    ~ 辿り着いた計画 ~
  1)“陳麻婆豆腐”              1,300円
  2)“ライス”                220円
  3)“正宗担々麺”(本場四川式汁無し担々麺) 950円
  4)“海老ニラ蒸し餃子” 210円を2個     420円
  5)“シンガポール春巻き餃子”         330円
                合計金額    3,220円

“松の樹“さんの”麻婆豆腐“も横浜中華街のお店と同様に、とても辛い、普通(?)の辛さの2種類と”麻婆豆腐“に関する立て付けは同じです。
“松の樹“さんのメニューでは、”土鍋焼き四川麻婆豆腐“と今回選んだ”陳麻婆豆腐“の2種類です。
当然、選んだ“陳麻婆豆腐”の方が、辛くて痺れが強いのです。
セットLaunchメニューにも“麻婆豆腐”があるのですが、ランチで提供されるのは”土鍋焼き四川麻婆豆腐“を土鍋では無く、お皿で提供するもののようです。
従って、辛い方を食べたければ、単品で選ばざるを得ないのです。
なお、“陳麻婆豆腐”という名称は、中国四川省に本拠がある100年を越える老舗で、日本国内では10軒ほどのお店が展開されているお店の名前と一緒です。
少し、気になるのですが、片や料理の名前ですので、問題ないのかと想われます。
また、“正宗担々麺”も初めて知るメニューですが、辛そうと言うよりも、綺麗なビジュアルに惹かれ、選択したものです。
以上、本人としては、量も料理のバリエーションも含めて、綿密に計画したつもりです。

この計画を引っ提げ、川崎へと・・・・
到着したのは、開店時間の11:00少し前、1名の先客有りで、2番目です。

店内へと案内され、入って直ぐのフロアの、壁に向かって置かれたテーブルへと座ります。
このフロアは、2人掛けテーブルの端を壁に着けてカウンターみたいにしています。
フロア中央の2人掛けテーブルも片側に椅子が置いてありません。
非常に苦労され3蜜を回避しているようです。
このフロアの先は半地下のようになっているフロアでかなり広そうで、大きめのテーブルがいくつか置かれています。
後から来たカップルやグループのお客さんは、こちらのフロアに案内されていました。
私のいるフロアには、1人客ばかりで、5人程が席に着いています。
そして、半地下の上は中2階で、そこが厨房のようです。

女性スタッフが、注文の確認に来ます。
上記の計画のメモを読み上げると・・・
  スタッフ:「少し、量が多いように思えますが?」
    私 :「それでは、ライスを止めるようにします。」
  スタッフ:「ライスは、“麻婆豆腐”にすれば、必ず食べたくなりますよ・・・・」
    私 :「どうしようかな!!ウム・・・」
  スタッフ:「それでは、“正宗担々麺”をハーフにしましょう。そして、ライス類もサービスラ        
        ンチのようにしてみましょう。」
  この時は、良く理解できていなかったのですが、女性スタッフの優しそうで、シッカリとした   
  雰囲気で、二の句も告げることもできなく、
    私 :「はい、それでお願いします。」

このやり取りの結果は、Aランチの通常の“麻婆豆腐(土鍋焼き四川麻婆豆腐)“を、”陳麻婆豆腐“に交換し、ランチスペシャルのプラス200円で食べる事のできる”担々麺(3種)”を加えてくれるなどの、メニューには掲載されていないセットにしてくれたのです。
この短い時間で、この案を組み立ててくれたのです。
その内容は、
  1)“陳麻婆豆腐”はそのままに(半ライスが付くようですが?)        1,300円
  2)“ランチセット”(サラダ、スープ、ザーサイ、半ライス)/後からの計算で  275円相当
  3)“正宗担々麺”(本場四川式汁無し担々麺)ハーフ/スペシャルランチの値から 200円相当
  4)“海老ニラ蒸し餃子”もそのままに 210円を2個               420円
  5)“シンガポール春巻き餃子”もそのままに                  330円
                       合計金額:2,525円(695円のコストダウン)
“正宗担々麺”こそ、ハーフになりましたが、コストダウンし、予定の品目は減らさずに、逆に料理の種類が増えている理想のVA(Value Analysis:価値. 分析)、 VE(Value Engineering:価値工学)です。
後から、単品で頼んだ方の“正宗担々麺”を見ることができました。
かなりの大盛で、普通のラーメンより、麺の量がとても多い感じです。
私が、食べログ投稿写真で見ていたのは、ハーフのようでした。
キチンと説明くださり、メニューには乗っていなかったセットを提案・提供してくれた親切丁寧な女性スタッフに、感謝致します。
大変ありがとありがとうございました。

