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昼の点数:5.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 5.0
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[ 料理・味5.0
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| 雰囲気5.0
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| 酒・ドリンク5.0 ]
いつかまた薩摩焼でコーヒーを。
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2026/02/05 更新
荒木陶窯の薩摩焼カップで口にしたコモドドラゴンは、豆の個性以上に「器」が味覚体験を規定する一杯だった。
まず、口当たりが明確に異なる。白薩摩に見られる貫入の繊細さとは対照的に、荒木陶窯の土味を残した質感は、液体のエッジを丸め、コモドドラゴン特有の野性味ある苦味や発酵由来のクセを過度に立たせない。結果として、エグ味は抑制され、飲みやすさが前面に出る。
一方で、軽くなることはない。重量感のある器が保温性を確保し、抽出後半まで温度低下を緩やかにするため、コクの厚みと粘性が持続する。口中では低音域が支配的で、酸は主張せず、土っぽさとカカオ感が重層的に広がる。これは明らかに、量産磁器では再現しにくい挙動だ。
黒薩摩が本来、生活の器として「日常に耐える」ために設計されてきた文脈を踏まえると、このカップは観賞用ではなく実用品として完成度が高い。派手さはないが、コーヒーの持つ力強さを過不足なく受け止める懐がある。
総じて、この組み合わせは「豆を楽しむ」というより、「コーヒーを飲む体験」を完成させる。コモドドラゴンの重たく濃いキャラクターを、荒木陶窯の薩摩焼が制御し、洗練させた好例である。