tatu8343さんが投稿した松輪(神奈川/三浦半島その他)の口コミ詳細

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松輪三浦半島その他/海鮮

1

  • 昼の点数:4.1

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/12 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

幸運にも高級魚の“アブラボウズの煮付け”に出会うことができました。

三浦半島でお刺身の美味しいお店と言うことで、松輪にある“松輪”さんに行ってきました。
美味しいことで有名なブランド魚の“松輪サバ”は、お店の傍、江奈湾に面した松輪港で水揚げされます。
このお店では、“松輪サバ”に限らず港で水揚げされた新鮮な色々なお魚が食べられるのです。

お伺いしたのは、12月下旬、1人、車移動です。
到着したのは、11:15です。
お店はみうら漁協の施設の“エナヴィレッヂ”と言う建物の2階にあります。
因みに“エナビレッジ”は漢字で書くと、お店の目の前の湾の“江奈(Ena)”と“村(Village)“から命名されたとのことです。
外壁が水色、今日の青空に映える建物です。
そして、海も静かで綺麗なブルーでした。
少し、冷たい風がありましたが・・・

  建物に入り、1階には、その日のトピックスが貼ってあります。
    1枚目は“本日 松輪サバ 水揚げ ございません”です。
  “松輪サバ”も食べたかったのですが、“松輪サバ”の旬は晩夏(8月末)から初秋(9月半ば)にか
  けてで、基本的な漁期は6月から11月にかけて行われると聞いており、少し遅いので、やむを得
  ません。

    2枚目は”黒魚煮付 脂のりのり(アブラボウズ)あります。“でした。
  “アブラボウズ”は水深500~1000mの深海魚で、冬が旬の魚とされています。
  美味しいお刺身も目的でしたが、あわよくばこのお魚に出会いたいと考えていたのです。
  この時点で頼むことは決定です。
  しかし、“アブラボウズ”は高級魚とされており、この貼り紙に価格が書かれていないことがチョッ
  ト心配でした。
  なお、金額は会計の際に、レジの後ろに大きく書かれた黒板メニューがあり、そこに記載されてい
  ました。

メニューも決まり、2階のフロアーへと上がって行きます。
2階、店内はテーブル席が多く置かれ、南側にはテラス席もあり、季節によっては気持ちよく過ごせそうです。
でも、今は冬、風も少しあり、到底テラス席には出る気分にはなれません。

  お願いしたのは
    1)刺身三種盛合せ定食 1,960円
  スタッフからオススメもあり、“みそ汁”は“あら汁”へと変更 165円
    2)黒魚(アブラボウズ)煮付     1,820円

  お刺身は“五種盛り”を考えていたのですが、“アブラボウズ”を入れたため、普段、沸いてこない
  細やかな(吝嗇な?)節約心が出てきてしまい、思わず三種の方になってしまったものです。
  “刺身三種盛合せ定食”には、お刺身の他に、“小鉢”が2種類、“お新香”、“茶碗蒸し”、“ご飯”、“み
  そ汁”が付きます。(みそ汁はあら汁に変更済)
  この時点では“アブラボウズ”の価格は承知していません。

  “アブラボウズの煮付け”が、最初に運ばれてきました。
    ”アブラボウズ”は高級魚として人気の高い、深海に棲む巨大魚です。
    漢字では“脂坊主”と書きます。
    文字どおり、非常に脂が乗っており、体脂肪率は、何と40%もあるとのことです。
    脂の乗りは噂とおり、“大トロ”にも引けを取りません。
    しかし、口の中で蕩ける!と言うようなことは無く、歯触りを感じることが出来ます。
    噛みしめる度に、魚の甘みを含んだ上質な脂がジワリと染み出して来るのです。
    経験したことの無い美味しさです。
    なお、食べ過ぎると、“アブラボウズ”に含まれている脂肪分が消化し切れないことがあるそう
    です。
    そのことで、下痢などの腹痛を引き起こす可能性もあり、要注意とのことです。