“陳麻婆豆腐”とこちらで勝手に命名した“ランチセット”が、10分程で、一つのお盆に乗せられ運ばれてきました。

  “陳麻婆豆腐”は、辣油の海の中に”麻婆豆腐”が浮いているようです。
   この油を通して、香辛料や調味料がお料理全体に行き渡り、美味しくなっているのです。
   浮かんでいる”陳麻婆豆腐”の表面には香りの強い粉末の豆豉、花山椒が、タップリかかって
   います。
   辛さと痺れを併せ持った”陳麻婆豆腐”は香りもとても強く、食欲をそそります。
   慎重にレンゲで透き通った辣油のみを掬い、飲んでみます。
   うんー、油です。
   美味しい脂です。
   これだけでは、辛さや痺れは感じないのですが、食べ進むうちに、額に汗をかき始めます。
   次第に辛さと痺れが効いてくるのですが、コクと旨味は強く、塩っぱさもあり、濃厚な味
   で、旨いのです。
    “陳麻婆豆腐”をご飯に乗せると、丁度良い加減になり、油っこさも緩和され、救われたよう
   な美味しさになります。
   しかし、“ご飯”が少なくなり、お茶碗の中は“陳麻婆豆腐”だらけになります。
   この救われるような美味しさを、長く味わうためには、“陳麻婆豆腐”と“ご飯”だけに、絞る
   べきか?・・・
   後で、考えさせてください。

  ”ザーサイ”は、塩分を抜き過ぎた感じでしたが、これも”陳麻婆豆腐”の濃厚でインパクト
   のある味の影響かも知れません。
   辛さと痺れの合間に美味しくいただくことができました。

  ”スープ”は最初、玉子スープかと思ったのですが、飲んでみると軽くトロミがあり、コー
   ンの香りがしてきました。
   玉子とコーンの美味しい”中華スープ”でした。

  ”サラダ”はミニですが、”紫キャベツ”や”水菜”、”キュウリ”に赤い”クコの実”が乗り、ドレ
   ッシングがかかっている意外に手が込んだ一品です。

  ”正宗担々麺”(本場四川式汁無し担々麺)ハーフ、黄色っぽい麺の脇には緑のターサイ、
   麺の上に乗った茶色い挽肉には花山椒が、タップリかかり、白い小さな松の実もチョコンと
   乗っています。
   このビジュアルに魅せられて、今回どうしても食べたかったのです。
   汁なし担々麺で最初にやることはトッピングされている具材がしっかりと麺に絡まるよう
   に、混ぜ合わせることです。
   シッカリと混ぜ合わせることによって汁なし担々麺が完成するのです。
   “本場四川式汁無し担々麺”と但し書きの付く”正宗担々麺”は、やや硬めのストレート細麺
   に、辣油、挽肉に混ざっている花山椒、そこに黒酢が加わり、辛さと痺れに、ほんのりと酸
   っぱさも感じる複雑で、美味しい麺に仕上がっています。
   本場四川と言う辛さ優先のイメージよりも、バランスの良い辛さや痺れを伴う複雑な美味し
   さを味わうことが出来ました。
   これも、フルでも食べたかった一品です。

  ”海老ニラ蒸し餃子” はパンパンに張った餃子の皮からは、ニラの緑色が透けて見えます。
   辛子も一緒に運ばれて来ているのですが、その際、スタッフからは「既に味付けされており
   ますので、辛子はお好みで、どうぞ!!」と説明されます。
   温かい”海老ニラ蒸し餃子”からはニラの良い香りが漂い、齧ればプリッとした海老の食感
   の、優しい味です。
   既に付いている味だけで充分美味しく、2個とも、何も加えずに美味しくいただきました。

  ”シンガポール春巻”は、たたき、粗く潰した海老を薄い皮で包んでいます。
   春巻の皮には塩味が付いており、香ばしい海老の香りがしてきます。
   少し“かっぱえびせん”みたいな軽やかな感じで、パリッとした歯触りの良い、美味しい一品
   です。

