2回
2024/02 訪問
駿河湾すごい!心が温まるお料理とおもてなし
静岡駅から徒歩5分ほどに位置するこちら。とにかく楽しみにしながら初訪問です。
食材は魚介類はどれも普段食べているものとは全く違う食感で、自然のおいしさが大将の腕によって昇華されたお料理たちでした。ぜひ大切な人と味わいたいです。
また大将はじめお店の皆さまが本当に温かくて大ファンになりました。
お腹も心も満たされたお料理の内容は以下です。
⚫︎カブと紅はるかの餡、醤油麹
カブの皮でとったお出汁、紅はるかを焼き芋にしてから裏ごししたとってもなめらかなペースト
⚫︎アカザエビ(手長海老)
焼津でとれた朝にしめたばかりのエビです。
水深300-400mのところでの籠漁なので傷がつきにくく、また大きなエビがとれるとのこと。
炭火焼きした身に、卵とミソで使ったソースでいただきます。
とにかくエビの身がぶりんぶりん。ソースも自然な塩気でも濃厚でしっかりなお味。
⚫︎蛤の飯蒸し、蕗のとうの葉っぱを添えて
蛤のお出汁、身も歯ごたえがあり、噛むほどに旨味が感じられます
⚫︎あさはた蓮根の揚げ物
あさはた蓮根は土の栄養をたくさん吸収していて粘り気と歯ごたえがあります。一つひとつ手で掘り起こされるのだとか。
おかきを衣にした食感が楽しい揚げ物です。
⚫︎太刀魚のお椀
定置網で漁をした太刀魚のためくさみがなくお椀にできるのだそう。
身を結ぶことで食感の違いが楽しめます。
下にはえびいもまんじゅう、たけのこの合わせて。
⚫︎お造り(あじ、ひらめ)
箸で掴んだだけでわかる弾力。
⚫︎ほうれん草のごまあえ
ごまを炒るところからはじまります。店内にはごまの良い香りが漂います。
ほうれん草は全くえぐみがなく、驚きです。
⚫︎白甘鯛
うろこを油で揚げて立たせたあと、身はふっくら焼きあげます。
とにかく身が厚くて今までにない食感。
白甘鯛からとった出汁と一緒にいただくのですが、この出汁も絶品すぎます。
⚫︎水菜のおひたし、かぶ
削りたてのかつおぶしを添えて。ふわふわで口に入れた途端に溶けます。
⚫︎サバ味噌
低温で火入れしたサバを、サバ味噌風で。
普段食べているサバとは全く食感が違って今までに食べたことが無いサバでした。
この日はサバの白子もとれたとのことで、一緒にいただきました。しっとり食感です。
⚫︎お食事
まずは炊き立てのごはんをそのまま。お新香も上品で美味しい。
本メジマグロの漬けごはんと、
筍と菜の花の炊き込みご飯にエボダイが続きます。
最後はこの日の魚のアラでとった出汁のラーメン。いつでも食べたい優しいお味です。
⚫︎デザート
杉錦の酒粕をプリンにしたもの。
ガツンと酒粕なのですがイチゴソースと合わせるとまろやかにチーズケーキ風になります。もちろんそのままでも。
また伺う日を楽しみで仕方ありません。
2024/02/17 更新
夏のFUJIさんに伺い、この時期にも楽しませていただきました。
味わっていたりおしゃべりしていて抜けているものもありますが、
この日のいくつかのメニューは以下です。
●浜名湖どうまんガニ
浜名湖で採れたカニのことをそう呼ぶそうです。
●新銀杏と海苔のリゾット
初めての組み合わせでした。
●赤むつ
モロヘイヤ、ねぎとうがらし、生姜のタレをあわせてさっぱりと。
●カマスとアジ
●エボダイのお椀
●白甘鯛
●なすと万願寺とうがらし
●ごはん
きぬむすめという品種です。
むしきらず、みずみずしさを楽しみました。
●デザート
わらび餅です。とてもなめらかでした。
また次の季節に伺うことを楽しみにしています。