この口コミは、tatu8343さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:3.8
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 3.8
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|雰囲気 3.8
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|CP 3.8
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.8
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| サービス3.8
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| 雰囲気3.8
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| CP3.8
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| 酒・ドリンク- ]
お昼のメニューは一品のみ、拘りのお蕎麦3種類コース
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始めに提供されたのは香ばしい”蕎麦茶”でした。
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最初の冷たい“お蕎麦”は“季節の蕎麦”、今日は“柚子切り蕎麦”です。
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白い肌の“お蕎麦”に“柚子”を練り込んだ、見た目にも美しい色の“お蕎麦”、細い“お蕎麦”ですが、シコシコ、ツルツルと食感も喉越しも気持ちの良い”お蕎麦”です。
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“温かい蕎麦”は“ニシン蕎麦”、“かけ蕎麦”の上には“身欠きニシンの甘露煮”、その上には“白髪ねぎ”と“三つ葉”です。
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“ニシン”を箸で持上げ口に運ぶとホロッと“身”が崩れます。すると優しい“佃煮”のような甘さと旨みが口の中に拡がります。
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“冷たいお蕎麦”は“冷やしおろし蕎麦”、“お蕎麦”の上には“大根おろし”、”鰹節”と“刻みネギ”です。 注)この写真は提供時の姿では無く、撮影前に少し箸でかき混ぜてしまいました。
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“蕎麦湯”は無調整でサラサラ、残り少ない最初の“お蕎麦のつけ汁”で〆としていただきました。
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お昼はメニューが一つのお蕎麦屋さん、夜は焼き鳥屋さんです。
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2025/01/25 更新
センター北駅に程近く、お昼のメニューが一つというお蕎麦屋さん“越廼”さんに行ってきました。
平日に1人での訪問です。
センター北駅からは歩いて3分ほどの所、お隣は“食べログ カフェ 百名店 2022 選出店”の“カフェサロンソンジン”です。
到着し、暖簾をくぐったのは開店時間の11:30、中は薄暗く、私が最初の客のようです。
すると、中からご主人のお出迎え、そこで伝えられたのは
「うちは1800円のおまかせのみのことをご存知ですか?」
と確認されます。
勿論、
「了解しています。」
との返事をし、中に招き入られます。
入口で靴を脱ぎ入店、店内は全面板張りの床にカウンター席とテーブル席があり、いずれの席も掘り炬燵のように足が伸ばせる造りになっています。
他にお客さんも居なかったので、正面、奥のカウンター席へと案内されます。
今度はメニューの説明、
「冷たい、温かい、冷たいと3種の“お蕎麦”を出すが、2番目の温かいは“ニシン“と”鴨“が選べます」とのこと。
鴨は普段食べているので、
「“ニシン”にして下さい」
と返事します。
店内には名だたる銘酒の一升瓶がズラリと並んでいます。
そして壁には木札メニューが下がっていたので、その写真撮影の可否をお伺いすると「下がっているのは夜のメニューだけ、焼鳥屋のものなので昼は関係なし」とのこと、暗に断られたかと思い、お料理だけの撮影の許可を得ておきました。
冷たい“お蕎麦”が最初に提供されます。
“季節の蕎麦”、今日は“柚子切り蕎麦”です。
“お蕎麦”は“更科”でしょうか、白い肌をしています。
白い肌の“お蕎麦”に“柚子”を練り込んだ、見た目にも美しい“お蕎麦”です。
細い“お蕎麦”ですが、ツルツル、シコシコとしています。
上品な味わいに、“柚子の香り”も良く、スルスルッと入り、“お蕎麦”の美味しさ、
喉越しの良い“お蕎麦”です。
“つけ汁”は甘さに頼らずシッカリと“醤油”が利いています。
“醤油の風味”と喧嘩しないよう配慮されているのか、“鰹節の風味”は抑え気味
のようです。
しかし、旨みは引き出されており、“醤油の濃厚な風味”を優先した美味しい
“つけ汁”です。
“お蕎麦”でスルスルッと美味しさを味わったのですが、“つけ汁”自体の美味し
さも堪能したく、グイッと飲んでしまい、残しておくべき“蕎麦湯”用が少なく
なってしまいました。
“温かい蕎麦”は“ニシン蕎麦”、“かけ蕎麦”の上には“身欠きニシンの甘露煮”、その上に
は“白髪ねぎ”と“三つ葉”です。
“汁”は熱々では無く、食べ頃と言える温度です。
“ニシン”を箸で優しく“汁”に浸し、持上げ口に運ぶとホロッと“身”が崩れます。
すると優しい“佃煮”のような甘さと旨みが口の中に拡がります。
“汁”には“ニシンの脂”が溶け出し、まろやかに馴染み、コクが出ています。
“お蕎麦”と優しい甘辛さの“ニシン”の身がよく合い上品な味わいの“お蕎麦”でした。
”後の冷たいお蕎麦”は“冷やしおろし蕎麦”です。
“お蕎麦”の上には“大根おろし”、そして赤く粗い粉のようなもの(“鰹節”)と
“刻みネギ”です。
この“鰹節”については、いただいていたときには“鰹節”との認識ができず、後に
ご主人に確認し、わかった次第です。
不明の至りではありますが、実は香ばしいとも感ずるもの凄い風味に、“桜えび”
ではと思いながらいただいていたのです。
言われてみれば、の感想になってしまいますが、“削りたての鰹節”の鮮やかな香
りに優しい“大根おろし”、時折口に入り苦味を伴う“刻みネギ”、サッパリとした
美味しい“お蕎麦”です。
“蕎麦湯”は無調整でサラサラです。
残り少ない最初の“お蕎麦のつけ汁”で〆としていただきました。
ご主人は如何にもお蕎麦職人さんらしい顔立ちで、頑固そう。
容易に妥協しそうもない、この方が作るお蕎麦は・・・と思わせる風格のある方でした。
しかし、”お蕎麦”を出す度に丁寧な説明をしていただけます。
そんなご主人に帰り際に、“冷やしおろし蕎麦”の赤い粉について、確認すると
「鰹節だよ」とのこと、
香りが濃厚なため”海老”と勘違いしている方も多いそうです。
すると調理場から“鰹節”を持参し、見せてくれます。
「この部分がお客さんに出すために今削った部分、こちらが前のお客さん用」、
私用の“鰹節”の削った面は赤く、前のお客さんのところは白っぽい茶色をしています。
「鰹節は削り立てでなければいけない。15分ほどで色が変わってしまう」
削ったら、直ぐ使用するとのことです。
お伺いしたお話の通り、“鰹節”だけに限らず、素材を知り、素材を活かすご主人の哲学
とも言える拘りの素晴らしい“お蕎麦”でした。
有り難く、頂戴いたしました。
注)“冷やしおろし蕎麦”の投稿写真について
投稿したこの写真は、ご主人から受け取った状態、ままの写真ではありません。
受取りお盆に乗せたときに、上述した赤い粉が何なのかと気になり思わず箸を付けてしまったものです。
撮り忘れていることに気づき、少し寄せ、戻しはしてはみましたが、元の状態とは異なっています。
ご承知願います。