本格中華が堪能できて非常に満足できました。
メニューに関するご指導、ご提案、そして提供くださったことも含めて、ご馳走様でした。

川崎にこのような本格的な中華料理を提供してくれるお店を発見できた事は、幸いです。
“松の樹“さんを、出て一つ目の交差点を右に曲がると、そこには食べログとんかつ百名店の”とんQ“さんがあります。
この界隈というか、川崎も面白い町かも知れません。
こちらの方も、今後チェックを入れていきたいと思います。

  • 本日いただいたのは、”陳麻婆豆腐”に、”スープ”、”サラダ”、”ザーサイ”と”小ライス”を付けてもらいました。

  • "正宗担々麺"(本場四川式汁無し担々麺)はハーフです。

  • "海老ニラ蒸し餃子"は2個

  • "シンガポール春巻き餃子"は1本です。

  • 開店間近のお店の入口です。

  • スタッフから声が掛かり、店内へと向かいます。

  • 1階、店内の様子です。

  • 壁に向かっておかれたテーブルは、かなり小さめです。

  • ”陳麻婆豆腐”とランチ(?)のセットです。

  • “陳麻婆豆腐”は、辣油の海の中に”麻婆豆腐”が浮いているようです。この油を通して、香辛料や調味料がお料理全体に行き渡り、美味しくなっているのです。

  • ”陳麻婆豆腐”の表面には香りの強い粉末の豆豉、花山椒が、タップリかかっています。

  • 辛さと痺れを併せ持った”陳麻婆豆腐”は香りもとても強く、辣油もレンゲで最後まで丁寧に拾い上げ、御飯に乗せていただきました。

  • ”ザーサイ”は、塩分を抜きすぎた感じでしたが、これも”陳麻婆豆腐”の濃厚でインパクトのある味の影響かも知れません。

  • ”スープ”は軽くとろみのある玉子とコーンの美味しい”中華スープ”です。

  • ”サラダ”はミニですが、”紫キャベツ”や”水菜”、”キュウリ”に”クコの実”が乗り、ドレッシングがかかっている意外に手が込んでいます。

  • ”正宗担々麺”(本場四川式汁無し担々麺)ハーフ、このビジュアルに魅せられ、今回、どうしても食べたかったのです。

  • ”正宗担々麺”へZoomUp、黄色っぽい麺の脇には緑のターサイ、麺の上に乗った茶色い挽肉には花山椒が、タップリかかり、白い小さな松の実も乗っています。

  • 汁なし担々麺で最初にやることはトッピングされている具材がしっかりと麺に絡まるように、混ぜ合わせることです。

  • ”正宗担々麺”へZoomUp、しっかりと混ぜ合わせることによって汁なし担々麺が完成するのです。

  • やや硬めのストレート細麺に、複雑でしっかりした味わいのスープが絡んで、良いバランスの辛さや痺れを味わうことが出来ます。

  • 辣油,挽肉に混ざっている花山椒、そこに黒酢が加わり、辛さと痺れに、ほんのりと酸っぱさも感じる複雑で、美味しい麺に仕上がっています。

  • ”海老ニラ蒸し餃子”はニラの良い香りがします。海老のプリッとした食感と優しい味の一品です。

  • パンパンに張った餃子の皮からは、ニラの緑色が透けて見えるます。既に味付けがされており、何も加えず美味しくいただきました。

  • ”シンガポール春巻”は、たたいた海老を薄い皮で包んでいます。皮は塩味が付いており、パリッとした歯触りの良い美味しい一品です。

  • お店の入口に置いてあるメニュー、待つ間、これを見て悩んでいました。

  • テーブル上のパウチメニュー、ランチMenuです。

  • テーブル上のパウチメニュー、こちらはドリンクMenuです。

  • 帽子掛けにかかっていたMenuです。美味しそうな一品料理が並んでいます。

  • セットLaunchメニュー、Aランチの麻婆豆腐は、”陳麻婆豆腐”ではありません。

  • 同じく”セットLaunchメニュー”

  • 緊急事態宣言下では、お得な”ランチスペシャル”が、11:00から食べることが出来ます。通常は13:00からです。

  • 駅の反対方向は”稲毛神社”です。社会見学に行ってきます。ご馳走様でした。

2021/02/22 更新

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