2回
2023/09 訪問
シャリ、ネタともに最高のこだわりが感じられるお寿司屋さん
目白通り沿い、バス停の目の前のマンション1階にあるこちら。
17時から仕込むシャリは18時台がおすすめとの紹介があり18:30に予約して伺いました。
外観、内装ともとってもシンプルで、お花が一輪飾られているだけの店内。それでも落ち着きがあります。
まずは珍しく入荷できたという目一鯛のお刺身から。
程よい弾力があります。細かく刻まれた薬味の入ったお醬油とあわせて。
貝のお刺身には自家製の梅の薬味をあわせて。初めての組み合わせでしたが、マッチしています。
そして驚きなのが添えてある、こちらも自家製の奈良漬け。食感もとっても上品でした。
そしてお待ちかねのお寿司。
まずはシャリをそのままで。ほんの少し温かみがあって米一粒一粒がしっかりしていて口の中でほぐれていく感じでした。
昆布締めや漬けのネタが多かったですが、どれも旨味が増しています。
特にまぐろの食感が最高でした。
小肌もしっかりとした味がついていて、個人的な好みです。
うに、いくらの軍艦ですが、ネタももちろんですが海苔の相性が最高でした。
後半にいただいた穴子は、今まで食べたものの中で一番ふっくら柔らかく、別のものを食べているかのような感覚でした。
おつまみの品数は少な目ですが、あえて腹八分目くらいになるように設定されているそうです。
スナック菓子をぽいぽい口に運ぶように、どんどん食べたくなるお寿司でした。
写真を見返していても、また行きたいなと思い出されます。
いただいたメニュー
つまみパート
・目一鯛(めいちだい)、16時まで活かしていたもの。豊洲に10本程度しか入らない珍しい魚
・目一鯛の肝スープ
・カツオ、カツオの中骨で作ったしょうゆをあわせて
・たいら貝、北寄貝、自家製の奈良漬け
・まぐろのづけ、辛味大根を添えて
寿司パート
・まぐろ背とろ
・ぼたんえび昆布締め
・さわら とろ
・ぶり漬け
・まかじき昆布締め
・目一鯛とろ
・小肌
・まぐろ背かみ
・うに
・いくら
・穴子
・北寄貝(巨大)
・すみいか
2024/03/14 更新
久しぶりの訪問になってしまいました。
平日の18:30に伺いました。
まずはビールで乾杯。グラスも冷えているのでより一層美味しく感じられます。
最近は猛暑が続いていて仕入れにご苦労されているとのことでしたが、この日も美味しく頂きました。
•カツオのお刺身
•カジキとブリのスープ
•石垣貝
カツオはしっとりとした脂があり美味しいです。お刺身はもちろんなのですが、薬味も丁寧に用意されているのがお気に入りです。
•背トロ
•新子
•あかエビ
•ブリ
•黒アワビの煮付け
•マカジキ
•イカ
•春子鯛
•カツオトロ
•奈良漬
•穴子
•ウニ
•エビ出汁のお味噌汁
•コチすり身の卵焼き
•干瓢
•エビ
•イワシ
•ネギトロ巻き
•パイナップル
とろける背トロで握りスタート。また食べたい一貫です。
マカジキはサーモンのようなオレンジ色で脂もありました。
アワビは日本酒と塩だけの煮付け。シンプルだけどこういうのがとっても良い。煮る時に使った日本酒も頂きました。
この日のお気に入りはカツオのトロ。初めて食べましたが、質の良い上品な脂でした。
エビ出汁のお味噌汁はとても濃厚。また食べたいです。
巻物を追加して程よい満腹となりおしまいに。
大将の穏やかなお人柄から、仕入れから丁寧に対応されているのが伝わる素敵なお寿司店です。
次回は秋冬にお伺いしたいと思います。