  ”刺身三種盛合せ定食”、数多くのお料理が大きなお盆で運ばれてきました。
    刺身皿には、”鰆”、”鮪中とろ”、”金目鯛”に、“おまけ”ですと”イイダコ”を付けてくれました。
    そして”海苔の佃煮”も乗っています。
    “鰆”と“鮪中とろ”のお刺身は“平造り”で分厚いのです。
    “平造り”は大型で形の安定した魚をお刺身にするときに使用される切り方です。
    また、同じお魚であっても、尻尾や腹と形が安定しない部位には使用できません。
    と、言うことは、良い部位を使用した、美味しいお刺身なのです。
    長方形のお刺身がキチンと整列されているのです。
   ”鰆”、旬は関東では冬の12月から2月で、寒鰆と呼び、身が真っ白になるくらい脂が乗るのだ
     そうです。
     また、皮が硬めなので、火を通して食べやすくするそうです。
     炙ることで、皮は和らぎ、身と皮の間の脂は、ほんの少し落とされます。
     香ばしくなった皮目、適度な脂の乗りになり、非常においしくなっています。
   ”鮪中とろ”、身が柔らかく、脂が乗り、ネットリとしています。
     充分な旨みを持つ、とても美味しいお刺身です。
     分厚く切られており、食べ応えがあります。
   ”金目鯛”、年間通して出回っていますが、旬は10月~3月下旬で、この時期の物がもっとも脂
     がのり大変美味しいとされています。
     ホンノリ桜色の刺身は柔らかめで、クセがなく、上品な味わいです。
     ウッスラと乗った脂が、舌の上で微かな甘さを感じさせてくれる美味しさです。
   ”イイダコ”はおまけで付けてくれたものです。
     足がクルンとなっていて、かわいらしく、食べると柔らかいのです。
     硬いわけではないのに、噛めば噛むほど味が出てきます。
     酢味噌でも美味しいと言われています・・・
     余分なことを考えずともワサビとお醤油で美味しくいただきました。

  ”あら汁”の中には大きな目玉の跡と鮮やかな赤い姿をしていた”金目鯛”の頭が入っていました。
    他の骨も入っており、出汁が充分出ています。
    濃い出汁になっており、舌鼓を打ちます。
    小さな骨もシャブリ、本物の骨だけを残し、綺麗に飲み干しました。

  ”茶碗蒸し”には、”鶏肉”、”かまぼこ”、”三つ葉”、底にはキチンと”銀杏”も入っていました。
    出汁も効いており、舌触りも滑らかで、美味しかったです。
    蓋もなく、恰も付け合わせのようになっていますが、出汁の効いた立派な一品です。

  ”ヒジキの煮物”、小鉢の一つ目です。
    甘さを押えた味付けです。

  ”ふろふきダイコン”、小鉢の二つ目です。
    熱々と言うわけでは無いのですが、出汁が染みており、甘い味噌ダレで美味しくいただきま
    した。

  ”お新香”は、”キャベツ+ニンジン+ハクサイ”と”キュウリ”、”ダイコン”の浅漬けです。
    最後にお口直し風に、頂戴しました。

豪華なランチになり、非常に満足です。
ご馳走様でした。

Memo
今後、“松輪”さんで絶対食べたい、食べなければならないものが、3品あります。
それぞれには旬もあり、美味しい時期を狙うだけでは無く、お店で出していない時もあるので、時期を把握、Memoしておき、次回訪問に備えたいと思います。
  1)松輪サバ
    ・漁期は6月から11月
    ・旬は晩夏(8月末)から初秋(9月半ば)
    ・シーズンは8月から12月
   少し、言葉を変えただけで諸説ありです。
   やはり、旬を狙ってお伺いすべきと思います。
  2)黄金あじ 
    松輪では“黄金サバ”が有名ですが、もう一つの黄金の付く魚が“あじ”なのです。
    食べログのメニューの投稿写真を見てみると、“あじフライ”と“黄金あじフライ”と2種類のメ
    ニューがあります。
    (普通の)“あじフライ”のメニューは私のお伺いした日にもありましたが、“黄金あじフライ”
    の方はありませんでした。
    価格も約2倍のようですし、食べたい一品です。
    資料によって多少の違いはありますが、5月~8月程度に獲れる“あじ”は質が良く、特に6月~
    7月の“あじ”は非常に食味に優れていると言われております。
    お伺いすべきは春~夏になりそうです。
  3)メヌケ
    これは良く分かっていません。
    深海魚、高級魚、旬は、秋から春にかけての季節、特に、真冬の1~2月は脂が乗る時期で、
    最も旬。
    “松輪”さんの食べログの口コミで“メヌケ”で検索すると4件しかヒットしません。
    訪問されたのは1月~3月です。
    この時期で運が良ければと言うことになるのでしょうか・・・
  なお、今回いただいた“アブラボウズ”の食べログの口コミは105件中、3件です。
  この口コミを入れると4件になるのですが、今回、本当に運が良かったといえます。

