tatu8343さんが投稿したオリベ(神奈川/二宮)の口コミ詳細

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オリベ二宮/そば、日本料理

1

  • 昼の点数:3.8

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 3.8
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2022/11 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

他では味わえない“鯛焼き飯”と“蕎麦ひろうす揚げだし”をいただきました。

神奈川県は湘南、西湘地区二宮町の“食べログそばEAST百名店”のオリベさんを訪問した際の口コミです。
電車で移動、二宮駅からは歩いて30分弱、約2.2㎞、歩数にすると約3,200歩、ウォーキングに適した距離ですが、帰りを考えると少し長目になっちゃいます。
二宮町はどちらかと言うと閑静な住宅街、これまでこの駅で下りることは殆ど無かったと思います。

お伺いしたのは平日、開店時間を目指したのですが、思ったより歩く距離が長かったので11:10と少し遅刻です。
お店は住宅街の一角、整形外科と薬局に挟まれた一軒家です。
しかし、周辺の建物は一般家庭のお家かと思います。

店先の階段を上り、引き戸を開け店内に入ると、お出迎えしたくれるのが、目の前に現われるガラスで仕切られた蕎麦打ち場と調理場でした。
中では、ご主人が黙々と作業をされています。
小洒落たお蕎麦屋さんといった雰囲気です。
そして、蕎麦打ち場の横にはお店の名前の由来となる織部焼が置かれ、他にも店内の随所にユニークな置物があります。
“オリベ、古田織部”については他の方が色々と投稿されているので省略します。

店主の奥さまらしき方が居られ、1人と告げると、奥の方の2人掛けテーブルに案内されます。

お店のレイアウトは、窓側に4人用テーブルが2卓、そして中側に私の座る2人用が1卓です。
奥の方になる厨房の前には6人用のテーブルが1卓と、計16席ほどになるかと思います。
そして入口には中待ちのお客さん用として3人ほどが座れるベンチが置いてあります。

先客は1組、2人でした。

  お願いしたのは、
    1)三色穴子と海老天せいろ
    2)鯛焼き飯
    3)蕎麦ひろうす揚げだし
  の3品です。
  少し、多めですが、あれもこれもと食べたいとする性格ですので、お許しください。
  “三色穴子と海老天せいろ”の“三色”とは、“田舎”、“白雪”、“せいろ”の3種類の
  “お蕎麦”のことです。
  それに“穴子と海老の天ぷら”も付けた、少し贅沢な“お蕎麦”のセットです。
  “鯛焼き飯”には“お蕎麦の実”が入っているとのこと、他では余り食べることのできな
  い一品です。
  “蕎麦ひろうす揚げだし”は“がんもどき”とのようなものです。

  “三色穴子と海老天せいろ”が、10分ほどで運ばれてきました。
     ・“お蕎麦”は“田舎”、“白雪”、“せいろ”の3種類、
     ・“天ぷらのタネ”は“穴子”、“海老”、“パプリカ”は赤と黄色の2色に
       “ブロッコリーの5種類、
     ・“薬味”は“山葵”、“大根おろし”、“刻みネギ”の3種類、
     ・他に蕎麦徳利に蕎麦猪口、“七味”、割り箸
    が、お盆にまとめられています。
    これだけの品が10分ほどで、運ばれてきたのです。
    “お蕎麦”を見ても一緒に茹でているようでもなく、“ラーメン”みたいに“デポ”で
    の茹で上げかな?茹で鍋が沢山あるのかな?それにしてもこの3種類の“お蕎麦”
    に“天ぷら”まで、付いたセットが、この短い時間で提供されたのです。
    段取り、手際が良いのだと・・・それより味わう方のが先!!と悩まずにいただく
    事とします。

   “田舎”は“十割蕎麦”、3種類の中で、一番“お蕎麦の香り”が強いようです。
     太さは、他に比べやや細め、“ホシ”は小さく、丁寧に挽かれているようです。
     粒々感は弱く、ザラつきも少なめ、一般的な“田舎”よりも、かなり滑らかな食
     感です。
     他店ではこれ見よがしな太くてゴワついた“田舎蕎麦”が多い中、“オリベ”さん
     の“田舎”は香り良し、歯応えがありながらも、上品な“田舎蕎麦”です。

   “白雪”は“蕎麦の実”の中心部の白い部分のみを製粉し、打った“お蕎麦”、“更科”と同
     じ分類になるかと思います。
     見た目、その名の通り白く清楚で美しい“お蕎麦”です。
     食感はツルツルと喉越しも良く、一番滑らかかと思います。
     ほのかな甘みも感じるこれも上品な“白雪のお蕎麦”です。

   “せいろ”も、“十割蕎麦”です。
     細切りで、優しめですが、“蕎麦の香り”も楽しめます。
     ツルッとした喉越し、コシのある食感に“蕎麦の風味”が優しく香ります。
     いつも食べているためか、変な表現ですが、安心感を与えてくれるいつもの
     ”せいろ蕎麦”の美味しさです。
   
   “蕎麦汁”は、甘すぎず、スッキリとした辛口です。
     辛口といっても、決して塩っぱい訳ではなく、”出汁の味“が濃いのです。
     “鰹”と“昆布”の旨みが、ジックリと煮出され、“汁”の中に留まり、“お醤油”の強
     い味わいにも負けず、“お蕎麦”を引き立ててくれています。

   “蕎麦湯”は透明でサラサラッとしたタイプです。

   “天ぷら”、“衣”は、お蕎麦屋さん仕様で厚めです。
     お蕎麦屋さんの“天ぷらの衣”が厚い理由は、“蕎麦汁”を染み込ませて美味しく
     いただくためとあります。
     しかし、これは沸かした“汁”をかける“天ぷら蕎麦”の話だと思います。
     “お蕎麦”に“汁”を浸けて食べる“せいろ”ではどうなのでしょう。
     美味しそうだから食べる。
     それで充分でしょう!!