本当は、足繁に出掛け、四季折々のお魚をいただくべきでしょうが、これは絶対というものだけを上げておきました。

  • 本日いただいた”黒魚”(”アブラボウズ”)の煮付 1,820円

  • ”刺身三種盛合せ定食” 1,960円 もお願いしました。

  • ”松輪サバ”も食べたかった一品です。本日は水揚げ無しで、残念!!

  • ”アブラボウズ”の旬は冬です。スタッフからも紹介されました。勿論、お願いしました。

  • ”アブラボウズ”は高級魚として人気の高い、深海に棲む巨大魚です。

  • ”アブラボウズ”は、漢字では“脂坊主”と書きます。文字どおり、非常に脂が乗っており、体脂肪率は、何と40%もあるとのことです。

  • 刺身皿には、”鰆”、”鮪中とろ”、”金目鯛”に、おまけですと”イイダコ”を付けてくれました。そして”海苔の佃煮”も乗っています。

  • ”鰆”、関東では”寒鰆”と呼び冬の12月から2月には、身が真っ白になるくらい脂が乗るのだそうです。

  • ”鰆”は脂が乗っおり、炙ることで脂をほんの少し落としてあり、皮目は香ばしく、美味しいです。

  • ”鮪中とろ”、脂”鮪中とろ”、分厚く切られており、食べ応えがあります。が乗り、ネットリとしており、充分な旨み、とても美味しいお刺身です。

  • ”鮪中とろ”、分厚く切られており、食べ応えがあります。

  • ”金目鯛”、ホンノリ桜色の刺身は柔らかめで、クセがなく、上品な味わいです。

  • ”金目鯛”、ウッスラと乗った脂が、舌の上で微かな甘さを感じさせてくれる美味しさです。

  • ”イイダコ”はおまけで付けてくれたものです。足がクルンとなっていて、柔らかい!!硬いわけではないのに、噛めば噛むほど味が出てきます。

  • みそ汁は”+160円”で、あら汁へ変更しました。

  • ”あら汁”の中には大きな目玉の跡と鮮やかな赤い姿をしていた”金目鯛”の頭が入っていました。

  • ”金目鯛”の”あら汁”に舌鼓、骨をシャブリながらも綺麗に残し、飲み干しました。

  • ”茶碗蒸し”には、”鶏肉”、”かまぼこ”、”三つ葉”、底にはキチンと”銀杏”も入っていました。出汁も効いており、舌触りも滑らかで、美味しかったです。

  • 小鉢の一つは”ヒジキの煮物”、甘さを押えた味付けです。

  • 小鉢の二つ目は、”ふろふきダイコン”です。熱々と言うわけでは無いのですが、出汁が染みており、甘い味噌ダレで美味しくいただきました。

  • ”お新香”は、”キャベツ+ニンジン+ハクサイ”と”キュウリ”、”ダイコン”の浅漬けです。

  • お店の正面:松輪港から見るお店

  • 海側(東京湾?)から見たお店

  • ”松輪海岸”側から眺めたお店

  • 内観:多くのテーブル席が用意されています。海の向いたカウンター席からは素晴らしい海の景観が望めます。

  • お店から望める”江奈湾”、静かな海、漁船が係留されています。右の方には松輪港があります。

  • 芸能人の色紙、丁寧にプレゼントされた方の名前が書かれた付箋が付いていました。”窪塚洋介”、”バービー”、”山下慎司”、”三船美佳”、”岸明日香”、”稲森亜美”さんたちです。

  • 大きく書かれた黒板メニュー、見やすく、分かりやすい。

  • 冊子メニュー(1)”刺身盛合せ定食”と”天ぷら”、”焼き魚”、”フライ”等と”刺身”を組み合わせた豪華な定食

  • 冊子メニュー(2)天丼と単品各種

  • 冊子メニュー(3)ドリンク各種とお子様メニュー

2022/01/31 更新

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