    “海老”は身と頭の部分を分けて提供されます。
      水槽の中から取り出した取れたての“車エビ”、“身の部分”はプリプリ、
      “尻尾”はパリパリと食べられます。
      頭の部分には“ミソ”も残っており、丁寧な取り扱いで揚げられた“天ぷら”、
      美味しくないはずはありません。

    “穴子”は小さめで、“穴子”なのにアッサリとしています。

    “ブロッコリー”“パプリカ”は“大葉”などの和風のタネの方が良いかと思い
      ます。

  “鯛焼き飯”は、“鯛の炊き込みご飯”を、“卵”とたくさんの“揚げた蕎麦の実”を混ぜ、
    炒めた“焼き飯”(風?)です。
    フンワリ、パラパラッと炒められた“鯛焼き飯”、混ざる“蕎麦の実”は“ご飯粒”
    より小さいのですが、カリカリッとした歯応えがあり、いつの間にかよく噛んで
    食べています。
    上品な“鯛”の旨味で、深みのある味わい、揚げた“蕎麦の実”で香ばしく、脂っこ
    さもないアッサリとした“鯛焼き飯”です。
    他では食べられない絶品です。
    別皿で、“昆布の佃煮”と“細切りたくあん”も付いています。

  “蕎麦ひろうす揚げだし”、素揚げした“獅子頭”と“大根おろし”、“生姜”、“出汁”が添え
    られています。
    ”ひろうす”、漢字で書けば“飛竜頭”で、“自家製のがんもどき”のようなものです。
    オリベさんの“ひろうす”は、“お蕎麦”が加わり、“高野豆腐”や“ひじき”が入ってい
    ます。
    揚げたて、熱々の状態で提供され、表は香ばしくカリッとし、中はフンワリした
    食感です。
    素朴な中に、お蕎麦屋さんらしい味わい、贅沢な”がんもどき”です。

“三色蕎麦”を大盛にはしませんでしたが、“鯛焼き飯”は普通に多めです。
満足感と共、満腹にもなりました。
他では味わえないお料理、美味しくいただきました。

ご馳走様でした。

なお、オリベさんでは、お蕎麦屋さんでは普通のメニューの“たぬき蕎麦”、“きつね蕎麦”、そして“天丼”、“親子丼”のご飯類、“蕎麦前”等の一品料理定番の“出汁巻き玉子”、“板わさ”等は置いていません。
その代わり、今回いただいたお店独自の創作料理があります。
本日いただいて理解したのは、珍しいと言うことでは無く、美味しいと言うことです。
故に人気を博しているのかと思います。
独自路線の“食べログそば百名店”なのです。

  • 本日いただいた”三色穴子と海老天せいろ”

  • ”三色”とは左から“田舎”、“白雪”、“せいろ”の3種類の“お蕎麦”のことです。

  • “田舎”は“十割蕎麦”、3種類の中で、一番“お蕎麦の香り”が強いようです。

  • “白雪”は“蕎麦の実”の中心部の白い部分のみを製粉し、打った“お蕎麦”、“更科”と同じ分類になるかと思います。

  • “せいろ”も、“十割蕎麦”、細切りで、優しめですが、“蕎麦の香り”が楽しめます。

  • “薬味”は“山葵”、“大根おろし”、“刻みネギ”の3種類

  • “天ぷらのタネ”は“穴子”、“海老”、“パプリカ”は赤と黄色の2色に“ブロッコリーの5種類です。

  • “鯛焼き飯”は、“鯛の炊き込みご飯”を、“卵”とたくさんの“揚げた蕎麦の実”を混ぜ、炒めた“焼き飯”(風?)です。

  • “鯛焼き飯”、上品な“鯛”の旨味で、深みのある味わい、揚げた“蕎麦の実”で香ばしく、脂っこさもなくアッサリとした美味しさです。

  • “蕎麦ひろうす揚げだし”、素揚げした“獅子頭”と“大根おろし”、“生姜”、“出汁”が添えられています。

  • “ひろうす”は、“お蕎麦”が加わり、“高野豆腐”や“ひじき”が入っています。揚げたて、熱々の状態で提供され、表は香ばしくカリッとし、中はフンワリした食感です。

  • 店内の様子、日差しが入り、明るいお店です。

  • お店は住宅街の一角、整形外科と薬局に挟まれた一軒家です。

  • 少し、急な階段を上る必要があります。

  • メニュー(1)メイン

  • メニュー(2)おつまみ

  • メニュー(3)お飲み物

2024/05/26 更新

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